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【この小説が収録されている参考書籍】
螢
蛍 (GENTOSHA NOVELS―幻冬舎推理叢書)
螢 (幻冬舎文庫)

の評価: 7.26/10点 レビュー 23件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.26pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全10件 1~10 1/1ページ
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

螢の感想

麻耶雄嵩さんと言う作家さん、私は少々苦手なんです。何冊か読んでいますが、いつもその有耶無耶とした文体に翻弄されるからです。主語がわからない文章に語り手をハッキリさせない手法…内容は面白いのに読み心地、悪いです。
そして今回、ピンポイントでやられました。ましてや本格推理ものを読むとき、登場人物をじっくり頭に叩き込んて挑む私は格好のターゲットでありました。もやもや感が半端なくつきまとい、最後を迎えさせられたわけです。
勘違いを勘違いと思わせず勘違いさせらて…。?の応酬の中で「麻耶氏の作品だもの、この程度はあり!」と思った私が浅はかでした。しかし、今の時代の流れによってはこの手法、通用しなくなるかも知れないと思うのですが、いかがですか。
今のうちにお読みになることをオススメします。

はつえ
L7BVQMDY
No.9:
(7pt)

綺麗な麻耶雄嵩 


 かつて演奏家6人を惨殺し謎の言葉を残し人生を終えた作曲家:加賀蛍司。 10年後、惨劇の痕の残る屋敷に肝試しに来た大学のサークルメンバー達。 世間を賑わす殺人鬼「ジョージ」。 雨の山荘での殺人から何かが始まる・・・。

 トリック自体は真新しさはないのだけれど使い方が非常に上手かったですね。 登場人物のまともさ、がっつり王道な館クローズドサークルものなのは麻耶雄嵩っぽくないなと思ったけれども最後の最後にやってくれます。 

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.8:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

小説の枠にとらわれない新しさ

話の導入がオカルトサークルの合宿ということで、序盤はかなり退屈した。というのも、私自身オカルトには一切興味関心はないからだ。延々と続く記述に飽きかけたが、読み終わった感想としては非常に好印象だ。恐ろしい雰囲気の中でいつ殺人が起きるのかとても緊張感があり、没頭して読書することができたのが良かった。

正直あまりにも人工物めいているとも思う。本格物であるのに細かなポイントについて曖昧であることは確かに気になる。しかしそれでも、その他のインパクトでぼかされてしまったような感じだ。

ちなみにだが、登場人物が長崎県や石川県の地名であることには、意味はなかったようだ。

▼以下、ネタバレ感想

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陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.7:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (4件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

2度、3度と読み返して楽しめる作品

クローズドサークル&推理合戦&ホラーテイスト&叙述トリック
私の好みの要素が揃っており満足の一作でした。

2度、3度と読み返して楽しめる作品だと思いました。


▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.6:
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (4件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

螢の感想

巷のさまざまな書評を読んでいても、それぞれに感想が異なる。

その理由は、どちらかというと物語を楽しむというよりは、テクニックを楽しむ玄人好みの作品のゆえ。

スタイルとしては密室モノであり、それが叙述ミステリーとなる凝った作りになっている。

それ故なのか、特に前半のテンポの悪さが足を引っ張ってしまい残念。  了

とも
4ND5R58B
No.5:
(7pt)

螢の感想

麻耶雄嵩作品の中ではド直球の館ミステリにしてクローズド・サークルもの。解決編からの畳み掛けるサプライズと違和感の払拭が鮮やかでした。

水生
89I2I7TQ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

螢の感想

過去に大量殺人が起きた別荘が舞台とのことで、「蛍」というタイトルとは裏腹にホラー要素が強いです。
とても不気味で良かったです。
最後までホラーを突き通していたのがたまりません。

本作の一押しとなるあるトリックには驚かされました。

殺人事件が起きたのに、周囲の人物のリアクションが薄く、適応するのも早いなと思いました。
もう少してんやわんやしもて良いのではと思いました。

▼以下、ネタバレ感想

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Morphe
CTP9H472
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

トリックの玉手箱

叙述トリックは、使われていそうだな。と感じていたのにその内容にまでは至らず、騙されました。

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ぴちょんちゃん
HJYEAUEJ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

螢の感想

とても良い作品だと聞いていたのでハードルを上げすぎた気がします
確かに面白かったし騙されましたが、少しどんでん返しが弱い気がします
他の麻耶雄嵩の作品はもっと驚かされる作品が多いそうなのでそれらに期待したいです
まあ、そうは言っても決して面白くないわけではありません
普通に面白い作品でした

LN
XL1SRHRZ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

一筋縄ではいかない麻耶雄嵩クォリティーを見た

やーやられましたね。
館モノのミステリーだったので、自分で犯人の予想を立てつつ読み進めたのですが、正直言って見事にかかってしまいました。そして読了後に「んー、やっぱり麻耶雄嵩だなぁ」と唸ってしまいました。
読んで損はない、オススメの一冊です。

アルバトロス
CRRRDTJB

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