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生首に聞いてみろ



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【この小説が収録されている参考書籍】
生首に聞いてみろ
生首に聞いてみろ (角川文庫 の 6-2)

生首に聞いてみろの評価: 5.21/10点 レビュー 14件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.21pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(6pt)

生首に聞いてみろの感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

いろいろ読者の期待を裏切ってしまった作品ですかね

・本格ミステリ大賞(第5回 (2005)小説部門 大賞)
・週刊文春ミステリーベスト10 2004年版(2位)
・本格ミステリベスト10 2005年版(1位)
・このミステリーがすごい! ベスト10 2005年版(1位)

という堂々たる受賞暦を持ちながら、どうもみなさんの評価は芳しくない模様なこの作品。
かくいう自分もあまり面白いと思えなかった口です。

元来このシリーズは比較的短めでテンポ良く話が進む作品が多いだけに、シリーズ10作目に当たる500ページ超のこの作品はさぞスケールが大きく盛りだくさんな大作だろうと嫌でも期待してしまったのですが、実際にメインの首斬り殺人が起こるまでが長く、その後第二の殺人が起こるわけでもなく、間延び感がありました。
それにも関わらず、人物描写も特に丁寧とも思えず、ラストはカタルシスもなくあっさり終わってしまい、総じて見ると小粒な事件という印象です。
読み返せば序盤から沢山伏線が張られていたことが判るようですが、正直わざわざもう一度読み返す気がおきません。
300ページくらいにコンパクトにまとまっていればまた評価も違った気がするのですが。

文庫版のあとがきの対談で貴志裕介氏がその出来の良さを解説してくれているように、本格ミステリのプロットとしてはよく出来た作品なのかもしれませんが、単純に話としてあまり面白くないのが我々一般読者に評価されない要因でしょうか。
あるいはなまじ賞などを取っているからこそ「期待はずれ」と辛い評価を貰うことになってしまうのかもしれませんね。

あと『なめくじに聞いてみろ』とかけた結果なのでしょうが、タイトルや表紙がおどろおどろしい割には内容に合っていないのも読者の期待を裏切ってしまったかもしれません。
最初からもうちょっと芸術性や論理性を前面に押し出したタイトルであれば誤解も生じなかったのではないでしょうか。


▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

生首に聞いてみろの感想

長かった割に、あっさりと解決。

正直、これが「このミス」1位というのは少し過大評価な気がするけども、とは言えそれなりに面白いし、サイト内ランク"E"は過小評価過ぎると思った。(ランク"C"くらいかな)

▼以下、ネタバレ感想

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青鳥の如き囀るもの
QV33BIU3
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

生首に聞いてみろの感想

インパクトのあるタイトルとは裏腹に、ストーリーに起伏が無く淡々と進行していく印象で何とも地味。
文庫本の裏表紙に記載されている(読書前から)既知の領域まで到達するのに250頁強も要している。


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梁山泊
MTNH2G0O

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