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東京島
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東京島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 21~40 2/4ページ
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『アナタハンの女王』をモチーフにしているということですが、実話のほうが、現実味があり引き込まれます。もし、自分が無人島に漂流してしまったら、こんな心情になるんだろうな…と。しかし、この小説は、無理やり、ドラマを作ろうとしている感じがして、登場人物に感情移入できません。「もし、自分が…」という気持ちにならないのです。 | ||||
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何を読んだのかよく分かりません。私がそうと思っている純文学ではありませんでしたし、サスペンスでもなさそうです。 現代社会の縮図を描いたのかと聞かれると、そういう感慨を持つことが最も多かったですが、深く心に響くことはありませんでした。同様に、人間の人間性たるものが、社会とどう関係を持っているかについて、思いを巡らせるところも多かったのですが、深い共感や感銘を得るには至りませんでした。 巧妙に物語が紡ぎあげられているわけでもなく、平板な、サスペンス調の、社会批判調の、あるいは人間性の正体を暴こうとするそぶりを見せる、幾つものエピソードが、なんとなく繋がっていき、単にそれに終止符を打つためだけのように、最後の”おち”を迎えます。 商業の産物として理解するのが自分としては一番納得できるのですが、そう割り切ってとらえても、人にお勧めすることはできません。 | ||||
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初めのうちは、「東京島って近未来の東京のことか?」と思った。核廃棄物を捨てたり自然を汚したりした結果、東京は無人になってしまった。今のままいくとこうなるぞ、と嘲笑しつつ警鐘を鳴らすために書かれたのだ・・・でもやっぱり違うか。そうか、極限に置かれた時の人間のなりふり構わぬエゴを書きたかったのか。でも、そんなのよくある話で想定の範囲内だし、こんなに大げさな設定にしたら、かえって現実味がなくなるし、やっぱり違うか。 ・・・で、作者は何を書きたかったのか??? よくわかんない。たぶん、何を書きたかったのかなんて考えて読んだらだめなんだ、きっと。何を書きたいのかよくわからない小説って今までにもあったけど、例えば言葉のリズムが印象に残ったり、ホワホワした読後感が漂ったり、何かしら余韻が残った。ところがこればかりは、よくわからないまま終わった。おまけにわからなかったことにイラついたりすることもなく。で、何だったんだろう、まあいいかって感じ。 あえて強引に言えば、ヒビわれためがねを放棄することによって、新たな世界に目覚めた登場人物がいたが、彼のその気持ちはよーくわかった。私もめがねやコンタクトなどの視力矯正器具をはずすと、全く別の世界にいる状態になり、思考回路が大きく変化するから。 ここだけは同感できるっ!てことで、星2つにしました。 | ||||
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映画公開で興味を持ち、作者のOUTが強烈にインパクト大でしたので読みました。 ここ数年で、一番時間を無駄にした本でした。 酷評がけっこう多かったので気にはなっていたのですが、当たってしまいました。 ほかの方も意見されていたように、前半で失速し、中盤はだるい、だるい、読むのが本当に辛かった。 ただ、清子がどうなるのかを見届けなくては、という義務感のようなもので、なんとか読み終えた感じです。 私に知識がないせいかもしれませんが、どうやって火をおこしていたのだろう、と何度も思いながら読んでいました。 あまり、そういったサバイバル風味はこの本からは感じられませんでした。 それから、この本には難しい漢字が多用されていますね。 お恥ずかしいですが、冒頭の、「籤引き」が読めませんでした。そういう大事なシーンで読めない漢字が出ると流れが止まってしまうんですよね。私が勉強不足といえば、それまでなんですが…。 一番残念だったのは、後半、清子にとって大事なシーンがあるのですが、その描写がなんともお粗末です。女性として、非常に気になるシーンだっただけに、尚更です。 本来なら緊迫感あふれる命がけの状況で、わざとらしい丁寧語を使う清子に嫌気がさしましたし、それは現実ではあり得ない事と感じ、後半なのにさらに読む気を失せさせました。 そしてそのままあのエンディング…。 どうすればいいのでしょう、この気持ちの持って行き場を。 | ||||
