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七人の証人
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【この小説が収録されている参考書籍】
七人の証人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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| 十津川警部が拉致された。彼と同じように誘拐された七人ととも目を覚ましたのは、街。いや、正確に言えばある街を実寸大で忠実に再現した模型だった。いったい誰が、なんのためにこんな大がかりなことをしたのか。その謎はすぐにとける。それはある男の執念にも近い野望だったのだ・・・。 設定からしてすこし無理があるが、本作はロッキングチェアーディテクティブの応用編のような作品だ。約一年前に起きた殺人事件。その殺人事件の被告人の青年は獄中死をとげる最期まで無実を訴えていた。そんな彼を犯人にしたのが、犯行現場を偶然に目撃し、証人として法廷に立った彼ら七人の証言だったのだ。 その彼を犯人にしたてあげていた絶対的な証言、証拠の数々のメッキが、この大それた企ての首謀者の手によって、徐々にはがれていく。その過程が本作最大の魅力なのだけれど、それはあの映画「12人の怒れる男」を彷彿とする。数多くある西村京太郎ミステリーのマスターピースではないだろうが、結末の切れ味など、小粒でもピリリと辛いという秀作といったところか。 | ||||
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| 西村京太郎作品には欠かせない十津川警部。本書では彼は帰宅途中何者かに襲われ、気付いて みると何処かの孤島!?しかも、そこには何故かある街の一角が造られ、そこで一年前に起きた 殺人事件の目撃者7人が集められていた!?...と、なんとも奇抜な着想。 個人的にこの本を読んでると、人間の記憶とか、ほんの些細な心理的錯覚が、どれほど重大な 間違いを引き起こすかがよくわかって変に面白い。 七人の証人それぞれの微妙な齟齬を追求してゆく緻密な設定と、新たに巻き起こる殺人劇の 意味、そして最終的に導き出される驚愕の真相と、すべて西村京太郎独自のサスペンスメイク で一気に読ませてくれます。 お決まりの舞台設定(クローズド・サークル)に自由な着想をブチつけた異色の秀作です!!! | ||||
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| 無実を叫び獄死した佐伯信夫の父親が、当時、証人だった7人の人間と十津川刑事を 孤島に集め、当時の証言の矛盾等を突き詰めて行くとボロが出たりするわけですが・・・ それでも、佐伯信夫の無実を確定する様な発言は出なく”どうなるんだろう?”と 思っていた矢先に殺人事件が発生したりと、読者をドキドキさせる展開が素晴らしく 集中して読んでしまう程の作品でした。 最後は大どんでん返しで私の好きなパターンだったので、とても面白かったです。 | ||||
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| 無実を叫び獄死した佐伯信夫の父親が、当時、証人だった7人の人間と十津川刑事を 孤島に集め、当時の証言の矛盾等を突き詰めて行くとボロが出たりするわけですが・・・ それでも、佐伯信夫の無実を確定する様な発言は出なく”どうなるんだろう?”と 思っていた矢先に殺人事件が発生したりと、読者をドキドキさせる展開が素晴らしく 集中して読んでしまう程の作品でした。 最後は大どんでん返しで私の好きなパターンだったので、とても面白かったです。 | ||||
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| 無実を叫びながら獄中で病死した男。彼が犯人とされたのは、7人の男女の 証言によるものだった。だが、犯人の父親佐々木の鋭い追及に、彼らの証言の 信憑性はしだいに揺らいでいく。自分の都合のいいように事実を曲げたり、 見ていないものを見たと言ったり、聞いていないことを聞いたと言ったり・・・。 ひとつひとつは些細なことでも、それらが合わさったときには、一人の男の 運命を変えてしまうほどの重大なものとなる。「冤罪」、これほど恐ろしい ことはない。十津川ははたして真実にたどりつけるのか?彼が一人一人の 証言を厳密に検証し、真相に迫る過程が面白かった。 | ||||
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| 無実を叫びながら獄中で病死した男。彼が犯人とされたのは、7人の男女の 証言によるものだった。だが、犯人の父親佐々木の鋭い追及に、彼らの証言の 信憑性はしだいに揺らいでいく。自分の都合のいいように事実を曲げたり、 見ていないものを見たと言ったり、聞いていないことを聞いたと言ったり・・・。 ひとつひとつは些細なことでも、それらが合わさったときには、一人の男の 運命を変えてしまうほどの重大なものとなる。「冤罪」、これほど恐ろしい ことはない。十津川ははたして真実にたどりつけるのか?彼が一人一人の 証言を厳密に検証し、真相に迫る過程が面白かった。 | ||||
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