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罪の声



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【この小説が収録されている参考書籍】
罪の声
罪の声 (講談社文庫)

罪の声の評価: 7.10/10点 レビュー 10件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.10pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

罪の声の感想

「親ガチャ」という言葉を最近知りました。どんな家庭に生まれるかで人生が決まる…。哀しいかな、このような小説を読むとつくづくそう思います。登場する子どもたちそれぞれの人生模様に心が揺さぶられました。誰もが知るこの事件ですが、巻き込まれた子ども達という視点は脱帽ものです。
関東圏でしか生活したことのない私には、この事件がこれほど大きなインパクトがあったとは知らなかったので、事件当時の捜査の様子などはとても興味深く読みましたし、真相を探る二人の男の動向はわくわくの連続でした。それもまた作者の文筆力とテンポ良い筆運びのなせる技で、ページを捲る手を止められないほどでした。
多くの方々にオススメしたい作品です。

はつえ
L7BVQMDY
No.2:
(9pt)

罪の声の感想

丁寧な作品だと思いました。そう、雰囲気は「火車」のような。
グリコ・森永事件をモデルにしたフィクションで、未解決事件の真相を追う話。
ひとつひとつ真実に近づいていく様子に臨場感があります。

Hidezo
GX0TU62Y
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

罪の声〜グリコ・森永事件の真相!?

関西人にとって「グリコ・森永事件」は昭和の未解決事件の中でも最も衝撃的で記憶に残り続けるものだと思いますが、それをモデルに極力史実に基づいて書かれた本作、かなり読みごたえがあるし、どこまでが史実でどこまでがフィクションか、見極めながら読むのも面白いでしょう。結構真相に近づいてたりして。
塩田さんの作品はデビュー作「盤上のアルファ」などに比べると、はるかにシリアス度が増していて(ところどころには笑いを誘うフレーズも出ては来るけど)今後の方向性が楽しみです。
描写としては少しセリフによる説明が冗長だったかな。

ps.「ギンガ・萬堂」のネーミングはともかくとして、道頓堀名物「ギンガの看板」には正直笑えました。

本好き!
ZQI5NTBU

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