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完全なる首長竜の日



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【この小説が収録されている参考書籍】
完全なる首長竜の日
完全なる首長竜の日 (宝島社文庫)

完全なる首長竜の日の評価: 3.30/5点 レビュー 91件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.30pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全91件 21~40 2/5ページ
No.71:
(1pt)

これでミス大賞?

ありがちな内容で少し読めば先が読めてきてあんまり面白くなかった。
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No.70:
(4pt)

衝撃的なデビュー作

植物状態となった患者とコミュニケーションが取れる医療器具を使い、弟が自殺未遂をした原因を調査している際に、主人公の周りで不思議なことが次々に起こるというストーリー。
現在と過去、現実と夢が複雑に絡み合ったところが斬新でラストが衝撃的です。
デビュー作とは思えない完成度の高い作品です。
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No.69:
(1pt)

全然面白くないです

そもそもタイトルが中身を表していないし、ストーリーも井上夢人あたりが書きそうな、夢と現実が交互に繰り返されて、何がなんだか分からなくなるという感じで、とにかく何が言いたいのかさっぱり分かりません。だいたいそんな細かい夢を見ますかね(笑)
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No.68:
(3pt)

コンパクトなところは良い

物語全体が薄いトーンに覆われているような雰囲気はよかった

 ネタも簡単に予想できてしまうが
 それでもその先の展開も意外と楽しめる

 設定・人物描写・SF的背景などよく練られていたと思う

〈以下ネタばれあり〉

 ただ、ラストのもうひとひねりはどうなんだろう
 
 
 “バナナフィッシュ”にひっかけて
 カッコよく決めようと思ったんだろうけど(一瞬スカッとするのは確か)
 それをやられるとすべてがひっくり返されて
 深く考えることを停止させられてしまうんだが・・・

 全部が全部夢の中だったってこと?
 もうわけわからん・・・
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No.67:
(3pt)

不思議な読後感

売れっ子少女漫画家の和敦美は、自殺未遂が原因で昏睡状態になる弟の浩市と、SCインターフェースという医療機器を通じてコミュニケーションを取る最新医療技術「センシング」によって対話をする。
子どものころの両親が離婚、母とは死別した敦美にとって唯一の身内である浩市がなぜ自殺してしまったのか。その現認を探ろうとしていた。
センシングは頭皮に何本ものニードルを刺して行い、その前後は夢と現実、過去と現在があいまいになっていく。
読者も敦美の日々の生活もどれが現実でどれがセンシング中の出来事なのか判断できないほどに。。。
途中からうすうす気が付き始めますが最後にはドンデン返しが待っています。

ミステリー小説は久々に読みましたが、構成が緻密で著者に翻弄されながら読んだ感じがしました。
何が現実で何が非現実なのか、不思議な読後感につつまれます。
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No.66:
(3pt)

まあまあかな

このミス大賞に失敗はない!と、このところ選んで読んでいます。気に入っていますが、これはまあまあの分類かな。
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No.65:
(4pt)

つまらない……はずなのに、何故か頭から離れない

一読した感想は「つまらない」だった。
手法もありきたりだし、ラストは投げっぱなしだし、
SFとしてもミステリとしても中途半端。

……なのに、数日経っても、小説のイメージが頭から離れない。
カンカン虫が船を叩く姿、立ち入り禁止の旗が立つ磯の風景。
拳銃自殺で飛び散る脳漿。海を渡る首長竜。ベッドにぽつんと置かれた自動拳銃。

乾いた文体で執拗に繰り返されたイメージが頭に焼き付いて、いつまでも離れない。
それどころか、日を追うごとに強く鮮明になっていく。まるで現実と夢の境界が曖昧になるように。
たまらず、読み返した。こんな感想をもった小説は始めてだ。
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No.64:
(5pt)

胡蝶の夢

他の人たちにはどう写ったか分かりませんが、この私には
驚愕でした。

 世にも不思議な文章をお持ちの方です。

「胡蝶の夢」
 いつの間にか、異次元の世界に読んでいる者を引き込んで。
 次第に一つの言葉を増幅させていく。

 とにかく一つの口語詩の文体を貫いて、この作品を
一つの詩とみなしても良いかのように、描ききった。
 お見事でした。
 何より自分を保ちきった精神力。創作力。そして実力。

 つまらないチーム何チャラとか、はっきり言って信用して
いなかったこのミスも、この作品で少し見直しました。
 95点。久々に面白い作品でした。基本的にはお勧めします。
 但し、精神疾患的な作品が嫌いなら、やめましょう。
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No.63:
(2pt)

ミステリーではなくファンタジーだ

他のレビューでもありますが、決してミステリーではありません。むしろ「このミス」なんかで売ろうとするから評価を下げてると思います。「このミス大賞」っていったいどんな基準で選んでるんだろ。大賞の審査のほうに疑問を感じる。現実にあり得る条件設定やトリックや伏線を用意するのがミステリーであって、本作のように現実離れした超常現象やスピリチュアルが入ってくるのは、本来のミステリーを読みたい読者をがっかりさせるのです。ファンタジー小説ならよくある作品かと思います。
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No.62:
(2pt)

なぜそんなに評価が高いのでしょう

審査員絶賛ということで読んでみたのですが,無難にまとまっている感じで,正直楽しめませんでした。
ストーリーもトリックも新鮮味がなく,すぐに忘れてしまいそうな内容です。
キラリと光るものがものがあれば多少の欠点にも目をつぶって楽しめますが,それも感じませんでした。
文章はうまいし,何が欠点なのかと言われてもうまく言えないのですが,読んでてわくわくしないんですよね。
映画化もされているようなので,評判はよいのかもしれませんが,正直ほめすぎのような気がします。
文章力や構成力のある作家だと思うので,次作ではもっとはじけてほしいなあと思います。
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No.61:
(4pt)

