僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ



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初公開日(参考)2016年06月
分類

長編小説

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僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1)

2016年06月23日 僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1)

人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代―両親の離婚を経て母親と暮らす高崎暦は、地元の進学校に入学した。勉強一色の雰囲気と元からの不器用さで友人をつくれない暦だが、突然クラスメイトの瀧川和音に声をかけられる。彼女は85番目の世界から移動してきており、そこでの暦と和音は恋人同士だというのだが…並行世界の自分は自分なのか?(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕への総合評価:8.53/10点レビュー 87件。Sランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕への感想

並行世界の存在が実証された世界におけるSF恋愛小説。☆8(+1好み)

2つの作品『僕が愛したすべての君へ』/『君を愛したひとりの僕へ』で1セット。上下巻という意味ではなく、どちらから読んでも楽しめる作品です。
私の読書順序は『僕愛』→『君愛』の順で読んだ後、→もう一度『僕愛』を読みました。

どちらから読むかの参考として
『僕愛』の方は作品の構造を曖昧とし、登場人物達のドラマをメインで楽しめます。
『君愛』の方は作品の構造が明確になり、世界設定を把握して楽しむ作品となります。

ミステリ―好きの人は『僕愛』→『君愛』の順序が良いかと思います。普段から序盤は謎で最後に真相がわかるような作品を読み慣れていますのでこの順序の方で問題なく楽しめます。一方、よく分からない事が苦手で全容がわかった上で作品を楽しみたい方は『君愛』→『僕愛』となります。

時間ものの恋愛作品において、本書の特徴として面白いなと感じたのは、並行世界が全員に認識されている事です。その設定で恋愛要素が含まれると、違う世界線での恋愛に抱く感情はどのようになるのかが興味深く読めました。今の時間軸の恋人と、違う時間軸の恋人を大切にした場合、並行世界を認識している恋人の視点からは嫉妬や羨みの感情はどのような形で納得するのかとか、夜の関係や結婚の瞬間に対してはどうかなど、なかなか踏み込んだSF作品として楽しめました。表紙はライトノベルっぽいですがしっかりと早川書房のSFだなと感じた次第です。

全てを読んだあとでハッピーエンドなのか、そうではないのか、読者に委ねられます。読者がどの世界やキャラをメインで考えるのかで変わる事でしょう。恋愛アドベンチャーゲーム(ある意味平行世界)やSF作品、特に某有名なSF映画の結末に近しいものもあるので、この手の作品はそういう所に落ち着くのかなと感じる次第でした。何はともあれこの手の作品は好みなのでとても楽しい読書でした。
単体でそれぞれ2作品の結末を楽しみ、両方を読むとその関係性をメタ的に俯瞰できる面白い試みの作品でした。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.86:
(4pt)

こっちが1作目なのね

表紙が夕暮れだったから勝手に2作目だと思って、2作目を読んでから読んでしまった。
とても切ない…救われなさすぎる
和音がみていられなかったな
最初にこっちを読んでいれば変わった見方だったのかもしれない
しかし、1作目は望まれた未来って感じじゃない
2作目までの布石な感じはした
君を愛したひとりの僕へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-2)Amazon書評・レビュー:君を愛したひとりの僕へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-2)より
4150312346
No.85:
(3pt)

アニメ映画の方が面白かったかも

アニメ映画で感銘を受けて原作小説を呼んだのですが、所々、主人公の主張が青臭くて、感情移入しにくく感じたので、アニメの方がまとまってたなぁ~って印象を受けました。ライトノベルなので仕方ないのですが、もうちょっと理性のあるキャラにした方が良かったですね。アニメの方の暦くんは知的に感じられたのですが、こっちの暦君は年相応の子どもって印象を受けました。脚本家の構成力が良かったんだなって改めて感じました。
君を愛したひとりの僕へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-2)Amazon書評・レビュー:君を愛したひとりの僕へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-2)より
4150312346
No.84:
(5pt)

ボロ泣きしました。

映画を観て、本を買いました。
映画は僕愛からだったので、本は君愛から。
ここまで一人の人を想い続けられるのが凄いなと思いました。
一生をかけて栞のためだけに生きたのがせつなくてちょっと怖くて、でも素敵です。
君を愛したひとりの僕へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-2)Amazon書評・レビュー:君を愛したひとりの僕へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-2)より
4150312346
No.83:
(5pt)

映画、ボロ泣きしました。

映画は君を先に観たので、小説は逆にしようと僕を先に読みました。
君を先に見るとメインヒロインは栞なんだけど、僕を先に読むとこれはこれでアリだなぁと思いました。
映画と違う部分もあったし、本のほうが詳しいし、読んで良かったです。
僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1)Amazon書評・レビュー:僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1)より
4150312338
No.82:
(3pt)

さっぱり薄味

パラレルワールドの恋愛ミステリ?的なお話でした。
あらすじ的には、、、ざっくり、あっさり、といった感じ。緻密さとか特に求めないのであれば、とても読みやすくていいのかもしれませんね。難しいことは何も考えず読めました。
僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1)Amazon書評・レビュー:僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1)より
4150312338



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