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聖なる黒夜
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聖なる黒夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 21~40 2/3ページ
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昔から読書が好きで、様々なジャンルの本を読んできましたが、 これほどまでに強く衝撃を受けた本はありませんでした。 そしてこれから先、どんな本を読んでも、これ以上の衝撃と感動を 覚えることはもうないだろうと思っています。 どうしようもなく深く、悲しく、逃げ場のない物語なのに、読み終わった後 何故か少し救われたような、そんな気持ちになる、不思議な魅力のある本です。 新しく読む本を探している方に、強くおすすめする一冊です。 | ||||
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擦り傷やへたり・汚れ等もなく綺麗な状態で届いたので大満足です。 | ||||
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擦り傷やへたり・汚れ等もなく綺麗な状態で届いたので大満足です。 | ||||
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上下の分かれる前に単行本で購読し、文庫に上下各次に書きおろしがあると言うので購入しました。 主役はだれ?ってほど人物がめちゃくちゃですが、目が離せず。 一気読みでした。 一気読みは「女神の永遠」「月神の浅き夢」「聖母の深き溝」の緑子シリーズからですが。 このあと「花咲慎一郎」シリーズにもいっきにいきます。 この自分にはないであろう入り組んだ人間関係が、とても現実的に書いてあります。 読み終わると今度は暇な時に読み返す本となります。 ぜひ。 | ||||
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巷間のBLでは、有名らしいですね。 シリーズらしいのですが、私はこの「聖なる黒夜」しか読んでません。 しかし、この後、読むつもりです。二人に、はまってしまいました。 いいですね~、この二人の関係が。 人から薦められて、読んでみたら 夢中になってやめられない。 こ、これは・・・ 懐かしさにしんみりしてしまいました。 読みながら思い出したのは、 学生の頃夢中になって読んだ栗本薫氏の作品群 「真夜中の天使」とか「捕り物帳シリーズ」とか「元禄無頼」とか ようするに、「小説」してるんですよね。 孤独である人間を描くところなぞ、文学の香りすらする。 BLなんて「しょせんB級」。まともに読むに値せず、とまでいわなくても 息抜き程度ちょうどいい私にとって、ある意味新鮮でした。 山内練のキャラは、手塚治虫氏の「MW」の結城美智男を彷彿させ (だから、途中から山内が、玉木宏に見えてしようがなかった。) 悪魔的な山内が、刑事の麻生にだけは甘えるのが可愛いかった。 (個人的には山内が、女っぽく見えて仕方なかったですけどね。私は、麻生派ww) この二人の会話が突き抜けて面白い。 ストーリー性うんむんよりも、この二人のキャラが際立って、キラキラと輝いている。 きっと、作者はこの二人をこよなく愛してるんだな、と感じてしまいました。 「冤罪」というか「不可抗力」で、いびつに捻じ曲げられてしまった人生。 ラストの練の台詞が圧巻。効いてました。 読みごたえありの一冊でした。 | ||||
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内容は面白かったです。 品物も良品でした!! ただちゅう子でもいいとは思いました。 | ||||
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たまたま手にとった本でしたが…(;o;)やられました。主人公たちの思うたび、心がぬじれるように痛みます。出会えて良かったと思える作品です | ||||
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ハードカバー、文庫と買い、そしてKindleで購入。手元でいつでも読める、しかも、割引価格(笑) 練と麻生の今後の物語を早く読みたい! | ||||
