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(短編集)

密室蒐集家



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【この小説が収録されている参考書籍】
密室蒐集家 (ミステリー・リーグ)
密室蒐集家 (文春文庫)

密室蒐集家の評価: 6.45/10点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.45pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

密室蒐集家の感想


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なおひろ
R1UV05YV
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

密室蒐集家の感想

異なった年代毎に独立した密室殺人事件を密室蒐集家という謎の人物が解決していく連作短編集。時代ごとに捜査方法やトリックに変化が見られるのも面白かった。ストーリーが好きなのは『理由ありの密室』と『柳の園』、ミステリとして好きなのは『佳也子の屋根に雪ふりつむ』でした。

水生
89I2I7TQ
No.3:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

密室蒐集家の感想

祝!第13回本格ミステリ大賞受賞!戦前、戦後、そして現代。異なる時代に密室殺人あれば必ずどこからともなくやってくる密室専門の名探偵。その名も、「密室蒐集家」!探偵をあくまで「推理装置」としてのみ機能させ、「密室」という本格ミステリの宝石をスマートでロジカルに輝かせてみせる著者の本格魂が炸裂の傑作短編集!特に一発ネタと少年少女の心の葛藤が見事に合わさった「少年と少女の密室」、雪密室で容疑者に仕立てられた不運な女性が巻き込まれた事件の真相が切ない「佳也子の屋根に雪ふりつむ」が良かった!また、蒐集家にほのかな想いを寄せた千鶴ちゃんの存在も良し!

ジャム
RXFFIEA1
No.2:
(7pt)

密室蒐集家の感想

ランキング上位の作品にしては物足りない。
ですが純粋なミステリの楽しさを感じた作品集。
物語が弱く推理問題集と化していますが密室と謎解きのこだわりが楽しい。

jom
GUZPXBJJ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
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密室蒐集家の感想

どの短編も驚きあり、とても楽しい短編集でした。
人物造形や感情などはバッサリ切り落とし、
事件⇒検証⇒解決をテンポよく味わえる構成になっていました。
これは好みが分かれそうですが謎を解くパズルが好きな私はとても満足です。

1つに絞れないのですが
「少年と少女の密室」「死者はなぜ落ちる」「佳也子の屋根に雪ふりつむ」
この3編は違った色をもつ真相の楽しさが印象的でした。

ところで著者の本は5年以上ぶりの久々の新刊です。
間で、PSPゲームの『トリックロジック』にて著者のミステリに触れていたのですが、
その中でゲームの特性、内容の盲点を他の作家に比べて上手く活用していた真相を描いていると感じてました。
その時の問題編、解決編、それに触れる読者が受けるだろう盲点や謎解きの楽しさを
本書の密室蒐集家でも感じる事ができゲームをしている様な楽しさがありました。

あと余談で、密室蒐集家の造形は、
麻耶雄嵩の貴族探偵と伊坂幸太郎の死神の精度を連想してました。
純粋に謎を楽しむ本書の様な本が近年減った印象を受けているだけに、
今後も密室蒐集家が現れる作品が読みたいと思いました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

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