奥嵯峨にある小さな寺の住職が、両手首を切り落とされるという異様な姿で殺害された。

日本初、007の本格的後継小説! イアン・フレミング著「007は二度死ぬ」の後日譚にして、原典の謎や矛盾を解決する一篇。

レジェンドへのリスペクトを胸に 人気作家7名が全力執筆! 真正面から挑戦する超絶技巧の本格ミステリから、 女子高に潜入する火村とアリスや 不可解なダイイング・メッセージに挑む 江神たちEMCの面々まで。

フリマアプリで、「カシル様専用」として箱を出品すると、必ず落札される――。

私は探している、「人を殺せる」怪談を。

ゆずりは相続法律事務所は、その名の通り相続問題を専門にしている。

呪いで殺人は合法? 超常現象による犯罪を法で解決するのは、警視庁呪詛対策班。

「黒死館殺人事件」でおなじみの刑事弁護士・法水麟太郎が活躍! 北多摩の尼寺・寂光庵。

ピレネー山中で男性の惨殺体が見つかった。 死体の傍には謎の記号が描かれた石が残されていた。

大唐帝国の帝都・長安で生ずる、奇怪な連続殺人。 屍体は腹を十文字に切り裂かれ、臓腑が抜き去られていた。

〈名探偵〉ーーそれは本格ミステリというジャンルにおける花形であり、その核心である〈推理〉を象徴する存在です。

怪異による超常現象×名探偵の論理！　30年前から繋がる惨劇の連鎖。

一葉(ひとは)には母と2人だけの秘密があった。正体不明の異形――「泣き女」が見えるのだ。

口に髪が入ったら死がやってくる。

誰にでも青春があった。被害者にも犯人にも、そして刑事にもー。

救急医・武田のもとに搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。

北関東の実家を飛び出し、東京の歓楽街まで流れ着き、ボーイズバーにハマってしまった18歳のさあや。

ホームレスの女性が、公園で殺害されているのが発見された。犯人も動機も不明。

「或る、バイト体験者の話をインタビューしてきてください」 新作の執筆依頼でバイト体験者たちに取材をしていく一人の作家。

警察小説で数多くの人気シリーズを生み出してきた作家・麻見和史が本作で挑むは「コールドケース(未解決事件)」。

あらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」は、星嶺医大附属病院の伝説的外科医・火神郁男の命までも奪った。

ライターの藤崎俊一はある男を追っていた。

事件の背後には血塗られた伝承が―― 一族に死をもたらすのは呪いか、殺人か？ 累計16万部突破「クルス機関」シリーズ著者最新作！ ベテラン県会議員として絶大な権力を振るう芳賀珠美の手下“ヘンチマン”として、下請け調査を行っている若月朔太郎。

人々に妖精の谷と怖れられる地で育った少女がいた。母は少女の名を隠し、二人は洞穴でひっそりと暮らしていた。

東海道を舞台にした「蠱毒」も、残り23人。 人外の強さを誇る侍たちが島田宿で一堂に会した。

奈良県で日本の元内閣総理大臣が撃たれ、死亡した。その場で取り押さえられたのは41歳男性の容疑者。

小学6年生の男子生徒がクラスメイトを毒殺した。

死を前にした人間を「未練」から解き放つため、天から遣わされた死神、クロとレオ。

死刑か逆転無罪か。

1997年10月、神田明神下の路地で起こった轢き逃げ事案。

わたしたちは、いつまで人間でいられるのか? 新しい暗号通貨、分断のないSNS、超小型人工衛星…… 宮内悠介が迫る、8つのテクノロジーの新時代!

18年前に起きたカルト教団《アルパートンの天使》集団自殺事件の謎……犯罪ノンフィクション作家がつかんだ、衝撃の真相とは!?

千葉東署にスピード違反で検挙された男が偽札を所持していた。

大坂の町を騒がす化けものウナギに、芸州秋山家の誇る剣豪を次々と襲う不審死。

食事中、睡眠時、入浴中――ずっとあなたを見つめています。 新興宗教の教祖・七沢ルナは暴力と凌辱の日々を強いられていた。

亡き夫に唇を触れられたと語り出した義妹（「魂疫」）。縁切り神社で行われる、奇妙な“儀式”（表題作）。

東京・赤羽の路上で資産家が殺害された。

嘘だ――。その光景を前にして、薬師・空洞淵霧瑚（うろぶち･きりこ）は目を疑った。

「こんにちは。僕は死神です」 高校2年生の青柳康介の前に現れたのは、サチヤと名乗る死神だった。

横濱で知らぬ者なき富豪一族、檜垣澤家。当主の妾だった母を亡くし、高木かな子はこの家に引き取られる。

12世紀の中東。 聖者たちの伝記記録編纂をJ志す詩人のファリードは、伝説の聖者の教派につらなるという男を訪ねる。

明治初頭、日影一族の棟梁の隠居所だった武家屋敷が官憲に包囲されたが、一族は忽然と姿を消した。

世界遺産・藤湖のまわりを囲むようにそびえ立つ、静謐な佇まいの十燈荘。

角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー、待望の第3弾。

数百年続く、凄惨なる呪いの戦い――。至高の恐怖と異形の謎に挑め。

元弁護士の著者ならではの、女性弁護士が奔走する傑作本格推理! 夫の浮気相手にたいして妻が起こした損害賠償請求を受け持つことになった、弁護士の横手皐月。

新居に越してきた新婚夫妻が地下室の床下から掘り出したのは、若い女性の腐乱死体だった。

花も盛りの明治40年――高遠彬の紹介で、ひとりの男が書舗「弔堂」を訪れていた。 甲野昇。

「おまえの助けが要る。たった今、きわめて重大と思われるあることがわかった。

名探偵は、いつも遅れて現れる――!? ユーモアミステリの永久定番〈鯉ケ窪学園〉シリーズに新たなバディ登場！ 理事長の娘・朝比奈麗華は大のミステリ好き。

スープ屋「しずく」店主の麻野は料理の腕前に劣らず、店に持ち込まれる謎や事件の推理力も評判だ。

「その旧家の男子は皆、十二歳で命を落とす――」映像制作会社でディレクターとして働く杉田佑季は、プロデューサーの小隈好生から、モキュメンタリーホラーのプロットを託される。

「お屋敷の中で見たり聞いたりしたことを、他人に話してはいけません」。

デートに誘ったはずが「家電量販店に行こう」と言われ、憧れの女性と開店前行列に並ぶことになった大学生の青年。

殺されたのは壮年にしか見えない90代の巨大な男……。

雇っていたバイトが自殺未遂し、周囲の態度と激務に苦悩するコンビニの雇われ店長。