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ししりばの家



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【この小説が収録されている参考書籍】
ししりばの家
ししりばの家 (角川ホラー文庫)

ししりばの家の評価: 7.00/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

巧みな時間軸が際立つストーリー

いやぁ怖い。この作者の創造力と表現力。一つの家を巡って起こる怪異を取り上げた連作短編集かと思いきや、違いました。ひとつの章を読み終わると次の章はどうくる?あーそこに戻るかぁ、楽しみ♪と思いながら読んでいるうちに、だんだんと一つのストーリーに収斂されるというパターンの作品。時間軸が二つなのがミソ。そして解説はなんと?!三津田さん。文章の力でこれだけ目に浮かぶように表現されていて怖かったです。

タッキー
KURC2DIQ
No.1:
(7pt)

ししりばの家の感想


さああああああああああああああ

 頭を流れる砂の感覚、幽霊屋敷と呼ばれた邸宅には何が潜んでいたのか、、、小学生時代、琴子たちが出遭った「ししりば」なる怪異は今も尚その屋敷で、、、
 琴子の霊能者への始まりの物語。 まぎれもなくホラーとして書かれているのだけれど所々にドキッとするような仕掛けが見える。 シリーズ通して4文字の怪異が登場するわけだがどれも設定が非常に面白い。 ただ存在するのではなく何故、何の為に存在するのがあり、当然対処法もそこから見えてくる。 その部分は推理するために提供されているわけではないのだが物語の重要な謎として私たちの前に立ちはだかるのだ。
 そして解説の三津田氏のコメントも必見。

りーり
9EDFH0HC

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