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七人の証人
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【この小説が収録されている参考書籍】
七人の証人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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西村京太郎作品の中で鉄道系ではない作品を読みたいと思い即購入しました。 鉄道系はドラマ化が多くされていますが、こちらの作品は制作費の問題で壮大なセットかつ制作時間がかかりすぎて2時間のドラマ化は無理だろうと思いながら読みました。 最後の最後まで犯人がわからず、犯人の予想もことごとく外れてしまいました。 結末は「え?」と思うほどあっさりした終わり方で、もう少し詳細が欲しかったかなと思いました。 でも、鉄道系以外の作品でもかなり楽しめました。 | ||||
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『天使の傷痕』が傑作と思ったので、続けて読みました。ほかにも西村京太郎さんの作品は好きな作品が多いです。この作品もいいとは思うのですが西村さん作品にしてはと辛めの評価にしました。十津川さんがいるのに犠牲者が続くのが私には残念なのと、動機の説得性と真犯人解明までの展開がもう少したたみかけるように一気に読ませてもらう勢いがあればなあと思いました。あくまで西村さんにしてはという感想です。 | ||||
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主人公の警部。1年前に息子を有罪にされた被疑者の父親。 そして、事件の証人7人を含めた計9人しか登場人物がいないため 読んでいる内に誰が誰かわからなくなることが無い、 加えて場所が小さい無人島で他には行かず、話の内容に集中できる。 それがまず評価したいポイントの1つ。 そして、この小説の素晴らしい点は 1人ずつ裁判での証言の内容を検証していくことにある。 普通の推理小説であれば、恐らく最後の推理パ―トにあたる部分が 7人分あるのである。この構成は単純に素晴らしい。 余分なものはそぎ落とし、読みどころであるパートを増やすという この構成はミステリー好きにはたまらないと思う。 1人ずつ証言を聞き、間違いや裁判では明らかにされなかった部分を 追及していく。ちなみにそれをするのは被疑者の父親がメイン。 そうして、全ての証言の嘘や不明点が明らかになったとき、 主人公による最後の推理パート、つまり真犯人探しのパートが始まる。 まぁ、ここまで来ると読者でも真犯人はわかるので、確認みたいなもん。 というか、すでに7人分の推理パートをやってるので、お腹はいっぱい。 で、その後は後日談などもなく、バッサリと終わる。 本当にもう余計な部分がなく、非常に読みやすいし没頭しやすい。 かなりのおススメ。 ============================== とはいえ、何十年も昔の作品であり、 色々とツッコミどころもある作品ではある。 しかし、それを踏まえてもおススメしたい。 | ||||
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面白かった | ||||
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離島で資料もなくただ証言のみで犯人を突き止める内容でしたが、最後になって調査もできないのに、犯人を当ててしまう、そのような内容です。 最後がダメでした。 | ||||
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終始どうなるのか気になって読む手が進んだ! この人怪しいなとか考えながら読んでたけど、動機が浮かばなかったり…。 良かったんだけど、矛盾故故の時は頭こんがらがった。 ま、私が馬鹿なだけなんだろうけど。 惜しいなって思ったのは読者に対する犯人の動機のヒントが散りばめられたら良かったかな?って思いました。 | ||||
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おもしろかったです。 | ||||
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当たりハズレの多い西村氏の本ですが本作品は最後まで犯人が分かりません 十津川警部シリーズは初期の作品が秀逸で列車シリーズは当たりハズレが非常に多いです(正直ネタ切れでしょ・・?) この頃から突然出てきた証拠・人物が決定的な証言・証拠になる要素が出てきています。 | ||||
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いきなり知らない所に拉致される十津川警部。本当にいきなりで、設定がちょっと無理があるのかな・・と思いましたが、でも前書きがダラダラあるよりも、潔さを感じました。本当にこんなに上手くいくものかなあ・・・と疑問もありますが、なかなか楽しめました。 | ||||
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長編選集にセットで収められていたのが、本編と「殺しの~」でした。西村作品の中でも最高傑作と名高い「殺しの~」を読むのがが目的だったので、ついでに読んだという感じです。 始めて読む西村作品「殺しの~」は素晴らしかったです。それに比べると、正直ツッコミどころが多すぎました。内容についてはネタバレになるので割愛しますが、例えば文章については、同じような描写の説明分の繰り返しがやたら多く、辟易しました。 日本のミステリの欠点として、その停滞ぶりを指摘する人がいますが、これを読んだら本格好きの私でも、さすがにそう感じるでしょう。 ミステリとしては決して悪い出来ではないのです。 ただ、どうしても「移動時間中の暇つぶしに読む小説」感が拭えません。 実際、当時の読まれ方もそれに近いものだったのでしょうし、あれだけ量産しつづければそうなるのも仕方ないとは思います。というか、このクラスの作品をポンポンポンポンと世に出した西村先生の才能に、改めて感服いたしました。 とにかく今後、私が西村作品を読むことは、ちょっとないかなぁ。 | ||||
