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ライトニング
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ライトニングの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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いまは流行作家としてときめくローラ・シェーン、かつては孤児院で辛酸をなめた薄倖の美少女だった。これまでの生涯、何度か人生の危機や事故に見舞われそうになったが、そのつど、どこからともなく立ち現われて危難から救ってくれた“騎士”がいた。そのたびに、空には閃光が…。 | ||||
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本書の魅力は端的に言って4点。天涯孤独の身になった美少女の行く末への興味。少女のピンチのたびに閃光と共に現れる騎士の正体。タイムパラドックスをかいくぐっての正義と悪の虚虚実実の戦い。ヒトラーやチャーチルを物語に登場させるほどの壮大な構想と意外性。 なにしろ孤児ものとタイムトラベルものという読者を惹きつけてやまない要素が合体しているのでエンタテインメントとして超一級の作品です。 | ||||
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まさかタイムトラベルとは。こういうのはもともと苦手で、事前に確認しない方が悪いと言われればその通りなのですが、それを差し置いてもちょっと辛い。途中で止めるのが嫌いなので、我慢してやっと読み終えた、と言う感想。解説者含めてみなさん書かれているように、守護の理由がそれかい、とか、辻褄合わせにあの人やらかの人やら、とか。タイムトラベルなんて使ったらなんでもありになっちゃうっていうリスクに開き直り過ぎじゃないですか。 流行作家、パルプフィクション、80年代。時代のせいだけにもできないけど、こちらはタイムマシン持ってないんで、時間返して欲しいです。 | ||||
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1989年に刊行されたものの復刻版の由だが、「一気読み必至」という帯のコピー(及び解説者の熱狂的賛美)とは裏腹に大して面白い物語ではなかった。全体は二部構成になっていて、第一部は両親を幼い頃に亡くした少女をヒロインとして、その苦難に満ちた幼少時代からベストセラー作家として成功するまでの成長過程を描いている。「人生は生きるに値する、特に家族(同様に親しい人)と共にある時は」及び「運命は自らの手で切り拓かなければならない」というのが主旋律になっている様だ。この点はボストン・テラン「音もなく少女は」(傑作)と類似の雰囲気を漂わせていて、読める出来になっている。ただし、第一部の中で一風変わっているのは、ヒロインが(文字通り)生死を賭けた人生の岐路に立った時には必ず、<守護天使>が現れてヒロインを救うという設定である。「えっ~、これって、「クリスマス・キャロル」風の作品なの」との疑念が湧くが、それはさておき、<守護天使>の正体は ? <守護天使>がヒロインを救う目的は ? という2つの謎が読者の前に提示される。前者は比較的アッサリと明かされるが、後者は依然として謎のまま第二部に突入する。 ここからはネタバレになってしまい恐縮で、本作に興味のある方は以下を無視して下さい。 本作は所謂<タイム・トラベル>物なのである。<守護天使>はナチス・ドイツの時代からやって来た<タイム・トラベラー>であって、しかもナチス転覆を画策しているという設定。ここまでは良いと思う。人生の意味を問うたリアリスティックな世界と<タイム・トラベル>を組み合わせるという発想自身は悪くない。しかし、その内容が凄まじく酷いのである。まず、上述の後者の謎だが、これが愕然とする程の陳腐なもので、読んでいて脱力した。そして、ナチス・ドイツの時代からやって来た複数のゲシュタポやSS隊員を、ヒロインがほぼ一人で撃退してしまうという展開は荒唐無稽に過ぎて余りと言えば余りだろう。こんな事なら、第二次世界大戦時、アメリカは婦人部隊だけで闘うべきだったという事になってしまう。更に酷いのは、作中で披歴される<タイム・パラドックス>論である。<タイム・トラベル>物では暗黙の内に禁忌になっている事柄を平気で破っている全くデタラメの論である。作者が<タイム・パラドックス>を理解していないか、自作のためにワザと曲解したとしか思えない。読了後、疲労感しか覚えなかった。良くも悪くも一般大衆向けのウケを狙った"プロの作家"の作品だと思った。 | ||||
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生まれつき不運に見舞われる主人公に謎の男が付きまとい・・・というお話。 一番最初に本書が翻訳された際はこの前にでた「ファントム」等でモダン・ホラー(死語)扱いされた作品が多かったので本書もそういう作品かと思って読んだらSFに近い作品でした。このころに出されたモダン・ホラー系の作品がホラーだけどエンターテインメントとして楽しめるものが多かったので、本書を含めて娯楽としてホラーを楽しめる健全な時代だったなぁと懐かしく読み返しましたが、今読んでもあまり古びていず理屈抜きで虚心坦懐に楽しめる傑作であるのは論を待たない事実でしょう。 あと、今回読み返すまで忘れていましたが、あるジャンルの嫡流でもあるのがなかなか面白かったです(興を削ぐとまずいのであまり書けませんが)。 この後陸続と翻訳されたクーンツの端緒を飾るにふさわしい傑作。是非ご一読を。 | ||||
