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火よ燃えろ!
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火よ燃えろ!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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主人公が100年前のロンドンにタイムスリップする発端から、富豪の夫人の鳥のえさが盗まれる奇妙な事件を担当させられるやいなや、その事件の深層を看破する序盤は快調な展開。 殺人事件が発生してからも、アクションやロマンスを織り交ぜつつ主人公の活躍を描くカーの筆運びにこれといった欠点は見当たらず。 さすがカーといったところだが、今一つ物語世界には入り込めず。 なぜかといえば、不可能状況はありつつも、早い段階で犯人の正体は被害者の愛人であると勘で?断定されることによって、容疑者から女性が除外されて数少ない男性だけが残ってしまい、また動機も明らかとなってしまったため、謎の吸引力が弱くなってしまったからだと考える。あと、自分と訳文との相性も悪かったように思う。 それと、不可能トリックは平凡だし、犯人の意外性がないのはいいとしても、ミステリ部分には大きな不満が残る。 一つ目は、ある人物が、主人公から質問されなかったから、という理由で重要な事実を主人公に伝えないこと。ある人物の属性からしても、こんなことはありえない。 二つ目は、犯人は別の人物に疑いを向けるための偽装工作を行うが、その工作はちょっと調べればすぐに破たんしてしまうということ。 本作がミステリ部分に多くの比重をかけていないとはいえ、この2点は看過できない。 カーの力量からすれば、水準作といったところではなかろうか。 | ||||
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しばらく前に購入したので記憶が定かではありませんが。。。また読み直してみます。 | ||||
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