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フランキー・マシーンの冬
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フランキー・マシーンの冬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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1行38文字で1ページ当たり16行!! 何のことかお分かりでしょうか? 本書は圧倒的に1ページ当たりの文字数が少ないのです。 文字のポイントも大きく、余白もたっぷりです。 そして上巻が、318ページで743円、下巻は訳者の後書を含み328ページ で同じく743円。上下巻で646ページでなんと!1486円!!! もう、こうゆうのやめようよ!これじゃあ出版社みずから本を売れなくしているだろ! 私の評価は、上記のような卑怯な手法を使わずページ数を落とし、1巻にまとめ280円だ! 「犬の力」が高評価だっただけに、とんでもない駄作でも、売る為に帯は怪しい文字が並び、 後書の解説書評も苦しい言葉が目立つ。 トム・ロブ・スミスの「偽りの楽園」と同じように、こりゃ酷いよ! 前作が高評価なら、作家の名前だけで売れるだろう、うひひ♪ 文字ポイントを大きく、行数を落とし余白たっぷりにして、 上下巻に分けてそれぞれ700円位にまとめれば、前作を読んだ読者は 買うでしょう?ぐひひ♪ そんな編集会議でもやってたのか! こういうことを永遠にやってると、本当に本は売れなくなる。 出版社も印刷会社も絶望の淵に自ら邁進しているようだとしか言えない。 「このミス」も「カーオブザイヤー」や「アカデミー賞」と同じように商業主義の 手に堕ちたとしか言えない。 ああいやだいやだ!読者を馬鹿にして食い物にするのもいい加減になさい! | ||||
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全体的にライトで響くものがなかった。 若き日の回想が始まってから多少マシになったが、それまで冗長で退屈だった。 | ||||
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宝島社「このミステリーがすごい!」2011年版の海外部門4位とのことですが、それほどのものかなー、というのが読了後の端的な感想。正直、内外ともにこの数年、ミステリーというジャンルは凋落の一途を辿っていると思うので、このレベルの作品でも相対的に順位は上がってくるのかもしれませんが。ベトナム戦争で卓越した狙撃技術を体得した男が、現在の平穏な暮らしを突如として乱すいわれなき暴力に独り立ち向かう――という設定は、スティーヴン・ハンターのいわゆる「『ボブ・リー・スワガー』サーガ」そのものですが、残念ながら本作の主人公であるフランク・マシアーノに、スワガー親子ほどの奥行きと魅力は感じられませんでした。魅力的な人物として描写されているとは思いますが、何故に「マシーン」の名を冠され、マフィア組織の中で伝説の人物として扱われているのか、説得力のある記述はどこにもありません(「マシーン」は相棒がフランクを冗談交じりにそう呼んだのが定着しただけです)。プロットも比較的単純。現在62歳になったフランク・マシアーノは、かたぎのスモールビジネスを堅実なやり方で複数営み(通り名は「餌屋のフランク」)、医大への進学が決まった娘と美しい恋人がいて、朝八時半から九時の“紳士の時間”にサーフィンを楽しむ優雅な生活を送っている。しかしとつぜんマフィアとFBIから命を狙われる羽目に。過去にあちこちで恨みを買うような仕事をしてきたので、そのどれかが原因なのだろうと、逃走しながらも追っ手を迎え撃ち、ひとつひとつ可能性を探っては潰し、自分が狙われる理由を明らかにしようとするフランキーだが、結局はたんなる人違いで狙われていたことが判明して一件落着。その間、読んでいても区別がつきにくいアメリカ各地のマフィアのセクトに属するイタリア系の名前の面々が次々に撃ち殺されて、フランキーは最後の方にちょっとピンチに陥るだけ。巧妙な伏線が張られているとは言いがたく、どんなに注意深く読んでも途中で真相を探り当てられる読者はいないでしょう。ハードボイルドとしてもバイオレンスとしても中途半端で、謎解きミステリーでは勿論ない――同作者の「犬の力」が前年の「このミス」の海外部門1位だったということですが、読んでみようという気にはさせてくれない「フランキー・マシーンの冬」でした。「Homo Legens(読書人)の書評ブログ」より | ||||
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