ぼくの小さな祖国



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.80pt ( 5max) / 5件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []B
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1982年02月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,613回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    ぼくの小さな祖国 (徳間文庫)

    1989年04月01日 ぼくの小さな祖国 (徳間文庫)

    二派の武力抗争が続く南米の貧しい小国。老大統領を補佐するロドリゲス少佐は、国庫の外貨を奪い、大量の武器密輸入で一挙に反対派を壊滅するべく、大博打に出た。忠実につき従う混血のジョン。二人の武器密輸の道案内に立つ乞食の少女カルメン。三人はともに日系移民の末裔であり、日本に見棄てられた民衆でもあった。彼らが忠誠を誓い手に入れようとする“祖国”とは?移民史を問う衝撃の長篇作。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    ぼくの小さな祖国の総合評価:9.60/10点レビュー 5件。Bランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.5:
    (4pt)

    小説の想像力

    パラグアイをモデルとした南米の小国でクーデターが起き、その収拾の密命を帯びてブラジルを舞台にした冒険活劇。 後半トラック輸送などはやや無理のある展開ながら、日系二世の主人公が国のトップに登りつめるというストーリーは、アルベルト・フジモリの出現より早く、小説の想像力の力を感じさせた。
    ぼくの小さな祖国 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ぼくの小さな祖国 (徳間文庫)より
    4195987679
    No.4:
    (5pt)

    旅人よ

    胡桃沢さんは前名を清水正二郎といい、
    ポルノ的な作風の大衆作家として
    一時代を築いた方なのは有名です。

    同期の司馬遼太郎さんが売れっ子になり
    直木賞まで受賞したのに、
    自分は色物扱いに終始するしかない、
    という事実に一念を発起し、作品の権利を
    叩き売って、10年間の小説武者修行に
    海外へ渡ったという硬骨漢です。

    その胡桃沢さんが、海外から帰り、
    実際の目で見て来た海外、それも危険で不安定な
    第3世界を舞台にした、リアルなディテールに
    裏打ちされた冒険談の代表作です。

    戦争も体験した世代の胡桃沢さんだからこそ
    わかる、南米移民の苦難の歴史と、
    順繰りに権力者が入れ替わるだけの、
    革命という名の戦争の空しさ。

    胸のすくような冒険談なのに、
    後知恵の想像では描けない、焦がれるような
    哀感が漂う、生島治郎さんの「黄土の奔流」
    とならぶ傑作です!!

    胡桃沢さんにはこれか「天山を越えて」で
    直木賞をあげるべきだった。
    したら、あんなつまんない誹謗中傷の
    的にならずに済んだのに・・・。

    今さらながらバカヤロー!!です。

    ぼくの小さな祖国 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ぼくの小さな祖国 (徳間文庫)より
    4195987679
    No.3:
    (5pt)

    旅人よ

    胡桃沢さんは前名を清水正二郎といい、
    ポルノ的な作風の大衆作家として
    一時代を築いた方なのは有名です。

    同期の司馬遼太郎さんが売れっ子になり
    直木賞まで受賞したのに、
    自分は色物扱いに終始するしかない、
    という事実に一念を発起し、作品の権利を
    叩き売って、10年間の小説武者修行に
    海外へ渡ったという硬骨漢です。

    その胡桃沢さんが、海外から帰り、
    実際の目で見て来た海外、それも危険で不安定な
    第3世界を舞台にした、リアルなディテールに
    裏打ちされた冒険談の代表作です。

    戦争も体験した世代の胡桃沢さんだからこそ
    わかる、南米移民の苦難の歴史と、
    順繰りに権力者が入れ替わるだけの、
    革命という名の戦争の空しさ。

    胸のすくような冒険談なのに、
    後知恵の想像では描けない、焦がれるような
    哀感が漂う、生島治郎さんの「黄土の奔流」
    とならぶ傑作です!!

    胡桃沢さんにはこれか「天山を越えて」で
    直木賞をあげるべきだった。
    したら、あんなつまんない誹謗中傷の
    的にならずに済んだのに・・・。

    今さらながらバカヤロー!!です。
    ぼくの小さな祖国 (1982年)Amazon書評・レビュー:ぼくの小さな祖国 (1982年)より
    B000J7QBW0
    No.2:
    (5pt)

    死期が近づくと蝶が舞う

    知り合いから薦められて読んでみました。混血のジョン、少女カルメン、ロドリゲス少佐という日系移民の末裔たちが繰り広げる南米の小国でのクーデター。初老を迎えてから家出同然に家族を捨て、南米を放浪した筆者ならではの、臨場感ある描写が魅力。カルメンの父が飢餓でたおれ、どこからか蝶が集まり、あの世へ旅立っていくシーンが印象的。
    ぼくの小さな祖国 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ぼくの小さな祖国 (徳間文庫)より
    4195987679
    No.1:
    (5pt)

    死期が近づくと蝶が舞う

    知り合いから薦められて読んでみました。混血のジョン、少女カルメン、ロドリゲス少佐という日系移民の末裔たちが繰り広げる南米の小国でのクーデター。初老を迎えてから家出同然に家族を捨て、南米を放浪した筆者ならではの、臨場感ある描写が魅力。カルメンの父が飢餓でたおれ、どこからか蝶が集まり、あの世へ旅立っていくシーンが印象的。
    ぼくの小さな祖国 (1982年)Amazon書評・レビュー:ぼくの小さな祖国 (1982年)より
    B000J7QBW0



    その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク