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姑獲鳥の夏



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姑獲鳥の夏の評価: 7.68/10点 レビュー 22件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.68pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

謎だらけだった

生まれつきいつ死んでもおかしくないくらい虚弱体質の女性がグラマーな体型に成長するなんてことがあるのだろうか。
なぜ華族=元を辿れば公家である榎木津がギリシャ彫刻のような容姿をしているのか。
涼子はなぜ医者を目指そうとしたのか。体の弱い女はいくら勉強しても女医にはなれない。しかも涼子の年齢から考えると、彼女が医専を目指していたのは戦争によって男性医師が不足し始めていた頃。つまりこれからは女医が男の医者の代わりを努めなければならない、という風潮がうっすら漂い始めていた時代である。そんな時代に体の弱い自分に医者が務まるとでも思ったんだろうか。
今と違って口頭試問が何題か出されるだけだった医師の国家試験に内藤はなぜ何度も落ちているのか。

▼以下、ネタバレ感想

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ヘッポコ屋敷嬢
XG82ACXM
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

姑獲鳥の夏の感想

初京極。
ワインで例えるならば、フルボディ小説である。
重厚で濃厚な文章と展開。
少し重過ぎる感が否めないが、前半の百数十ページさえクリアすれば、最後の数十ページは圧巻の引き込み。
文庫本上下巻で読んだが、上巻に4日を費やしたのに対し、下巻は1日と脅威の巻き返し。
作者の豊富な知識とパワーに圧倒された。

塞翁
6AR0FFJN
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

物語に浸れるかどうか

誰でも主人公になれそうなぐらい個性的なキャラクターが魅力。
物語の不思議さよりも登場人物や場の雰囲気に惹きこまれた。

本格物を期待して読んでしまっていたので
ミステリとしてアレ?って感じでしたが、
物語としてなかなかでした。

おいげん
PQLRUDUD

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