17歳の春休み。 東京での暮らしに嫌気が差した船見カナエは、かつて住んでいた離島・袖島に家出する。

最愛の人の死には三億円の価値がある――。壮絶で切ない最後の夏が始まる。

英知大学に入学したばかりの祝部は、飲み会の帰りに暴漢に襲われた末、誤って相手を殺してしまう。

なぜ少女は最愛の先生を殺さなければならなかったのか? 突如失踪した人気小説家・遥川悠真。

[先輩が私を模したアンドロイドを作った][先輩がありとあらゆる内臓を売られてしまった。

人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代―両親の離婚を経て母親と暮らす高崎暦は、地元の進学校に入学した。

これは、僕が君に出逢い恋をしてから、君が僕に出逢うまでの、奇跡の物語。

誰かを殺すまで、ループは終わらない。 足を踏み入れた人間が続々と消えていくという「人食い遊園地」。

「君を、私の専属カメラマンに任命します!」クラスの人気者・香織の一言で、輝彦の穏やかな日常は終わりを告げた。

高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。

人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代──虚質(きょしつ)科学を研究する母と専業主夫の父とともに暮らす今留栞(いまどめ・しおり)は、中学2年の夏休みに訪れた元病院の敷地内で、内海進矢(うつみ・しんや)という青年と出会う。

沙紀ちゃんはいつも殺されがちな最高にかわいい女の子。

これは、涙で始まり、涙で終わる物語。 全身が塩に変わって崩れていく奇病「塩化病」。

22歳女子、実家のバスタブで暮らし始める 「人間は、テンションが高すぎる」ーー 磯原めだかは、人とはちょっと違う感性を持つ女の子。

やがて150人以上の被害者を出し、日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』。

あなたは架見崎の住民になる権利を得ました―。高校二年生の香屋歩の元に届いた奇妙な手紙。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

海と山と坂の街、尾道。(たぶん)日本の果てで(きっと)世界の果ての、この街で。

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

この夏休みが終われば、もう二度と夏はこない。それでも僕らは恋をする。

出来心で女装して演奏動画をネットにあげた僕は、謎の女子高生(男だけど)ネットミュージシャンとして一躍有名になってしまう。

失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。

探偵は“真実”を求め、魔女は“神秘”を求める。そして時に、人には解かれたくない謎があり、秘密にしておきたい真実がある―。

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。

突如転校してきた森山燐は不治の病を患っていた。俺は彼女と共に、ライブを演り、最高の時間を共に過ごし…そして、燐は死んだ。

続々重版『今夜、世界からこの恋が消えても』著者が贈る感動ラブストーリー 田舎町で祖父母と三人暮らし。

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。

聖夜を間近に控えた12月初旬。

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。

初めて会ったはずの君に 僕はどうしようもなく惹かれた 中2の涼は転校先の学校で、どこか大人びた同級生・百合と出会う。

姉を殺した七人への復讐に少女は命を捧げた 四方を山に囲まれた田舎町、阿加田町。

過去は変えられないが、未来は変えられる―― 鎌倉に春一番が吹いた日、一台の快速電車が脱線し、多くの死傷者が出てしまう。

架見崎。誰も知らない街。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

大切な人がいる全ての人へ。“別れ”の意味を問う物語。

夢も目標も見失いかけていた大学３年の春、僕・小鳥遊公生の前に、華怜という少女が現れた。

二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まった。

ヒロインは、全員嘘つき。

★第29回電撃小説大賞《金賞》受賞作★ 　瞳を覗き込むことで過去を読み取り追体験する能力を持つ大学生・紙透窈一（かみすきよういち）。

人工知能探偵・相以（あい）の驚異的な推理力に大敗を喫した以相（いあ）。

恋人の過去と繋がる一冊の交換日記。本当に好きだった。

高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。

――みんな誰かを殺したいほど羨ましい。 美しい少女・蛍が線路に身を投じる。

誰かを、自分を、世界を殺したい。

娘を亡くし妻と離婚した僕に、未来を生きる資格があるのだろうか。終わりがあると知りながら過ごす、僕と君のひと夏。

25万部突破『15歳のテロリスト』著者の衝撃の原点が、完全版で甦る! 男子生徒Kが自殺した。

修学旅行当日、クラスメイトを乗せたバスは事故に遭い、全員の命が奪われた。 ただひとり、高熱で欠席した凛々子を除いて――。

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が、癌の闘病を経て61歳で死去した。

青春は気まずさでできた密室だ――。 今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。

「シエスタさえいてくれれば、俺はよかった」これは探偵の遺志を超える物語 かつて名探偵の助手だった俺・君塚君彦は、ある日、夏凪、斎川、シャルと共に誘拐された。

あの日消えてしまった初恋を、今もずっと忘れられずにいる――。 僕の大学生活は平凡だった。

“主人公”募集。そんな怪しいバイト募集の張り紙に惹かれ、謎の美女が主を務める洋館を訪れた平凡な高校生の輝馬。

終わらない夏が終わるとき、あなたはきっと、涙する。 時を遡ることができたなら。

女子高生探偵のアイと助手のユウは、ひょんなことから遺産相続でモメる一族の館へ。

君と出会えた奇跡を、永遠に忘れない。たとえ君が人殺しだとしても。