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遠い国からの殺人者
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遠い国からの殺人者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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★★★☆☆ | ||||
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法廷もの。二部構成で、一部は、海外から出稼ぎに来ているストリップ・ショーの踊り子が、愛人を刺殺し逃亡した事件が、二部は、犯人の女性の無実を勝ち取ろうと奮闘する弁護士の姿が描かれる。 前半で犯行の事実は確定しており、法廷で事件の背景を明らかにしていく展開だ。ひと頃話題になった”じゃぱゆき”さんがテーマで、来日して過酷な仕事に従事せざるを得ない、悲惨な状況を見ることになる。 法的劇そのものよりは、日本人の持つ差別的な意識が浮き彫りとなり、考えさせられた。顛末については、サプライズが弱いかな。【直木賞】 | ||||
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この書に描かれていることは、ネットの発達した現代においては、何ら驚かされない類いの情報である。 出稼ぎに来たじゃぱゆきさんが、日本でどのような扱いを受けてきたか、あるいはどれだけ彼女らが たくましいか。そんなことはちょっとネットを見渡せば、いくらでも体験談として見聞きできる。 今作が発表された当時なら、彼女らの境遇が驚きを持って迎えられたのだろうが、今となっては 既知の情報ばかりだ。 直木賞受賞作と聞いて、どれほど感動させてくれるのだろうかと読み進めていったら、最後までいっても なんだ当たり前の事ばかりだった。ストリッパーの心情描写にはグッと来るものがあったが、それは副次的な ものだろう。 これならマニラのフィリピンパブに直接出向いて、彼の地の彼女らの困窮を聞いていた方が、深く、悲しいのではないか。 | ||||
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この書に描かれていることは、ネットの発達した現代においては、何ら驚かされない類いの情報である。 出稼ぎに来たじゃぱゆきさんが、日本でどのような扱いを受けてきたか、あるいはどれだけ彼女らが たくましいか。そんなことはちょっとネットを見渡せば、いくらでも体験談として見聞きできる。 今作が発表された当時なら、彼女らの境遇が驚きを持って迎えられたのだろうが、今となっては 既知の情報ばかりだ。 直木賞受賞作と聞いて、どれほど感動させてくれるのだろうかと読み進めていったら、最後までいっても なんだ当たり前の事ばかりだった。ストリッパーの心情描写にはグッと来るものがあったが、それは副次的な ものだろう。 これならマニラのフィリピンパブに直接出向いて、彼の地の彼女らの困窮を聞いていた方が、深く、悲しいのではないか。 | ||||
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よく言えば、この書物一冊で ある視点から見たじゃぱゆきさんの世界が完結していると思う。ただそうなると,「殺人」という事象にわざわざ絡めて表現しなくてもよかったのではないか?と思われる。 あるいは,その絡め方が サスペンス劇場っぽすぎて、そこだけリアリティーを薄くしている みたいな感想だった。 未読の方にはあまり詳しくは感想を言えないが、裁判でシエラの発言&態度までもが実はしたたかな計算づくだったのでは?と思われないでもない。 | ||||
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よく言えば、この書物一冊で ある視点から見たじゃぱゆきさんの世界が完結していると思う。ただそうなると,「殺人」という事象にわざわざ絡めて表現しなくてもよかったのではないか?と思われる。 あるいは,その絡め方が サスペンス劇場っぽすぎて、そこだけリアリティーを薄くしている みたいな感想だった。 未読の方にはあまり詳しくは感想を言えないが、裁判でシエラの発言&態度までもが実はしたたかな計算づくだったのでは?と思われないでもない。 | ||||
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