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トラップ・ハウス



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【この小説が収録されている参考書籍】
トラップ・ハウス
トラップ・ハウス (光文社文庫)

トラップ・ハウスの評価: 5.00/10点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

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No.1:
(3pt)

トラップ・ハウスの感想

トレーラーハウスに閉じ込められた男女9名に襲い掛かる罠。シチュエーションは面白い。よくある孤島や洋館に閉じ込められるのとは違い、各自は何処かへ行くことができず、まとまった状況を作り出せる。ここまでは良い。
ただ、狭苦しい室内で罠を仕掛ける作品を作る事を考えると、打撲系なら物が落下、刺傷なら画鋲という具合に扱える道具が限られており、かなり地味になる印象が拭えない。ホラー作品なら、水攻め・毒ガス・感電・虫・襲い掛かる刃物でバッサリ。なんて具合で痛さや恐怖を演出して惹き込めますが、本作品はホラー的な恐怖はまったくなく、地味で罠もぬるい為に緊張感がありませんでした。罠については、手足を洋服や小物でくるんでみたり、針なら叩いて潰せば回避できるんじゃない?とか読者が回避方法を色々想像できてしまう内容。そういう事が出来ない状況設定や説明が本書にはないので、作り手が意図しない方向へ読者が勝手に想像してしまう誘導ミスの粗が多く気になりました。

読んでいて作者が違うのかな?と感じる次第。ただ、突然な動機設定や企業エピソードを盛り込んでくるのは著者らしさを感じますのでやっぱり本人かと思う次第。んー。。。この当時、忙しかったのかな。そんな事を感じる作品でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
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