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西村氏の代表キャラの十津川警部が登場する作品だが、トラベルミステリーではなくて、トリッキーなプロットが冴えわたる本格志向のサスペンスミステリーの傑作である。 島で事件の街並みを再現したセット内で、当時の証人が集められてその証言を検証する内に、殺人事件も発生し、その殺人の論理的な結論からかつての刺殺事件の真犯人もあぶりだされるという凝った趣向である。 西村氏の初期のロジックとプロットの面白さが全面に出た作品として氏の代表作にあげられるだろう。 | ||||
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非現実的な、場面造りだったけど7人の感情と変化が描き方は「さすが・・」と感じました・。 男性の内面の弱さと反対に女性の図太さが 印象的でした。冤罪事件が多い時代、身内にとっても人生が変わる・・事件が風化されても被害者に、、とっては過去にはならない・・ | ||||
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西村先生の大ファンです。これは傑作10点の中に入ると思います。素晴らしい発想で、直ぐに話の中にのめり込んでしまいました。最後の最後まで犯人が判りませんでした。とても面白かったです。 | ||||
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ある事件をめぐって、納得のいかない人間がその事件を丸ごと再現した本作。 関係者に十津川警部が加わり、ジャッジの代わりとなる。 実際に再現していくうちに少しづつ真実が見えてくる。先が気になって仕方がない。 こんな具合で実際に誤審があったんだろうな、と思う。ひょっとすると今の刑事裁判に対する作者の批判なのかも、、、。 個人的には西村作品のなかでもかなりの上位。自信をもっておすすめしたい。 | ||||
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とにかく展開が速くて読んでいる人を飽きさせません。とても面白い作品です。 | ||||
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荒唐無稽な設定とストーリーをリアリティたっぷりに描いた面白いミステリだと思うけれど、ひとつ些細ながら見逃せない瑕瑾があった。ある登場人物の証言に時間的な曖昧性があるにもかかわらず(「あれ、さっきと言ってることが30分ズレてる」というような)、結局それに触れられないまま話が終わってしまうのだ。 ラストに至って、その証人の発言には信憑性などないことが露見するのだが、それにしても「時間的な曖昧性」を十津川警部が不問にしているのは不自然。うっかり忘れたのか? それとも作者の表記ミスか? サスペンスとか謎解きとか以前に、そのことが気になって気になって、仕方がなかった。今もモヤモヤしている。 もし校正ミスや誤植のような間違いならば、版を重ねるうちに改訂されるはずと思うのだけれど、奥付を見ると僕が読んだ文庫は57刷目。うーむ…。ここからは推理になるが、おそらく表記的なミスではあるのだろう。しかしトリックを左右するような致命的なミスではないので、放置されているのではないか。でもこういうミスって、読者にとってはすごくストレスだと思うのだが…。 | ||||
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奇抜な始まり方をするが内容はいささか地味な上に流れを読める部分も多く、 読んでいていささか退屈さを感じてしまった 過去の事件の再構成は中々気合が入っていたが、現在の事件はいまいち それなりには楽しめる作品 | ||||
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奇妙な街の一角が存在する無人島に集められた証人達と十津川警部という、奇抜な発想が素晴らしい。完璧に思える証言に少しずつ瑕が入り、論理によって解かれていく過程がとにかく面白い。数秒の出来事のことを『本当にそうか?』と実験していくシーンもあり、本格ミステリの要のひとつである論理性が抜群に秀でている。愛すべき作品。殺人事件が出てくるが、私はまったく動機も犯人も見破れなかった。すごいぞ、十津川警部! | ||||
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奇妙な街の一角が存在する無人島に集められた証人達と十津川警部という、奇抜な発想が素晴らしい。完璧に思える証言に少しずつ瑕が入り、論理によって解かれていく過程がとにかく面白い。数秒の出来事のことを『本当にそうか?』と実験していくシーンもあり、本格ミステリの要のひとつである論理性が抜群に秀でている。愛すべき作品。殺人事件が出てくるが、私はまったく動機も犯人も見破れなかった。すごいぞ、十津川警部! | ||||
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十津川警部が拉致された。彼と同じように誘拐された七人ととも目を覚ましたのは、街。いや、正確に言えばある街を実寸大で忠実に再現した模型だった。いったい誰が、なんのためにこんな大がかりなことをしたのか。その謎はすぐにとける。それはある男の執念にも近い野望だったのだ・・・。 設定からしてすこし無理があるが、本作はロッキングチェアーディテクティブの応用編のような作品だ。約一年前に起きた殺人事件。その殺人事件の被告人の青年は獄中死をとげる最期まで無実を訴えていた。そんな彼を犯人にしたのが、犯行現場を偶然に目撃し、証人として法廷に立った彼ら七人の証言だったのだ。 その彼を犯人にしたてあげていた絶対的な証言、証拠の数々のメッキが、この大それた企ての首謀者の手によって、徐々にはがれていく。その過程が本作最大の魅力なのだけれど、それはあの映画「12人の怒れる男」を彷彿とする。数多くある西村京太郎ミステリーのマスターピースではないだろうが、結末の切れ味など、小粒でもピリリと辛いという秀作といったところか。 | ||||
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