映画でみて買いました。

文書が章ごとにきれていて、細切れ時間で読みやすい。
映画を見て買いました。
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No.60:
(5pt)

映画「REAL」を観てから読みました

近年、読書から遠ざかっていましたが、映画を観て面白いと思い本書を読んでみました。
しかし、この両者は、同様の要素を使っているものの、登場人物の設定等も異なっており、別の作品であるかのように、先の展開を想いながら読み進めることが出来ました。
私は、映画も本書も両方とも好きです。
夢のような意識の中と現実との境界が混乱して来る「恐れ」のようなものを感じました。
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No.59:
(4pt)

ストーリーに命を吹き込む筆の力

第9回『このミス』大賞に、選考委員の全員一致で選ばれた。その割には一般読書家の書評では賛否両論。
評価が悪い理由として、オチが見えた、とか、ミステリーとしてあるいはSFとしてどうなんだ、というようなものが主なようだ。そもそもそういう人たちは、ミステリーを壮大なクイズのようにとらえているのでは?(そういうニーズに応えた作品が多いから、私はミステリーが好きではないのですが。)ストーリーなんて、長い人類の歴史の中で使い古されたものばかり。目新しくない、というのなら、すべての物語が「目新しくない」

それよりもストーリーテリングのテリングの方である。わかっていても引き込まれるのがテリングの力。これがあれば、使い古されたストリーに命が吹き込まれる。
南西諸島の小さな島。猫家(にゃんか)と呼ばれる極貧の家。魚毒。魚毒を知らせる赤い旗と青い海のコントラスト。ゆらゆらとゆらめく、あいまいな、はかなげな、想いと想い、自己と他者、あらゆるものが交錯し、過ぎていく。また戻ってくる。
ミステリーといえども、そもそも文学の一形態。自分が体験できないことを疑似体験させてくれる活字の芸術。そう考えると、死を選ぶ人間の心理状態がわかるような気がしてしまう、この筆の力はすばらしいと思う。
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No.58:
(3pt)

夢なら何でもあり

「他人の夢の話はつまらない」と聞いたことがある。
自分はまったくビジュアルのイメージがないし、
オチに突っ込みを入れても、「夢だから」の一言で済まされてしまうから。

このミス大賞受賞作ということと、「衝撃の結末」という惹句を見て購入。
しかし、没入感はあまりなく、冒頭の言葉を強く感じた。

センシングというSF技術は作中でも、夢のようなものと語られているが、
私はどうしても「夢ならなんでもありだろう」と冷めた視点になってしまった。

結局、夢の話で終始している限り、整合性のないどんな荒業も通ってしまう。
厳しく言えば、ミステリとしては反則ではないかと思う。
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No.57:
(3pt)

切り口はおもしろいだけにやや残念な終わり方

映画「リアル」原作本。
漫画家和淳美は、SCインターフェイスという医療器具を通じて、
意識不明の弟浩市との接触を図る。
真実と夢、現在と過去とを行き来する中で、辿り着く真実とは?

結末は確かに意外なものであったのは間違いない。
おそらく読者全てが感じるものであろう。
しかし、満足出来るかというと話は別。

真実が何であったのか?
ここをスッキリと誰もが分かりやすい内容で終わらせた方が、
読後感も心地よいものになったと思う。
切り口はおもしろい内容であっただけに残念。
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No.56:
(1pt)

よみやすいけど・・・

読んでいる間は読みやすいと感じますが、読後の満足感は今一つです。 読みやすいのは、文章を書き慣れているという事もありますが、字が大きいという単純な理由でもあるのかも。特に目新しい事も無く・・・このミスの審査員さんには、よく首をひねらされます。チームバチスタ・・・意外に面白いと思ったものがありません・・・。 実際、面白い作品の投稿がなかったのかもしれませんが・・・。
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No.55:
(4pt)

雰囲気を楽しむ作品

好き嫌いが別れるとレビューにありましたが、全くその通りかと。
個人的には、夢の中を漂うような不可思議な読み心地が何とも言えず好ましかったですが、万人受けする作品ではないと贔屓目に見ても分かるので星を1つ減らしました。
作中に似たような描写が何度か出てくるのですが、そこで得る妙な違和感がスリリングで早く真相を知りたいと読み進めました。
日頃全く読書をしない私が最後まで難なく読み進められたので、読み易い作品なのではないかと思います。
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No.54:
(1pt)

だからなに

文章はうまいのでさらさら読めてしまいますが、
最後まで読んで、だからなに?ってかんじです。
海の描写とか、子どもの頃の弟の描写とか、きれいだけど、
ストーリーとしてはとくにオチもなく、だからなに・・・
としかいいようのない読後感でした。
なぜこれを映画化するかなー。
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No.53:
(5pt)

SFのひさびさの面白い作品。

ミステリーというより、SFのひさびさの面白い作品だと思います。
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No.52:
(4pt)

良いオチだと思います。

まずは、とにかく読みやすかった。
SFは普段全く読まないのだが、これはギリギリ現実的。
文章上手いと思いました。
オチがイマイチだと言う方がとても多いのですが、
私はこのオチは素晴らしいと思いました。
「また夢か」と思ってしまったら面白くないです。
「これが現実だったら、誰かが(あれ)を置いたんだ。」
と考えると恐ろしくなってきませんか?
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4796679901

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