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映画の宣伝を見て、そのシチュエーションに惹かれて読んでみました。 読み始めて違和感があったのは、何だか文章が、、 頭が悪そうな感じ? しかも話からは緊迫感も孤島暮らしの厳しさも伝わってきません。 淡々と頭の悪そうな、気の弱い登場人物たちの島暮らしが流れていきます。 たった一人の女性を巡る欲望の争いがあるのかと思っていましたが、 それさえもなくぬる〜い感じです。 それでも何かが起こると頑張って思って読み進めましたが、 盛り上がりなし。 嫌な感じで話も終わり、どうしてこれで映画にしようと思ったんだろう。。 女性ひとりに男性多数の孤島というシチュエーションだけです。 なのにエッチな感じもバイオレンスもない期待はずれな残念な話でした。 | ||||
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映画が公開され話題の作品だったので購入しました。どのような展開になるのか…最初はドキドキしながら頁をめくりましたが次第に『次はどうなる?』という気持ちが薄れていきました。文才がないので簡単な言葉で言わせてもらいますがハッキリ言って期待外れでした。こんな言い方失礼かもしれませんがよく映画化されましたね(^^;解説を読んで知ったのですが元々は短編の予定で書かれたのですね。それを長編に変更したのでこのような作品になったのでしょうか。解説を書かれた方の評価は本心でしょうかね???(苦笑) | ||||
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映画化もされたので読んでみました。無人島に漂流したのは、1人の女性と多数の男性。 果物はあるので飢え死にの危険はないが助け出される希望もない暮らしを綴った物語。 女性1人という事でちやほやされる状況から、事件が発生するたびに周りの男性陣の気持ちが 微妙に変わる。力では勝てないため、周りの変化を敏感にとらえながら対応していく女性。 設定は、戦中戦後にあった実話を元にしてますが、残念ながら消化不良です。女性の葛藤が 描かれるのですが解決せず納得感もなくご都合主義で事件だけ起こって進みます。何度か読 むのをやめようかと思いながらも我慢して読み進めると、ありえない納得感もない結末。 映画は観てませんが、これを映像化しようという根性には恐れ入りました。 | ||||
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どんどん変化して行く場面や感情描写。 テンポが良いと云えば良いのでしょうが、いまひとつ飲み込めない。 ストーリーの中で、いわゆる「物語の布石」と思しき描写があるが、 いくら読んでもそれっきりで、解き明かしておらず、 あれはいったいなんだったんだろ?の連続。 そして、ラストに感じる違和感。 本来、この仰天結末へ向かうストーリーと云うものは そのプロセスにドラマチックさを感じるものなのに、 それを省いて、あっけらかんなラストを見せられてしまうからか? この作家を初めて読んだので少しびっくりだった。 | ||||
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映画の予告で話題になっていたので読みました。 購入前にアナタハン事件もネットで調べ済み・・。 感想は・・、はっきり言って「くだらない」の一言。 作品としてはこういうのがあってもいいいかなとは思うが、帯やあらすじから想起されるイメージと内容が全然違う。 当初1章「東京島」だけで完結のはずのところ、長編に変更したとのこと。まさに、2章以降からが間延び感が否めない。 結局何が訴えたかったのかがわからない。「ミステリー」とも言い切れず「冒険・サバイバル」とも言い切れず、「コメディ」かとも思ってしまう。(かといって笑いきれない) 設定は実在した事件だから元ネタはある。しかし小説にした時、ストーリーや展開が堀下げなさすぎ。浅いです。 特に結末は「考えるのがめんどくさくなちゃった」的なお粗末さ。 これが桐野さんの作品とはがっかり。 とりあえず話題作として読めたというだけの感想になってしまう。 何かを得ようとする作品というより、暇つぶし向けには良いかも。 | ||||
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設定が面白そうだったので買いましたが、 はっきり言ってつまらなかったです。 この作家の本はたぶん初めて読むと思うのですが 有名なので期待していた分、このレベルでがっかりしました。 まあいつも中身のある本ばかりでも疲れるかもしれないので ただ気分転換で本を読みたいとき位には良いかもしれないですね。 | ||||
