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北天の馬たち



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【この小説が収録されている参考書籍】
北天の馬たち (単行本)
北天の馬たち (角川文庫)

北天の馬たちの評価: 7.00/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

探偵は2人必要?

あらすじに興味を惹かれたのと、かつて住んでいた横浜が舞台になっていることで読むことにした。知っている街が出てくると、どうしてこうもワクワクするのだろうか。細かな描写も目に浮かぶからかもしれない。

ストーリー構成はお見事。最初に2つの仕事を遂行する探偵の話があり、最終章で全てを明かしてくれる。一見独立した話のようにも思うが…伏線をも1つの物語にしてしまうのは圧巻だった。
とはいえそれほどのめり込めた作品ではなかった。登場人物に感情移入できなかったからだ。「友情」を描いた作品だけにクサさも否めない。というのもあまり丁寧にキャラクターを描ききっていないように感じたからだ。2人の探偵はどっちが喋っているのかわからなくなることも多々あった。その辺りは今一歩だった。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

北天の馬たちの感想

”男の友情”をテーマに、貫井さん流に描いた作品。二人のどこか怪しげな探偵たちと彼らに憧れを抱くコーヒーショップの若いマスター。
以前某TV番組に貫井さんが出演した時に、昔放映されたあるドラマをもとにかっこいい男の友情を描いたと言われていたのですが、その内容もなかなかに格好いいものだと思います。
ストーリーはまずまずですが、全体的になんとなく物足りなさも覚えた。「友情」というキーワードをもう少し色濃く出しても良かったのでは。
思わせぶりな結末はまだ許せるところではありますが。

本好き!
ZQI5NTBU

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