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泥棒は図書室で推理する



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泥棒は図書室で推理するの評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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No.1:
(8pt)

泥棒は図書室で推理するの感想

今回はニューヨークではなく、山奥のイギリス風ロッジでの出来事。日本でもよくあるような雪に閉ざされた一軒家で、誰もそこから出ることができなくなる中で連続殺人が起こる・・・と言う非常によくありがちな設定なのですが、やっぱり面白いです。泥棒であるバーニイの目的は有名なあのレイモンド・チャンドラーの献辞付きの初版本。もともとは恋人と行く予定だったのですが振られてしまい、親友のキャロリンと出かける事になるのですが、このレズのキャロリンとの会話がいつも本当に楽しくて、異性の親友って本当にいいもんだなと感じます。

探偵物はいまいち苦手なところもあるのですが、酔っ払ってしまって予定外の行動になったりとか、かなりすっとぼけたヒーローなのですが、トイレを我慢できなくなるあたりは最高に面白かったです。
訳者の方が非常に上手い表現をされているのだと思いますが、推理とかよりもパロディとか会話とかを存分に楽しめる作品なので、1作目から読まれることをお薦めします。

たこやき
VQDQXTP1

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