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熱帯の無人島に男31名と女性1名で取り残される、と言う実際にあった話をモチーフ にしており、期待して読んだが正直期待外れだった。 まず、登場人物に魅力的な人間が殆どいない。極限状態なので、善人が出てこない のは分かるが、それにしても感情移入出来るキャラクターは皆無。 登場人物が魅力的で無いからか、話も退屈で、読み進めるのが苦痛であったぐらい。 最後のエピローグはご都合主義と言うか、陳腐と言うか…。(読んでない人がいると 思うのでこれ以上書きませんが) 正直、話題作と呼べるような出来では無いと思います。 | ||||
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設定が大変面白く、どんどん読み進みたくなります。登場人物のそれぞれの辿った 過程も面白く描かれています。これからどうなるんだろうとワクワクしながら読み ましたが、ラストが・・・。 雑誌の連載小説ですが評判悪くて連載打ち切りみたいな終わり方ですね。 なんか読んで損した感じでした。 | ||||
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面白い小説は否応なしにぐいぐい読み進んでしまうものだが、この小説は終始退屈で、途中で嫌になって駅のごみ箱に捨ててしまった。 | ||||
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これ、設定をほめるレビューが多いですが 元ネタが「アナタハン事件」なのは、事件史が好きな人は気づくと思います。 「グロテスク」「女神記」でも感じましたが、彼女が書く元ネタありの小説より、 元ネタ(の事件)が面白いネタとその結末の方がよっぽど面白いのですが。。。 同じ、元ネタありの作品を数多く書く女性の作家と比べると、少し。。。 | ||||
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ビートたけしのコメントに惹かれなんとなく手に取ってみた。 物語のクライマックスもどこだかよく分からず、夢の話もところどころ出てきて、 読んでいて混乱した。 途中で読むのをやめようかと思ったが、必ず最後まで読むのがポリシーなので 頑張ってみたが、いまいちだった。 ワタナベはあのあと、どうなったのだろう… 有人島になったみたいだけど、放射線廃棄物の人たちがまた来たとき助けてもらわなかったのかな。 なんて、読んでから考えてみたけど… とりあえず自分とはテンポも合わないし、物語に入れ込めなかったし、星は☆☆で。 | ||||
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映画の予告が面白そうだったので、普段小説は読まないのですが思い切って読みました。 この著者の作品は初めてです。 文学的なことは分かりませんが、私には合いませんでした。 初めは楽しく読んでいましたが、途中からは苦痛になり、読後は嫌悪感しか残りませんでした。 他の方もレビューで書かれていますが、登場人物の名前や地名が陳腐だな〜、と。 そして物語の時間軸の前後が激しいので、切り替えが難しい…。 極めつけは、どの登場人物にも共感や感情移入も出来ず…。 しばらくは憂鬱な気分から抜けられなさそうで、ガッカリです。 作品中で中国人の漂流者たちを「ホンコン」と呼んでいますが、どうしても芸人のホンコンさんが浮かんでしまって 最後までピンと来ませんでした(笑) | ||||
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設定が面白そうで暇潰し程度に購入しました。感想としてはすべてが中途半端とゆうところでしょうか。あまり期待して読むとがっかりしてしまうと思います。 | ||||
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全編を通して汚いし、ご都合主義の極みだし、駄目なフィクション小説の見本みたいな作品。 人物造形と各エピソードのお粗末さは、とてもプロの作家とは思えない。 本が売れなくなったとか、読まなくなったとか言うけど、日本の小説家のレベル衰退はその一因ではないのか? 面白くない本なんて売れないし、買わないよ。 この駄目駄目小説を、また映画化しようなんておめでたい人たちがいるなんて、私には信じられない。 あーあ。 | ||||
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話題作で、映画にもなるとの事で買って読んでみました。内容は、最悪で本当につまらなく途中で読むのも止めました。一応、最後も読みましたが何故これが有名になり、映画化になったのが全く意味が解りません。 | ||||
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設定は面白そうだったが途中から読むのが苦痛になってきた。最後は面白くなりそうと思ったら終わってしまった。 | ||||
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