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火よ燃えろ!



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火よ燃えろ!の評価: 4.00/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

タイムスリップ!

タイムスリップする斬新なミステリーです。でもタイムスリップしたからといって古臭さは微塵も感じませんでした。何よりも惹かれたのはところどころにちりばめられている巧妙な手口。特に賭博上のいかさまのトリック、なんかは思わず舌を巻いてしまいました。無論事件のほうも巧妙で読者が思いつかないような派手なことをやってのけてくれて、勘ぐる事が出来ないのです。一気読みできた、密度の濃い本です。
火よ燃えろ (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-5)Amazon書評・レビュー:火よ燃えろ (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-5)より
4150703558
No.3:
(5pt)

タイムスリップ!

タイムスリップする斬新なミステリーです。
でもタイムスリップしたからといって古臭さは
微塵も感じませんでした。

何よりも惹かれたのは
ところどころにちりばめられている
巧妙な手口。
特に賭博上のいかさまのトリック、なんかは
思わず舌を巻いてしまいました。

無論事件のほうも巧妙で
読者が思いつかないような派手なことを
やってのけてくれて、勘ぐる事が出来ないのです。

一気読みできた、密度の濃い本です。
火よ燃えろ! (1980年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:火よ燃えろ! (1980年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.2:
(4pt)

冒険とトリックを兼ね合わせた作品

カー後期の歴史ものでは、この作品が「ビロードの悪魔」と並んで好きです。まず主人公チェビアト警視の活躍は誰がよんでも痛快で楽しめると思うし、歴史ものでは珍しくカーは不可能的トリックに挑戦しているのです。  薄暗い廊下で、三人の人物が見守る中、一人の女がどこからともなく飛んできた銃弾に貫かれ、死亡する。犯行が可能だった人物はその時拳銃を所持していた女性のみ。まあ、例によって主人公チェビアトはその女性に恋しており、その事実を隠蔽するわけですが、当然真犯人は別にいます。しかし、他の人物が女を射殺するのは不可能だったはず、それなら誰が、どうやって?という事件です。 しかし、正直なところカーは不可能犯罪に挑戦してはいますが、トリックはさほどではありません。どちらかというと、フーダニットの面を高めた作品でしょう。けれども、前述した通りこの作品はとにかく主人公チェビアトの活躍が痛快で楽しめます。本格ミステリとしてはさほどではありませんが、カーの作品の多くにもれず、どこか、愛着の涌く作品です。面白いので、カー好きならぜひ読んでみることをお勧めします。
火よ燃えろ (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-5)Amazon書評・レビュー:火よ燃えろ (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-5)より
4150703558
No.1:
(4pt)

冒険とトリックを兼ね合わせた作品

カー後期の歴史ものでは、この作品が「ビロードの悪魔」と並んで好きです。まず主人公チェビアト警視の活躍は誰がよんでも痛快で楽しめると思うし、歴史ものでは珍しくカーは不可能的トリックに挑戦しているのです。
 
 薄暗い廊下で、三人の人物が見守る中、一人の女がどこからともなく飛んできた銃弾に貫かれ、死亡する。犯行が可能だった人物はその時拳銃を所持していた女性のみ。まあ、例によって主人公チェビアトはその女性に恋しており、その事実を隠蔽するわけですが、当然真犯人は別にいます。しかし、他の人物が女を射殺するのは不可能だったはず、それなら誰が、どうやって?という事件です。
 しかし、正直なところカーは不可能犯罪に挑戦してはいますが、トリックはさほどではありません。どちらかというと、フーダニットの面を高めた作品でしょう。けれども、前述した通りこの作品はとにかく主人公チェビアトの活躍が痛快で楽しめます。本格ミステリとしてはさほどではありませんが、カーの作品の多くにもれず、どこか、愛着の涌く作品です。面白いので、カー好きならぜひ読んでみることをお勧めします。
火よ燃えろ (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-5)Amazon書評・レビュー:火よ燃えろ (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-5)より
4150703558

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