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シーソーモンスター



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【この小説が収録されている参考書籍】
シーソーモンスター
シーソーモンスター (中公文庫, い117-2)

シーソーモンスターの評価: 6.75/10点 レビュー 4件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.75pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(8pt)

シーソーモンスターの感想

まさに伊坂幸太郎ワールド
正体のわからないものから逃げるストーリーは「ゴールデンスランパー」を彷彿とさせる。
そんなことある?って所もありますが、独特のユーモアと言うことで。

Hidezo
GX0TU62Y
No.3:
(7pt)

人間は争うように造られている?

中央公論新社130周年記念で発刊された「小説BOC」の企画、8人の作家が同じテーマで、しかし時代を変えて競作するという「螺旋プロジェクト」の作品として書かれた2作品を収めた中編集である。
1作目は昭和のバブル期を舞台にした「シーソーモンスター」で、2作目は2050年代を舞台にした「スピンモンスター」。どちらも「日本を舞台に二つの一族が対立する」という企画のルールに基づき、海族と山族が宿命的に対立し、争う姿を描いているのだが、「シーソー」は嫁と義母の対立、「スピン」は同じ体験をして来た同級生の対立という、伊坂幸太郎らしい焦点のずらし方が効果的でユーモラス。「人はなぜ争うのか」という、まともに挑戦すれば重すぎるテーマを実に見事にエンターテイメントに仕上げている。
競作企画とは言え独立した作品なので、他の作家の作品を読んでいなくても問題なく楽しめる。伊坂幸太郎ファンには安心してオススメする。

iisan
927253Y1
No.2:
(8pt)

連作の中の一冊です。

シーソーモンスターとスピンモンスターの2部作です。完全に独立しているのかと思いましたが、読んでみると繋がりが有ることがわかり、その分後半作のスピンの方が、ワクワク感もあり楽しめました。
ただ、最後にどうなるのかという期待感が高まった割には、最後の結末が若干拍子抜けでした。
そして、最後の最後に、この作品が完全に独立した作品ではなく、❮螺旋プロジェクト❯という作品群の一つであることを知り、こうした終わり方をしたのかなと、感じました。
ということもあり、ついでに、このプロジェクトの最終作品[天使も怪物も眠る夜]も読んでみようかなと思っているところです。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.1:
(4pt)

シーソーモンスターの感想

シーソモンスタ
予備知識なしに伊坂を読むと何系の話なのか期待と不安がある。
嫁姑問題と米ソ問題を考えながら 面白い会話で最後まで
読めますが 何も残らなかった印象が残った。
スピンモンスタ
手塚治虫の「火の鳥」を思い出した。
伊坂の別作品を思い出した。
こんな物で終わってしまった。

小説しては楽しみながら一気に読めますが
イマイチ感が残った

jethro tull
1MWR4UH4

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