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クリムゾンの迷宮



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【この小説が収録されている参考書籍】
クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
クリムゾンの迷宮

クリムゾンの迷宮の評価: 7.72/10点 レビュー 32件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.72pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全18件 1~18 1/1ページ
No.18:
(8pt)

クリムゾンの迷宮の感想

アドベンチャーゲームブック、懐かし~。死の罠の地下迷宮とか、火吹山の魔法使いとか、さまよえる宇宙船とか・・・一時期地味~に流行っていましたよね。さいころ振って真面目にやるのがだんだん面倒になって、全部勝ったことにしちゃったりして。。。


▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.17:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

デスゲーム史に残る名作

まだ本格的なデスゲームブームが起こる以前の20世紀に発表された作品ですが、その後無数に量産された凡庸・粗悪なデスゲーム作品と比べると黎明期の作品でありながらその完成度は際立っていますね。
この作品から影響を受けた作品は無数にあると思いますが、それらのデスゲーム作品では割となぁなぁで流される事が多いサバイバル要素もよく調べられて書かれていると思いました。
そして貴志氏にふさわしいと言うべきか、ホラー・サスペンス小説としても一級品です。

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.16:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

サスペンス要素の方が強いかな

紹介にゼロサムゲームと謳っている割には、参加者同士の駆け引きがほとんどなく、主人公+ヒロインvsその他参加者という構図のように見受けられました。
しかし、ストーリー自体は主人公が模索しながらも生き残るために合理性、時には直感を働かせて難所を潜り抜けており、スピード感のあるものでした。もう少しミステリー要素があったら面白かったかな?
バングルバングル公園、一度行ってみたいです。

ytk5296
FQM1X7FQ
No.15:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

面白いが惜しい


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のん
UOCREL1Q
No.14:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

クリムゾンの迷宮の感想

読み始める前は火星で起きたSFサスペンスのような作品と思ってましたが、実際に読んでみてこんな場所が世の中にあるとはビックリ。
インターネットで調べて見ると、本当にカバーのイラストみたいな風景で自分もいつか行ってみたいと思いました。
逆に、こんなロケーションを見つけて物語の設定にしようと考えたアイデアはさすがです。

本作はサスペンスというよりエンターテイメント作品ではありますが、ゲームみたいにドキドキする設定や貴志先生お得意のホラー色も加わり、序盤から物語に心を奪われ最後までノンストップで読んでしまいました。
ほぼ閉ざされたサバイバルな空間において、激変してしまった追っ手の存在が猟奇的でとても恐いです。

が、皆さんおっしゃる通りそこまでの話の流れや盛り上がりを考えると、ラストは少し残念な感じ。
主人公以外のキャラが薄いので、エピソードを加えるなどして登場人物の作り込みをもっと深くすれば良かったかもしれません。
ゲーム自体のエンディングはあれがベストだったにしても、作品としてもう一捻りあれば最高でした。

この作品は漫画にもなっているようですが、確かにそっち系のメディアの方が表現しやすいし面白く描ける内容かもしれません。
何はともあれ、読みやすく面白かったです。


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はんちょう
QVN1CS7Q
No.13:
(7pt)

クリムゾンの迷宮の感想

ちょっと私にははまらなかった

呑んだくれ
P3S7II56
No.12:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

クリムゾンの迷宮の感想

藤木芳彦は異様な光景の中目覚めた。
見たこともない深紅色の奇岩の連なり。
ここに至る直前の記憶の喪失。
傍にあるのは僅かな水、食糧、そしてゲーム機。
ゲーム機を作動すると「火星の迷宮へようこそ。」。
これはいったいどういうことなのか。
疑問、焦燥に苛まれながらも、ゲーム機の指示通り第1CPへ向かう最中、大友藍という女性と出会う。
2人で第1CPへ辿り着くと、そこには他に7人のプレイヤーがいた。
全員同様に水、食糧、ゲーム機が与えられており、第1CPまでは新たな情報、アイテム共に平等に分配された。
第2CPへの指示は4択。
サバイバルへのアイテムを求める者は東へ。
護身用のアイテムを求める者は西へ。
食糧を求める者は南へ。
情報を求める者は北へ。
ゲームは最初の選択肢が重要。
藤木と藍は北ルートを選択し、実質的に各プレイヤーとの協調関係が終了する。
この選択は正しいのか。
他の選択は各プレイヤーにどう影響するのか。
究極のゼロサム・ゲームが始まる―・・・
といった展開になります。

とても面白い作品でした。
非常にゼロサム・ゲームらしく緊迫感があり、恐怖への煽りが上手です。
ハラハラ、ドキドキしてつい一気に読んでしまいました。
読者を引き込むのが非常に上手だと思います。

正直、ミステリでもホラーでもあまりないと思いました。
ゼロサム・ゲームらしいサバイバルゲーム小説という印象です。
感想で米澤穂信先生のインシテミルと比較している方がいますが、インシテミルの方がミステリ要素はあると思います。
同じクローズド・サークルかつゼロサム・ゲームですが、ミステリ要素を求めるならばインシテミル、緊迫感を求めるならば本作かもしれません。
好みの問題はありますが、どちらも面白いと思いました。

