黒パン俘虜記
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本に所有者のコメントが書き込みがあり返品した | ||||
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作者の可能な限り、事実に忠実に書かれた本なのだと感じました。 人間の醜さ恐ろしさがわかる本です。 戦争や何かの理由で心に余裕がなくなると人間同士でここまで残酷になれるのかと驚き憤りました。 こういった事実は風化させてはならないと強く感じされられる本でした。 読む事ができて、実情を知れて良かったと思います。 | ||||
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「黒パン俘虜記」という本は、シベリア抑留とは異なり、モンゴルのウランバートルで抑留された人々の物語です。ウランバートルは近代的な建築物が少なく、抑留者である「日本兵」の労働力を利用してオペラハウスなどの建築物を作り上げました。今でもその建物が残っているとのことです。 本書は強制労働の内容が非常に過酷で、読んでいるうちに胸が痛くなります。抑留者が生き延びたことには感心せざるを得ません。モンゴル抑留はシベリア抑留よりも死亡率が高く、過酷な自然環境や労働条件が伺えます。 特に同胞である日本人が抑留者を苦しめたことが注目されます。一部の人々が弱者を徹底的に搾取し続ける姿は、収容所でも例外ではなかったようです。ヤクザ出身の古参兵が仲間を組織し、食糧を奪い、重労働で抑留者を酷使する描写が数多く登場します。 同胞に対してこれほど残虐になることができるのかと背筋が凍りますが、生死の境で人間はこうなってしまうのかと思わされます。階級の形成や知恵や力を持つ者が弱者を支配するというのは、過去も現在も変わらないのだと感じました。 抑留者が2年以上も強制労働を行った後にようやく帰国できる、と告げられた時には、本当に良かったなぁと、感情移入してしまいました。 帰れると分かっても悲劇は続く。 引き揚げ船で古参兵に襲われ、兵士が海に投げ込まれる場面など、最後まで人間の残虐さが垣間見え、人間の恐ろしさに暗澹とした気持ちになりました。自分たちも追い詰められればこのような状況になってしまうのかと考えさせられます。 | ||||
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この本の内容はどの程度正しいか分からないが、面白く読ませてもらった。 | ||||
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一言でいうならnightmare.ほんとうに怖い恐ろしい話だった。これほど怖い話はないんじゃないか。戦争や労働キャンプが恐ろしいのではない。日本人が日本人を虐待し虐殺する描写が恐ろしいのだ。その悪魔性と残虐性に圧倒される。見たくないものを見たという感じ。「忌まわしい」「悪魔的」と表現すると一番しっくりくる。ホラー映画やデスメタルなら傑作だわこりゃ。 | ||||
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