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奇面館の殺人



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奇面館の殺人の評価: 7.48/10点 レビュー 23件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.48pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全23件 1~20 1/2ページ
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No.23:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)
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奇面館の殺人の感想

シリーズ9作目。
2025年2月21日読了。

りゅかさん
DSQDHULA
No.22:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

館シリーズ久しぶりの王道のクローズドサークル

久しぶりに王道的なクローズドサークルが来て、嬉しかった。
十角館、迷路館、時計館が好きな人は好きそう。




▼以下、ネタバレ感想

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みみずく
XMIGJL6I
No.21:
(7pt)

奇面館の殺人の感想

 
 雪の山荘、招かれざる客、9作目にして王道に回帰したのかと思いきや、外れない仮面という面妖な設定が光る。

不可思議な舞台、大胆な犯行、既存のミステリのセオリーを裏切るトリック。 いや~見事に騙されました。 ラストに明かされる細やかな遊びも嫌いじゃないです。 前半部分の事件が起こるまでが結構長いのが瑕、★は7つ!!

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.20:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さすがにネタ切れ?

他の方も述べられている通り、新本格への原点回帰らしい。
容疑者全員へ仮面を被らせ、その仮面の種類で人物を表現するところに、十角館で外国の推理作家の呼称で呼んだところに共通点が見える。
迷路館のような大どんでん返しもあるにはある。
名前に注目すれば謎を解く鍵も見えてくる。
そして雪山の閉ざされた邸宅で起こる殺人劇というところは霧越邸の要素もある。

とにかく入れらるものは入れてみて新本格を書いてみました、ということか。
少し入れすぎた感じで、トリックも「あーそういうことね」という印象で、お遊び感覚も見えたか?
文量は時計館と同じくらいだが、あそこまで内容が詰まっていたかと言われると、疑問もある。
ということで、館シリーズとしては個人的には辛めの採点となってしまった。
流石にネタ切れかな?
綾辻氏の解説で、10作目の構想も脳内でもぞもぞしていると書いてるので、あまり焦らずに、そしてなる早で最後の大傑作を書いてもらいたいと思う。

yoshiki56
9CQVKKZH
No.19:
(8pt)

原点回帰

原点回帰と作者が言ってるように
変化球ではなく、真っ向勝負かと。
ミステリ好きな人だと、
ははん。顔を隠した人 = 人物入れ替え だろうと、
思って読んでいると、話も合わせてその方面で進んでくれます。
でも、一筋縄でいかずに、どう展開するのだろう?と
読みやすかったです。

最後のビックリはそこですか!?って感じでした。
どうでもいいっちゃ、どうでもいいような、やっぱり、遊び心がありますね。

halhi
II1T2RT1
No.18:
(7pt)

奇面館の殺人

館シリーズはこれで3作目になります。今回も面白かったですが、前の2作に比べると、種明かしの驚きがそれほどでもなかったかなぁという印象でした。
あと、これだけの状況を作ろうとする時点で、かなり不自然というか無理やりな感じがしないでもない。
でも、十分楽しめましたので、他の館作品も楽しみにしたいと思います。

マー君
S2HJR096
No.17:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

古き良き新本格

あとがきでも書いてある通り「新本格への原点回帰」という感じの作品です。
綾辻先生の持つゴシック趣味と本格がちょうど良いくらいのバランスに交わっているように思います。
そして何といっても奇妙な舞台設定。よく本格ものへの批判として言われる「人間が書けていない」なんて言葉への意趣返しのように感じました。そしてそこから生まれるどんでん返しの面白さが良かったです

十兵衛
RGUA4AIM
No.16:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

良くまとまってはいるとは思いますが……

設定も面白いし良くまとまっているとは思いますが、上下巻というボリュームが必要だったのかな?と思ってしまう作品です。
同シリーズの時計館とほぼ同じページ数で、内容の密度は半分か下手したら3分の1ぐらいに感じました。
せっかくのクローズドサークル物で殺人数が少ないのも寂しいですね(いっぱい殺されればいいってもんじゃないですが)

