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七人の証人
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【この小説が収録されている参考書籍】
七人の証人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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西村京太郎作品の中で鉄道系ではない作品を読みたいと思い即購入しました。 鉄道系はドラマ化が多くされていますが、こちらの作品は制作費の問題で壮大なセットかつ制作時間がかかりすぎて2時間のドラマ化は無理だろうと思いながら読みました。 最後の最後まで犯人がわからず、犯人の予想もことごとく外れてしまいました。 結末は「え?」と思うほどあっさりした終わり方で、もう少し詳細が欲しかったかなと思いました。 でも、鉄道系以外の作品でもかなり楽しめました。 | ||||
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主人公の警部。1年前に息子を有罪にされた被疑者の父親。 そして、事件の証人7人を含めた計9人しか登場人物がいないため 読んでいる内に誰が誰かわからなくなることが無い、 加えて場所が小さい無人島で他には行かず、話の内容に集中できる。 それがまず評価したいポイントの1つ。 そして、この小説の素晴らしい点は 1人ずつ裁判での証言の内容を検証していくことにある。 普通の推理小説であれば、恐らく最後の推理パ―トにあたる部分が 7人分あるのである。この構成は単純に素晴らしい。 余分なものはそぎ落とし、読みどころであるパートを増やすという この構成はミステリー好きにはたまらないと思う。 1人ずつ証言を聞き、間違いや裁判では明らかにされなかった部分を 追及していく。ちなみにそれをするのは被疑者の父親がメイン。 そうして、全ての証言の嘘や不明点が明らかになったとき、 主人公による最後の推理パート、つまり真犯人探しのパートが始まる。 まぁ、ここまで来ると読者でも真犯人はわかるので、確認みたいなもん。 というか、すでに7人分の推理パートをやってるので、お腹はいっぱい。 で、その後は後日談などもなく、バッサリと終わる。 本当にもう余計な部分がなく、非常に読みやすいし没頭しやすい。 かなりのおススメ。 ============================== とはいえ、何十年も昔の作品であり、 色々とツッコミどころもある作品ではある。 しかし、それを踏まえてもおススメしたい。 | ||||
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終始どうなるのか気になって読む手が進んだ! この人怪しいなとか考えながら読んでたけど、動機が浮かばなかったり…。 良かったんだけど、矛盾故故の時は頭こんがらがった。 ま、私が馬鹿なだけなんだろうけど。 惜しいなって思ったのは読者に対する犯人の動機のヒントが散りばめられたら良かったかな?って思いました。 | ||||
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おもしろかったです。 | ||||
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当たりハズレの多い西村氏の本ですが本作品は最後まで犯人が分かりません 十津川警部シリーズは初期の作品が秀逸で列車シリーズは当たりハズレが非常に多いです(正直ネタ切れでしょ・・?) この頃から突然出てきた証拠・人物が決定的な証言・証拠になる要素が出てきています。 | ||||
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西村氏の代表キャラの十津川警部が登場する作品だが、トラベルミステリーではなくて、トリッキーなプロットが冴えわたる本格志向のサスペンスミステリーの傑作である。 島で事件の街並みを再現したセット内で、当時の証人が集められてその証言を検証する内に、殺人事件も発生し、その殺人の論理的な結論からかつての刺殺事件の真犯人もあぶりだされるという凝った趣向である。 西村氏の初期のロジックとプロットの面白さが全面に出た作品として氏の代表作にあげられるだろう。 | ||||
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非現実的な、場面造りだったけど7人の感情と変化が描き方は「さすが・・」と感じました・。 男性の内面の弱さと反対に女性の図太さが 印象的でした。冤罪事件が多い時代、身内にとっても人生が変わる・・事件が風化されても被害者に、、とっては過去にはならない・・ | ||||
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西村先生の大ファンです。これは傑作10点の中に入ると思います。素晴らしい発想で、直ぐに話の中にのめり込んでしまいました。最後の最後まで犯人が判りませんでした。とても面白かったです。 | ||||
