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(短編集)

密室蒐集家



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【この小説が収録されている参考書籍】
密室蒐集家 (ミステリー・リーグ)
密室蒐集家 (文春文庫)

密室蒐集家の評価: 6.45/10点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.45pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

密室蒐集家の感想

各章どこに様々な密室が出てくるが偶然を利用したものが多い。密室蒐集家が推理を披露するが犯人がほとんど物的証拠がない時点でも犯行を認めてしまうという潔さ。物語を楽しむというよりはパズルの回答を読んでいるような作品。

BOY
IM7XWAPW
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

密室蒐集家の感想

つまりファンタジーなんですね…。
密室トリックはどれも現実味がなく偶然や、運命の悪戯を利用したものばかりです。直ぐに緻密なトリックを楽しむ作品でないことがわかり、作者の世界観を感じることに…方向転換をしました。最終章の三好達治の詩への解説など、心に響くものは多々ありました。
結論として、読後に気づいたのですが、これが作者の狙いであり、だから「密室蒐集家」なのでしょうか。作家について知識がありませんので、罠に嵌まったのかすらわからずにおります。

はつえ
L7BVQMDY
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

密室蒐集家の感想

密室をテーマにした5編の連作?短編集です。
密室殺人が起こると、「密室蒐集家」を名乗る探偵役が、何処からともなく現れて、瞬時に解決して、いつの間にか消えているというパターンです。
麻耶雄嵩の「貴族探偵」シリーズに少し似た感じですが、この作品は正直「パズル」ですかね。(貴族探偵は単なる「パズル」ではない)
短編なので仕方ないのですが「贅肉」がありません。
即ち、文字として描かれた情報の殆どがロジックの一部になっている感じです。
当然登場人物も少ないのですが、パターンとして「最も犯人らしからぬ人」を犯人として仕立てる傾向があります。
なので、相当に「強引」になってしまっています。
「偶然」にも頼りすぎで、ご都合主義的と言われても仕方ないですかね。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.1:21人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

密室蒐集家の感想

作者のこだわりぶりがマニアにとっては微笑ましい、好感の持てる短編集だと思います。

しかしこの作者の「警察官がこんな初歩的な確認漏れをするか?」と突っ込みたくなる設定は、前作と変わらず。突っ込んだ方が負けなんだろうか。
ということで、偶然が多すぎるとか、証人への名前や服装の確認がどうかとかについては、誰もが気がつくところなので触れないことにします。

今回の大きな趣向は、それぞれの短編で時代が異なる点です。こうした設定をするからには、作者は十分時代考証をした末だと思うのですが、いくつかつまらない点で引っかかるところがあります。

▼以下、ネタバレ感想

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shoukk
NDM7CE2U

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