決してつまらなかったわけではないのですが、長さの割りに物足りなかったという面で減点しました。

マリオネットK
UIU36MHZ
No.15:
(6pt)

館シリーズ第9弾

特異な状況なだけに飽きずに読める。

ただ、非現実的であり、殺人がメインでなかった点がマイナス。
館シリーズならではの方法で、脱出を図らなければならなかった理由については伏線の回収が上手かった。

エーカー
NWKWLAAY
No.14:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

奇面館の殺人の感想

仮面をかぶるという設定、館の雰囲気と待ちに待った館シリーズの正当続編という感じでした。
ただ、仮面の種類と人物が中々一致せず、誰がしゃべっているのかわかりにくく正直読みにくかったです。
また事件が発生するまでが長くてまわりくどい気がしました。
真相にいたってはさすがの綾辻さんそう来たかぁと唸らされました。
面白かったのですが、どうしても館シリーズだけに期待が高くなってしまうぶん少し厳しい評価になってしまいました。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.13:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

奇面館の殺人 感想

いつもながら綾辻先生の作品楽しませて貰いました。
ただ・・最後のエピローグは必要なかったのでは?

anotokinoinoki
4B79947F
No.12:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

奇面館の殺人の感想

作者も仰っていましたが、この作品はデビュー当時を彷彿とさせるような原点回帰のパズラーの作品です。
タイトルにもある通り、仮面が非常に重要な役割を持っています。登場人物の半数が仮面を被っています。仮面を被っている人たちは、最初に名前が出てくるのですが、その後は着けた仮面の名前で呼ばれ話が進んでいくので、少し厄介ですし、私は何回も前のページに戻って確認してました。
文庫本で上下巻になっているので文量は合計すると若干多くなっていますが、それを全く感じさせない展開の面白さはやはりベテラン作家だなと思います。
館シリーズの名に恥じない作品だと思います。


かまたまーの
2NLWPJG7
No.11:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

奇面館の殺人の感想

ある日、ミステリ作家の鹿谷門美は怪奇幻想系の新人作家・日向京助から呼び出された。
日向のもとに奇面舘主人・影山逸史から招待状が届いたのだ。
参加の謝礼金は200万円。
駆け出しの新人作家にとっては魅力的だが、日向は突発性難聴で体調不良だった。
そこで、日向は自身と似ている鹿谷に、“日向京助”として参加してほしいと打診した。
鹿谷は当初断るつもりだったが、何と奇面舘はかの“中村青司”の舘だった。
鹿谷は“日向京助”として集いに参加した。
当日は季節外れの大雪で舘は孤立した。
集いは主人も客人も鍵つきの仮面をつけるという奇妙なものだった。
鹿谷は舘や仮面に興味を惹かれながらも、“日向京助”として無事集いを終えた。
しかし、その夜人知れず血みどろの惨劇が起きた。
翌日発見された死体は頭部と両手の指が切断されていた。
主人・客人ともに仮面があるため、本人かわからない。
被害者・犯人は誰なのか。
今回の舘はどんな仕掛けがあるのか。
鹿谷は真相を探るー・・・

綾辻氏自身があとがき等で語るように、原点回帰的作品です。
舞台は舘シリーズお馴染み“中村青司”の舘“奇面舘”。
同じく舘シリーズお馴染みいわく付きの代物や奇妙で儀式的な集い。
そしてミステリお馴染みの雪の山荘。
舘シリーズらしい妖しく魅力的な要素が盛り沢山です。
こてこてっぷりにワクワクします。
これらの要素は伏線であり、ミスリードでもあり、作中上手く活かされています。
綾辻氏らしくお得意の叙述トリックも舘の仕掛けもあります。
ただ、初期作に比べたら“驚き”は少ないかもしれません。
そのため、“驚き”重視の人には物足りないかもしれません。
しかし、その代わりといっては何ですが、伏線はしっかり提示されていて、割合フェアだと思います。
ミステリらしいミステリであり、舘シリーズらしい舘シリーズです。
そのため、個人的にはとてと面白かったです。
一応次回作が最後の舘シリーズとのことなので、名残惜しみつつ、楽しみにしています。

