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ライトニング
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ライトニングの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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いまは流行作家としてときめくローラ・シェーン、かつては孤児院で辛酸をなめた薄倖の美少女だった。これまでの生涯、何度か人生の危機や事故に見舞われそうになったが、そのつど、どこからともなく立ち現われて危難から救ってくれた“騎士”がいた。そのたびに、空には閃光が…。 | ||||
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まさかタイムトラベルとは。こういうのはもともと苦手で、事前に確認しない方が悪いと言われればその通りなのですが、それを差し置いてもちょっと辛い。途中で止めるのが嫌いなので、我慢してやっと読み終えた、と言う感想。解説者含めてみなさん書かれているように、守護の理由がそれかい、とか、辻褄合わせにあの人やらかの人やら、とか。タイムトラベルなんて使ったらなんでもありになっちゃうっていうリスクに開き直り過ぎじゃないですか。 流行作家、パルプフィクション、80年代。時代のせいだけにもできないけど、こちらはタイムマシン持ってないんで、時間返して欲しいです。 | ||||
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1989年に刊行されたものの復刻版の由だが、「一気読み必至」という帯のコピー(及び解説者の熱狂的賛美)とは裏腹に大して面白い物語ではなかった。全体は二部構成になっていて、第一部は両親を幼い頃に亡くした少女をヒロインとして、その苦難に満ちた幼少時代からベストセラー作家として成功するまでの成長過程を描いている。「人生は生きるに値する、特に家族(同様に親しい人)と共にある時は」及び「運命は自らの手で切り拓かなければならない」というのが主旋律になっている様だ。この点はボストン・テラン「音もなく少女は」(傑作)と類似の雰囲気を漂わせていて、読める出来になっている。ただし、第一部の中で一風変わっているのは、ヒロインが(文字通り)生死を賭けた人生の岐路に立った時には必ず、<守護天使>が現れてヒロインを救うという設定である。「えっ~、これって、「クリスマス・キャロル」風の作品なの」との疑念が湧くが、それはさておき、<守護天使>の正体は ? <守護天使>がヒロインを救う目的は ? という2つの謎が読者の前に提示される。前者は比較的アッサリと明かされるが、後者は依然として謎のまま第二部に突入する。 ここからはネタバレになってしまい恐縮で、本作に興味のある方は以下を無視して下さい。 本作は所謂<タイム・トラベル>物なのである。<守護天使>はナチス・ドイツの時代からやって来た<タイム・トラベラー>であって、しかもナチス転覆を画策しているという設定。ここまでは良いと思う。人生の意味を問うたリアリスティックな世界と<タイム・トラベル>を組み合わせるという発想自身は悪くない。しかし、その内容が凄まじく酷いのである。まず、上述の後者の謎だが、これが愕然とする程の陳腐なもので、読んでいて脱力した。そして、ナチス・ドイツの時代からやって来た複数のゲシュタポやSS隊員を、ヒロインがほぼ一人で撃退してしまうという展開は荒唐無稽に過ぎて余りと言えば余りだろう。こんな事なら、第二次世界大戦時、アメリカは婦人部隊だけで闘うべきだったという事になってしまう。更に酷いのは、作中で披歴される<タイム・パラドックス>論である。<タイム・トラベル>物では暗黙の内に禁忌になっている事柄を平気で破っている全くデタラメの論である。作者が<タイム・パラドックス>を理解していないか、自作のためにワザと曲解したとしか思えない。読了後、疲労感しか覚えなかった。良くも悪くも一般大衆向けのウケを狙った"プロの作家"の作品だと思った。 | ||||
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タイムトラベルモノは好きなので、書評につられてつい購入。 読み始めてすぐ、回りくどくしつこい比喩と描写にうんざり。 「あ、ここからここまで読まなくてもいいね」っと すっ飛ばすコツを掴んで、ようやく読むペースが上がりました。 タイムトラベルものとして斬新なのは 過去からのタイムトラベラーであることと タイムパラドックスが起きないよう制限があること でしょうか。 でもそれだけ。 ハラハラもしなけりゃワクワクもない。 どうせ最後は助かるって分かってるし。 そしてどーしても気になる点が一つ。 1944年から来た人の経験は元に戻せない (だから旦那さんの死はいかんともしがたい)はずなのに なんで最後あーなっちゃうの? | ||||
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