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とにかく長い。謎が気にはなるのだけれど、 描写が長すぎて退屈だった。 読破するのに時間がかかってしまいました。 暴力的なシーンが多くて、私の好みではありません。 | ||||
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話が長すぎて、読んでいて飽き飽きしてきました。 もううんざり、という感じ。 性描写はリアリティがあり過ぎて、気持ち悪くなりました。 もう2度と手に取りたくない。 | ||||
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今まであまりご本を読まなかったのですが・・・ このご本は読み出したら、ハマっちゃいました。 筋書きの展開が早く、まるで映画を見てる感じです。 | ||||
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上巻を読みきって、すぐに下巻も注文しました。 もぉ、面白くって一気に最後まで読みきりました。 柴田さんのご本は他にも有るので読みたいと思ってます。 | ||||
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人間ドラマです。 私は女なので計り知れぬ男の世界の愛憎劇 読書中、夢中で浸ることができました 「こんな世界があるなんて」と日常を一切忘れることができる 贅沢で稀な時間を過ごすことができました 韮崎によって生かされ、歪められ、そしてもう一度生き返された山内の人生 韮崎もまた、山内を通して生き返していたのではと、都合よく浸ってしまいました。 素晴らしい小説です ぜひ、たくさんの方に読んで欲しい。 読後、生命力を貰える、素晴らしい本です。 読んで本当に良かった | ||||
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いやぁ、面白かったです! 正直、上巻の後半まではそれほどいいか?って感じでしたが、そこからの盛り上がりはすごかった。 寝る間を惜しんで夢中で読んでしまいました。 たくさんの散りばめられたピースが、嵌るべきところに嵌る感覚が本当に爽快でした。 わたしはBLが好きで、この本を読み始めましたが、やっぱりよくある(?)BLに比べて人物像に厚みがあるなぁという印象を受けました。 人間関係や心情が複雑というのかな。 なんかずっしりと重いものが残りました。 BL的な関係で表すと、麻生龍太郎(攻、刑事)×山内練(受、総受け気味、ツンデレかな)って感じ。 まぁこんな軽いもんじゃないけども・・・。 麻生は渋くてめちゃめちゃ格好いい! 作中の、「1人で完結してしまっている」という表現はすごく好きです。 練は掴みどころのない男。 汚い言葉使いの悪党かと思いきや可愛らしかったり、すごく弱弱しかったり、冷たいのかと思いきや寂しがり屋だったり。 その不安定な感じがとっても魅力的です。 BL好きな方にはぜひ読んでもらいたい。 でもそうじゃない方、男同士に嫌悪感を覚える方にはあんまりおススメしないかも。 というのは、一般的な小説より性的表現が多いように感じるからです。 でもミステリーとしても人間ドラマとしても本当に面白かったです。 | ||||
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思わせぶりにつぎつぎに出てくる伏線、登場人物のそれぞれの過去と秘密。怒涛のように押し寄せて、圧倒されました。魅力的な人物像と読者の価値観をも問い詰めるストイックさ。久しぶりに面白い本を読みました。 | ||||
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何なんでしょう?この感覚は。 今までにない引き込まれ方で、 先が気になり読み進めてしまいます。 やくざの幹部が殺されるという始まりから、 容疑者の一人である山内練とその彼と因縁のある 麻生刑事を中心に物語が進みます。 『激流』の時にも感じましたが、柴田よしきさんは 会話の表現がとてもうまく、ぐいぐい引き込まれます。 場面展開も現在と過去を行き来し、 真実に近づいていく感じがたまりません。 同性愛への嫌悪感が酷い方にはお勧めしませんが、 今から下巻を買いに行き一気読みします。 | ||||