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あんみつ
QVSFG7MB
No.10:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

いかにもな「館」

文庫化をずっと待ち望んでいた作品です。

館シリーズ9作目にして、シリーズ独特の不気味な世界観が際立っている作品。
まさに館シリーズといった感じの雰囲気を味わえます。

また、読了感は悪くないと思います。
次の「館」も今から楽しみです。



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とんかつ
52NFMYBA
No.9:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

奇面館の殺人の感想

今作は原点回帰の王道パズラー。奇妙な主人、奇妙な客、奇妙な会合、不可思議な殺人と論理的な解決、メイントリックは笑えるほどに驚かされた。自分はシリーズ屈指の快作だと思います。

水生
89I2I7TQ
No.8:
(7pt)

奇面館の殺人の感想


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axel
RNCIKKBG
No.7:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

奇面館の殺人の感想

登場人物全員が仮面をかぶせられるという前代未聞の状況で起こる殺人事件!鹿谷門実が「奇面館」で起こったこの難事件に挑む館シリーズ待望の最新作! 正直最初に犯人の指名されたときあまり驚きというのはなくて、奇面館のあの仕掛けがメインだったのかな?と思いきや・・・まさかああいう仕掛けが隠されていようとは!またしてもまんまといい意味でしてやられましたね!でも、これまでと違ったのはあのトリックが明かされたとき思わず大爆笑してまったことかな(笑)わけが知りたい方はぜひ本書のご一読をお勧めします!

ジャム
RXFFIEA1
No.6:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

奇面館の殺人の感想

「館」シリーズ第9作目にあたる本作品だが、この「奇面館の殺人」もどこをどうとっても「推理小説」である。ひとつの事実が真実に至る道しるべであると同時に、ミスリードの役目をも併せ持つ非常に手の込んだ内容で、「吹雪の山荘」で起きた殺人事件の犯人を指摘する鹿谷門実の推理には圧倒される。いろいろなファクターがすべて合理的に示される彼の推理。ひとつひとつの事柄が全部意味のある仕掛けであり、真実の絵を完成させるピースであるわけで全く持って感心する以外に無い。ただ一点、読後の印象は少し軽いと云う事。それはオドロオドロした連続殺人ではない所為なのだろうか。ともあれ質を落とすことなく「館」シリーズをここまで書き続けられる綾辻行人氏に拍手を送りたい。読了2013年2月17日。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.5:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

本格は楽しい。

奇面館の予告から数年経って念願の発売。館シリーズが読めるだけで嬉しいです。

数年ぶりとは言え、中身は相変わらずの本格物。
Anotherで少し物足りなさを感じましたが
こちらは、期待していた新作を納得して読めた満足感がありました。

著者も参加されていた、
ゲームのトリック×ロジックをプレイしていた事により感じる事ですが、
何気ない文章が伏線に繋がり、かつ、それが深読みしすぎてミスリードになる。と言った
ゲームっぽい誤真相(仮説)がとても豊富に感じました。
意識しているかわからないですが、
何となく過去作よりも文章の作り方に遊びを感じました。

仮説の数々で結末を描いてもよい所を
あえてそうじゃない所に落ち着かせた捻りが効いているのは、
やりすぎて好みから逸れた感じがしましたが、全体的には面白かったです。

コテコテ要素が満載でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.4:
(8pt)

奇面館の殺人の感想

久しぶりの館シリーズ。本作『鬼面館の殺人』でも綾辻行人らしさが存分に発揮されています。館シリーズファンにオススメの1冊です。

BOY
IM7XWAPW

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