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タイムトラベルモノは好きなので、書評につられてつい購入。 読み始めてすぐ、回りくどくしつこい比喩と描写にうんざり。 「あ、ここからここまで読まなくてもいいね」っと すっ飛ばすコツを掴んで、ようやく読むペースが上がりました。 タイムトラベルものとして斬新なのは 過去からのタイムトラベラーであることと タイムパラドックスが起きないよう制限があること でしょうか。 でもそれだけ。 ハラハラもしなけりゃワクワクもない。 どうせ最後は助かるって分かってるし。 そしてどーしても気になる点が一つ。 1944年から来た人の経験は元に戻せない (だから旦那さんの死はいかんともしがたい)はずなのに なんで最後あーなっちゃうの? | ||||
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タイムトラベラーの制約がおもしろかった。大分前に読んだ本ですが、クーンツの作品ではベスト3に入ると思います。運命は執拗に修復を試みる。これがモチーフになり、ヒロインに次々と襲いかかる災難とそれを乗り越えて成長していく少女の心の強さは作品に大きな魅力を添えています。サブキャラの双子の片割れの少女がいい味出してます。白馬の騎士?のシュテファンの堅いところはまたなかなか魅力です。ベリーハードモードなアクションつきのロマンス小説という感じです。でもなぜか時々読み返したくなります。勇気と希望を与えてくれるB級グルメみたいな小説だと思います。作中ヒロインが書いた小説が読みたくなりますね。書いてくれないかなとずっと願っているのですが。 | ||||
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これはタイムトラベルものです。良く言われることですが、過去の歴史を変えることはできない!このセオリーどおりヒロインの守護天使は未来を変えにやってきます。稲光(ライトニング)とともに・・・。時の彼方から・・・。さて、それはいつの時代でしょうか。いつか、このお話が映画化されることを望みます。 | ||||
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前半では主人公(女性作家)の成長していく過程がリアルに描かれるのだが、不思議な出来事が幾度となく起きるものの、さほどテンポは速くない。ところが後半、すさまじいジェットコースター小説と化す。と言っても単なるアクションではない。ポイントは、いかに矛盾(タイムパラドックス)を避けながらタイムマシンを利用し、敵と戦うか、敵の裏をかくか。時空を超えた白熱チェイスが展開される。こんな小説は初めてだった。次はどーなるんだ?次はどーなるんだ?と昂奮しながら、いっきに読めてしまう。 | ||||
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ナチスドイツが出てくる時間SFとしても、ジェイムズ・P・ホーガン の「プロテウス・オペレーション 」 より出来がいい。なんでこのネタをSF作家は考え付かなかったのだ!という時間SFの常識を覆す凄いアイデアが爆裂します。ネタバレしたくないので、この作品のタイムトラベルのルールも紹介しない。スリラー・サスペンスとしてもテンポが良くて、無駄な描写がない傑作なので、読んで絶叫して下さい。 | ||||
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ローラに危機が訪れるたびに、空には閃光が走り、守護天使シュテファンがどこからともなく現れて彼女を救う。彼は、未来からやってきたタイムトラベラーなのか?それとも・・・自分が確定してしまった過去の歴史は訂正することができないけれども、タイムトラベラーにとっての未来の歴史は変えることが可能。このことを逆手にとって、2つの時代を見事にノベライズしたのがこの小説。 ローラと親友セルマ、ローラと息子クリスとの思わず吹き出したくなるようなウィットあふれる会話がたっぷりつまっているところも、見所! | ||||
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クロスジャンル、ジェットコースター・・・。様々に形容される人気作家ディーン・クーンツ。彼の作品の中で一番好きな作品がこの「ライトニング」。はっきりいいましょう。「バック トゥ ザ フューチャー」よりも面白い!!ロバート・ゼメキスの奇跡的な名作映画を上回る面白い作品です。 少女に危機が訪れる度に現れる一人の男性。なぜ彼は年を取らないのか・・・一体何者?読みだしたが最後、一気に持って行かれてしまうスピード感は最高!小説なんてつまらない、読書の面白さなんてわからない、というのがいかにもったいないことかが良く分かる小説。最高のエンターテイメントノベル!! | ||||
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美貌のベストセラー作家、ローラには、子供の頃から守護者がついている。 ローラが知るよしもないが、守護者は、時の彼方の、 ナチスドイツが支配する時代からやってきているのだった。ナチスドイツの野望に巻き込まれたローラたちの逃亡劇に はらはらドキドキしながら、手に汗をにぎってしまします。ジェットコースターに乗っているように、スリルとサスペンス満点です。 | ||||
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