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ある事件をめぐって、納得のいかない人間がその事件を丸ごと再現した本作。 関係者に十津川警部が加わり、ジャッジの代わりとなる。 実際に再現していくうちに少しづつ真実が見えてくる。先が気になって仕方がない。 こんな具合で実際に誤審があったんだろうな、と思う。ひょっとすると今の刑事裁判に対する作者の批判なのかも、、、。 個人的には西村作品のなかでもかなりの上位。自信をもっておすすめしたい。 | ||||
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とにかく展開が速くて読んでいる人を飽きさせません。とても面白い作品です。 | ||||
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奇妙な街の一角が存在する無人島に集められた証人達と十津川警部という、奇抜な発想が素晴らしい。完璧に思える証言に少しずつ瑕が入り、論理によって解かれていく過程がとにかく面白い。数秒の出来事のことを『本当にそうか?』と実験していくシーンもあり、本格ミステリの要のひとつである論理性が抜群に秀でている。愛すべき作品。殺人事件が出てくるが、私はまったく動機も犯人も見破れなかった。すごいぞ、十津川警部! | ||||
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奇妙な街の一角が存在する無人島に集められた証人達と十津川警部という、奇抜な発想が素晴らしい。完璧に思える証言に少しずつ瑕が入り、論理によって解かれていく過程がとにかく面白い。数秒の出来事のことを『本当にそうか?』と実験していくシーンもあり、本格ミステリの要のひとつである論理性が抜群に秀でている。愛すべき作品。殺人事件が出てくるが、私はまったく動機も犯人も見破れなかった。すごいぞ、十津川警部! | ||||
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西村京太郎作品には欠かせない十津川警部。本書では彼は帰宅途中何者かに襲われ、気付いて みると何処かの孤島!?しかも、そこには何故かある街の一角が造られ、そこで一年前に起きた 殺人事件の目撃者7人が集められていた!?...と、なんとも奇抜な着想。 個人的にこの本を読んでると、人間の記憶とか、ほんの些細な心理的錯覚が、どれほど重大な 間違いを引き起こすかがよくわかって変に面白い。 七人の証人それぞれの微妙な齟齬を追求してゆく緻密な設定と、新たに巻き起こる殺人劇の 意味、そして最終的に導き出される驚愕の真相と、すべて西村京太郎独自のサスペンスメイク で一気に読ませてくれます。 お決まりの舞台設定(クローズド・サークル)に自由な着想をブチつけた異色の秀作です!!! | ||||
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西村京太郎作品には欠かせない十津川警部。本書では彼は帰宅途中何者かに襲われ、気付いて みると何処かの孤島!?しかも、そこには何故かある街の一角が造られ、そこで一年前に起きた 殺人事件の目撃者7人が集められていた!?...と、なんとも奇抜な着想。 個人的にこの本を読んでると、人間の記憶とか、ほんの些細な心理的錯覚が、どれほど重大な 間違いを引き起こすかがよくわかって変に面白い。 七人の証人それぞれの微妙な齟齬を追求してゆく緻密な設定と、新たに巻き起こる殺人劇の 意味、そして最終的に導き出される驚愕の真相と、すべて西村京太郎独自のサスペンスメイク で一気に読ませてくれます。 お決まりの舞台設定(クローズド・サークル)に自由な着想をブチつけた異色の秀作です!!! | ||||
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無実を叫び獄死した佐伯信夫の父親が、当時、証人だった7人の人間と十津川刑事を 孤島に集め、当時の証言の矛盾等を突き詰めて行くとボロが出たりするわけですが・・・ それでも、佐伯信夫の無実を確定する様な発言は出なく”どうなるんだろう?”と 思っていた矢先に殺人事件が発生したりと、読者をドキドキさせる展開が素晴らしく 集中して読んでしまう程の作品でした。 最後は大どんでん返しで私の好きなパターンだったので、とても面白かったです。 | ||||
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無実を叫び獄死した佐伯信夫の父親が、当時、証人だった7人の人間と十津川刑事を 孤島に集め、当時の証言の矛盾等を突き詰めて行くとボロが出たりするわけですが・・・ それでも、佐伯信夫の無実を確定する様な発言は出なく”どうなるんだろう?”と 思っていた矢先に殺人事件が発生したりと、読者をドキドキさせる展開が素晴らしく 集中して読んでしまう程の作品でした。 最後は大どんでん返しで私の好きなパターンだったので、とても面白かったです。 | ||||
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