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これは、警察小説と恋愛小説とが、巧く混ざり合った作品です。 それも、極上レベルの。 この作品を読むために、先にRIKOシリーズ3冊を読み 山内練と、麻生龍太郎という登場人物をほんの少しだけ、掴んだつもりでいた。 RIKOシリーズは、この作品のその後…という設定なので 山内と麻生の繋がりが、どれだけ深い刹那なのかということを この物語で全て語られている。 RIKOの時は、冷酷なイメージであった山内の内側が見える。 山内練のファンサイトがあるのもなんだか頷ける。 冤罪という重いテーマと、実際に起きた殺人事件とが 交差してストーリーが進み、読み手を飽きさせることなく 上・下巻1000ページ近くを突き進む。 聖なる夜に起こった出来事が、新たな殺人事件の真意にも繋がる。 将来を嘱望されていた練へ、襲い掛かる「冤罪」 それを担当した刑事、麻生。 子供を轢き殺された母親。 父親を焼き殺された娘。 彼や彼女達の悲痛な叫びが、絡まりあって一気にラストへと縺れ込むあたりは見事。 ホモセクシャルに偏見を持つ方にも、是非読んでもらいたい。 それは、必要不可欠な設定であり そういうものを超えた 人間のラブ・ストーリだと思うから。 読み終えた後、しばし呆然とした。疲れた。 こんな刹那な物語は、そう続けて読めるもんじゃない。 当分は、ライトな短編小説でも読んで 少し肩の力を抜きたいとさえ思う。 | ||||
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「聖なる黒夜」以前にRIKOシリーズで登場する練はもっと冷徹な印象を持ちましたが、たぶん柴田自身RICOシリーズではサブキャラだった練を書いているうちに、作者自身が魅せられていったのだと思いました。 麻生とその先輩の関係も妖しいものがありますが、何といっても気弱な大学生だった練の描写、そして麻生との再会ではすっかりその面影はなくと、各キャラクターに魅力があり、ストーリーも起伏にとんでいてあっと言う真に読ませてしまう説得力があります。退屈な日常からちょっとはみだしてみたい時にお勧めの上、下巻です。ドラマ化や映画化すればいいのにとも思いますが、やっぱりイメージが壊れたらいやなので、複雑な心境です(苦笑) | ||||
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どうしてこれまで本作品を読まなかったんだろうと疑問に思うほど、 心が震える作品でした。ハマりました。言葉で言い表せません。 ミステリー、ハードボイルド、同性愛… 色々と自分の好きなモティーフがつまっているのですが、 そういう諸々の要素を超えて何より魅力的なキャラクターたち。 主役の練、龍太郎のみならず、及川やその他のみんな。 最初の導入部は韮崎殺人にからみ、やや説明が長くなりがちにも感じましたが、 麻生と山内の再会の場面、麻生と及川の「灰皿」のシーンあたりから 心が震えました。この世界にどっぷり入り込んでしまいました。 「韮崎に…感謝する」 もうね…なんだろう。人物がみんな生きて息をしてるんです。 こういう作品、本当に久しぶり。 | ||||
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山内練という人物の魅力とその背景にどっぷり浸かれる一冊。というか下巻も一緒に買わないとたぶん後悔する。 RIKOを当時新刊として読んで特に心に響かなかった。 まあRIKOには練はまだ登場していないが。 緑子の「女」の部分が余りに生々しくてその後も倦厭してしまったのだけど・・・ 歳を取ったからか、今頃になって柴田作品を味わえるようになった模様。 RIKOシリーズ苦手で柴田食わず嫌いという方は、とりあえずこれから読んでみるといいかも。 BLとしても読めるけれども、その場合はファンタジー要素を可能な限り排除した任侠物というジャンルか。 昔懐かしい耽美小説でいうならば花郎藤子。 禽獣の系譜。 あれの烈も精神的なキメラだったのかもしれない。 結局のところどう分析しようが、その人にとっての自らの性であり、性的嗜好でしかありえないと思う。 この作品の中では、幾人かの人物がそれぞれの見解を表明して、それがパラレルなまま終わっているところが好ましい。 陳腐だけれども、愛と憎しみは裏表で、その執着がうらやましくおぞましい。 正直、文学的には筆力はいまひとつと感じるし、人物造形も甘かったりご都合主義だったりするけれども、とにかく山内練の魅力には抗いがたいものがある。 新宿に忘れられない人物が増えてしまった。 彼を生み落としてくれた先生に感謝を。 練が誠一の夢をかなえるのを見たい。 | ||||
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