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奇面館の殺人



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奇面館の殺人の評価: 7.48/10点 レビュー 23件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.48pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全15件 1~15 1/1ページ
No.15:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

館シリーズ久しぶりの王道のクローズドサークル

久しぶりに王道的なクローズドサークルが来て、嬉しかった。
十角館、迷路館、時計館が好きな人は好きそう。




▼以下、ネタバレ感想

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みみずく
XMIGJL6I
No.14:
(7pt)

奇面館の殺人の感想

 
 雪の山荘、招かれざる客、9作目にして王道に回帰したのかと思いきや、外れない仮面という面妖な設定が光る。

不可思議な舞台、大胆な犯行、既存のミステリのセオリーを裏切るトリック。 いや~見事に騙されました。 ラストに明かされる細やかな遊びも嫌いじゃないです。 前半部分の事件が起こるまでが結構長いのが瑕、★は7つ!!

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.13:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さすがにネタ切れ?

他の方も述べられている通り、新本格への原点回帰らしい。
容疑者全員へ仮面を被らせ、その仮面の種類で人物を表現するところに、十角館で外国の推理作家の呼称で呼んだところに共通点が見える。
迷路館のような大どんでん返しもあるにはある。
名前に注目すれば謎を解く鍵も見えてくる。
そして雪山の閉ざされた邸宅で起こる殺人劇というところは霧越邸の要素もある。

とにかく入れらるものは入れてみて新本格を書いてみました、ということか。
少し入れすぎた感じで、トリックも「あーそういうことね」という印象で、お遊び感覚も見えたか?
文量は時計館と同じくらいだが、あそこまで内容が詰まっていたかと言われると、疑問もある。
ということで、館シリーズとしては個人的には辛めの採点となってしまった。
流石にネタ切れかな?
綾辻氏の解説で、10作目の構想も脳内でもぞもぞしていると書いてるので、あまり焦らずに、そしてなる早で最後の大傑作を書いてもらいたいと思う。

yoshiki56
9CQVKKZH
No.12:
(8pt)

原点回帰

原点回帰と作者が言ってるように
変化球ではなく、真っ向勝負かと。
ミステリ好きな人だと、
ははん。顔を隠した人 = 人物入れ替え だろうと、
思って読んでいると、話も合わせてその方面で進んでくれます。
でも、一筋縄でいかずに、どう展開するのだろう?と
読みやすかったです。

最後のビックリはそこですか!?って感じでした。
どうでもいいっちゃ、どうでもいいような、やっぱり、遊び心がありますね。

halhi
II1T2RT1
No.11:
(7pt)

奇面館の殺人

館シリーズはこれで3作目になります。今回も面白かったですが、前の2作に比べると、種明かしの驚きがそれほどでもなかったかなぁという印象でした。
あと、これだけの状況を作ろうとする時点で、かなり不自然というか無理やりな感じがしないでもない。
でも、十分楽しめましたので、他の館作品も楽しみにしたいと思います。

マー君
S2HJR096
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

古き良き新本格

あとがきでも書いてある通り「新本格への原点回帰」という感じの作品です。
綾辻先生の持つゴシック趣味と本格がちょうど良いくらいのバランスに交わっているように思います。
そして何といっても奇妙な舞台設定。よく本格ものへの批判として言われる「人間が書けていない」なんて言葉への意趣返しのように感じました。そしてそこから生まれるどんでん返しの面白さが良かったです

十兵衛
RGUA4AIM
No.9:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

奇面館の殺人の感想

作者も仰っていましたが、この作品はデビュー当時を彷彿とさせるような原点回帰のパズラーの作品です。
タイトルにもある通り、仮面が非常に重要な役割を持っています。登場人物の半数が仮面を被っています。仮面を被っている人たちは、最初に名前が出てくるのですが、その後は着けた仮面の名前で呼ばれ話が進んでいくので、少し厄介ですし、私は何回も前のページに戻って確認してました。
文庫本で上下巻になっているので文量は合計すると若干多くなっていますが、それを全く感じさせない展開の面白さはやはりベテラン作家だなと思います。
館シリーズの名に恥じない作品だと思います。