しかし、若干不満点もありました。
ゼロサム・ゲームであからさまに殺し合いを狙っているのは作中で藤木自身の指摘しているぐらいなので分かるのですが、ゲームの設定や説明に曖昧と感じる箇所があります。
他のプレイヤーについての説明もないため、各プレイヤーの変化の過程が見えません。
そして、ラストは多くの方が感想で述べているように好みがあるのですが、それ以上に割と早い段階で最後の終わり方が予想出来てしまいました。
不満点が割と物語の根幹に関わる気がしたので、面白い作品だったのですが、-2点の8点評価にしました。

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あんみつ
QVSFG7MB
No.11:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

クリムゾンの迷宮の感想

物凄く惜しい作品だと思います。
ストーリー・キャラ設定・文章構成全て文句なし。
更に読みやすくて面白い。
これは傑作間違いなしかと思いきや…。
ラストがあまりに残念すぎて…。
賛否はあると思いますが、残念ながら私は評価できませんでした。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.10:
(8pt)

クリムゾンの迷宮の感想


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magnum
3BLY1DHH
No.9:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

クリムゾンの迷宮の感想

主人公が目覚めたのは見覚えの無い異様な場所。記憶が定かで無く、何が起きているのか最初は分からない。やがて、閉じ込められた9人のメンバーが、ゴールを目指して競争するゲームに参加している事が分かって来る。ただしそれは全員が敵であり、命の保証は無いサバイバルゲームだった、という話です。
面白くて一気に読みましたが、かなり期待していたので、その分不満が残りました。インシテミルを先に読んでいたので、同じくクローズドサークルでのゼロサムゲームなら、ホラーテイストの本書より、本格テイストのあちらの方が好みだ、という事なので仕方無いのですが。同じグロイ描写でも、やはりホラーの方がエグイです。
とは言え、全体を通してだれる所の無い、緊張感が途切れない傑作です。特に本書のラストは余韻があって実にいいです。
サバイバル、ホラー、RPG、ゲームブック、この辺りが気になる方に特にオススメします。100冊目。

なおひろ
R1UV05YV
No.8:
(7pt)

クリムゾンの迷宮の感想


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のきま
PLEETMYE
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

クリムゾンの迷宮の感想

最初から最後まで、これでもか!というくらい緊張感がある作品です。

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Rockin' Blood
8Z2BAJ7A
No.6:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

クリムゾンの迷宮の感想

ゲーム感覚で読むことができる作品です。そしてミステリーというよりは「娯楽ホラー小説」だと思います。
設定がとても面白く、読んでてすっかり引き込まれました。ラストには賛否両論あるかもしれませんが、私個人としては、中身が面白かったので気にしていません。軽い気持ちで読んでいただきたいです。

アルバトロス
CRRRDTJB
No.5:
(8pt)

生き残れるか?無慈悲極まるサバイバルゲーム

よく練って作られた良質のサバイバルホラー。
一読の価値あり。

ケナガイタチ
I5W5ENWQ
No.4:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

珠玉のサバイバルホラ-

何でそんなにのめり込んで読んでしまうのか、自分でもわからない位に一気読み。

内容は、なぜそこにいるのか分からない主人公を含めた9名と各自持たされた携帯ゲ-ム機。
CP(チェックポイント)を通過する事に、ゲ-ム機からアイテムの在り処や情報を貰えたりし
各自求めるアイテムによって別れた仲間達がCPが進む事に変貌を遂げていく事が分かり
(このサバイバルゲ-ムの主催者の陰謀・罠だったりもする)、アイテムや情報を駆使して生き残ろうとする話。

面白さは主人公がCPを通過すると得られる情報により、自分の置かれた環境だったり、別ル-ト
に行った仲間がどうなるのかが少し分かったりすることで、それが怖く感じ、物語の主人公と
同じように不安になったりすることで感情移入をしてしまう。

分かりやすく言うと、ゲ-ムのバイオハザ-ドみたいな(した事ば無い人はすみません)
感じだと思う。

是非、一度読まれる事を薦めます。

タカタソン
HU0OGV5Q
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

先入観なしに読みたい

題名に惹かれました。勝手にキング・クリムゾン的世界観を想像してました。
読み進めるうちに、やっぱそうだよね、だよね。と自分の世界観とは全く違う次元で物語が進んでいくに連れてちょっと寂しくなりました。実世界であるということを認めたくない思いが強く、次で、荒れた展開になるのを期待したが・・・
それでも、一分の退屈場面もなくグイグイと項をすすめる手が止まらなかったのは、面白いからです。
久々のイッキ読みをさせられたことに高得点。
ゲームブック懐かしかった。小学生時代を思い出します。

sashia
WX5QMNDA
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

サバイバル物の一品

ホラーの度合は弱いが、緊迫感があって結末が気になる作品だった。
舞台設定や肉付けするサバイバルの情報も読んでて面白かった。

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Ariroba78
5M53WTS6
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ゲームブックに見立てられた世界での生き残りゲーム

目を覚ますと辺り一面、見なれない景色。

>サバイバルのためのアイテムを求める者は東へ。
>護身用のアイテムを求める者は西へ。
>食糧を求める者は南へ。
>情報を求める者は北へ進め。

昔、ゲームブックが好きだった事もあり、
それに見立てられたミステリーというのがとても面白く感じました。
見立てなのですが選択肢がある不思議さも良いです。

ゲームの進行には食料の確保、情報の取得、他の参加者との争いなどなど、
終始、緊張感が解ける事がありませんでした。

舞台の全容が明かされた時は、やっぱりそうか。と分かりやすく提示されますが、
明かされると同時に物悲しさが漂うラストでした。

egut
T4OQ1KM0

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