■スポンサードリンク
ウロボロスの偽書
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ウロボロスの偽書の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いきあたりばったりで書いたんだろうなぁ~というのが手に取るように分かる作品でした。 十回目あたりでラストを予想したんです。 その小説世界の”現実”とされる、竹本(とその周囲)こそ小説世界の人物で それは”酉っ九の書いたウロボロス”におけるフィクションであった・・・ なーんてメビウスの輪の様な返しがあるかと考えたのですが・・・。 こっちの方が面白くないですか?← あと、酉っ九が座敷で殺めた3人は、高校生の時に自分を襲った3人であったのかと考えたけど 一切そんな事もなく。 コンちゃんて、猪口奴じゃなくて、まり数の方だよなぁ・・・って点もずっと納得出来ず。 まぁいきあたりばったりですもんね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「匣の中の失楽」は作者のデビュー作にして代表作だが、その後これといった作品を出せないでいた。作者はどうしても同書のような作品をもう一度という願いを込めて本作を書いた由。だが、結果は無残な失敗だったと思う。 作品中の情緒的な場面は連城氏に書いてもらったら(作者の妻の声)というような楽屋落ちがあったり、「匣の中の失楽」における作中作を思わせる、何時の間にかPC中の電子ファイルに別人が書き込みをしたりと言った趣向があるが、作者が面白がっているだけで、読んでいる方は退屈だ。作品を支える構想がないのである。特に後者の趣向を自ら「竹本マジック」と呼ぶ能天気さには呆れる他はない。 結局、「匣の中の失楽」に迫ったのはページ数だけであり、柳の下にドジョウは二匹いないことを自ら証明した作品。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!