かまたまーの
2NLWPJG7
No.8:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

いかにもな「館」

文庫化をずっと待ち望んでいた作品です。

館シリーズ9作目にして、シリーズ独特の不気味な世界観が際立っている作品。
まさに館シリーズといった感じの雰囲気を味わえます。

また、読了感は悪くないと思います。
次の「館」も今から楽しみです。



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とんかつ
52NFMYBA
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

奇面館の殺人の感想

今作は原点回帰の王道パズラー。奇妙な主人、奇妙な客、奇妙な会合、不可思議な殺人と論理的な解決、メイントリックは笑えるほどに驚かされた。自分はシリーズ屈指の快作だと思います。

水生
89I2I7TQ
No.6:
(7pt)

奇面館の殺人の感想


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axel
RNCIKKBG
No.5:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

奇面館の殺人の感想

登場人物全員が仮面をかぶせられるという前代未聞の状況で起こる殺人事件!鹿谷門実が「奇面館」で起こったこの難事件に挑む館シリーズ待望の最新作! 正直最初に犯人の指名されたときあまり驚きというのはなくて、奇面館のあの仕掛けがメインだったのかな?と思いきや・・・まさかああいう仕掛けが隠されていようとは!またしてもまんまといい意味でしてやられましたね!でも、これまでと違ったのはあのトリックが明かされたとき思わず大爆笑してまったことかな(笑)わけが知りたい方はぜひ本書のご一読をお勧めします!

ジャム
RXFFIEA1
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

本格は楽しい。

奇面館の予告から数年経って念願の発売。館シリーズが読めるだけで嬉しいです。

数年ぶりとは言え、中身は相変わらずの本格物。
Anotherで少し物足りなさを感じましたが
こちらは、期待していた新作を納得して読めた満足感がありました。

著者も参加されていた、
ゲームのトリック×ロジックをプレイしていた事により感じる事ですが、
何気ない文章が伏線に繋がり、かつ、それが深読みしすぎてミスリードになる。と言った
ゲームっぽい誤真相(仮説)がとても豊富に感じました。
意識しているかわからないですが、
何となく過去作よりも文章の作り方に遊びを感じました。

仮説の数々で結末を描いてもよい所を
あえてそうじゃない所に落ち着かせた捻りが効いているのは、
やりすぎて好みから逸れた感じがしましたが、全体的には面白かったです。

コテコテ要素が満載でした。

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egut
T4OQ1KM0
No.3:
(8pt)

奇面館の殺人の感想

久しぶりの館シリーズ。本作『鬼面館の殺人』でも綾辻行人らしさが存分に発揮されています。館シリーズファンにオススメの1冊です。

BOY
IM7XWAPW
No.2:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

めんどくさいけど、面白い

仮面をかぶった者たちが集まる館で起きる殺人事件。
しかも舞台は吹雪で孤立した館!

館シリーズの最新作ですが
別に前のものを読んでなくても推理には支障がないです。

ちょいちょい前のシリーズのことが出てくるので、
まあ、読んでおいた方が無難ですが・・・・・・。

相変わらず探偵役:鹿谷門実にはまったく魅力を感じないんですが
何故か読んでしまうシリーズ・・・。

登場人物表がないので、覚えにくかったです。
いちいち、この人はどういう人で、どういう仮面で・・・・というのを確認するのが
面倒でした。

一発で覚えられる記憶力が欲しい・・・・・

今回も騙されましたっていうかびっくりしました!


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jack
J1EJ4V2U
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

奇面館の殺人の感想

1ページ目から「あれっ?」と思うはずです。 巻頭に登場人物一覧の記述がありません。
そして、館に招かれた6人の客人が、各自身につけた仮面の名前で呼ばれており、本名が明らかにされていません。
「叙述の綾辻」 これは「十角館の殺人」風味の叙述トリックが期待できるのではと、当方序盤から前のめり気味。
しかも鹿谷が、序盤から全開で出突っ張りのワンマンショーを展開。
何より、ホラー、幻想色が薄いのが嬉しかった訳ですが、正直終盤大失速した感は否めませんでした。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O

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