ラテラル ~水平思考推理の天使~
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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謎を解かずにはいられない男子高校生が出会ったのは、全身白ずくめで一言もしゃべらない、不思議な女子生徒。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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水平思考問題の方は「おっ面白いな」って思える問題もあったんですけど 肝心の小説のストーリー自体がつまらない 問題を出される空間を作り出す天使だのが、どんな風に話と絡むのかと思ったら なんか、確かに関係してはいるんだけどでも本筋と、関係ないというのも違うけどでも関係ないよねみたいな。関係ありますかと言われてもYESともNOとも答えられんみたいな 「水平思考推理問題を出されるゲーム空間を出したい!」ってのが先にあって、それに合わせて無理やり色々とこじつけた感がすごい 主人公が進んで参加する理由になる問題を解かずにいられないって性質も 昔に頭打ってから愛がわかりませんってなぁ…… あと、問題が解けない限り体が限界に来てぶっ倒れるまで出られない空間って、普通にデスゲームの一歩手前みたいなもんだと思うんですが、お気楽お遊び感覚でやってんのもどうなんやこれ…… いや別にいいんだけどさぁ。プロローグを読んだときは、さぞや凄惨なゲームになるんだなと思っただけに。実際解けないとプロローグみたいになるわけだし…… なんかなーまあつまらん | ||||
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この本をよんでウミガメのスープの話に 興味が湧きました。 本買おうかな? | ||||
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もはやネットでは有名な思考ゲームである「ウミガメのスープ」を題材にした作品です。 お題に対して「YES」「NO」で答えられる質問を繰り返し、解答に至るまでを競うのがこのゲームの特徴。 すすめという少女の肌に触れると異空間へと連れ込まれ、そこで出される問題を解かなければ元の世界へと戻れません。 「リモコンを踏んで叫んだ女」「買ったばかりの水を捨てる男」等、章ごとに出題があり、主人公たちはそれを解くことになります。 誰も答えられなくても、あるいは誰かが先に答えたからと言って死人が出るわけでもないので、そういった緊張感はないです。 ゼロサムゲームを期待する方は勘違いしてしまわないように注意した方がいいかもしれません。 章ごとの問題とは別に、「すすめちゃんがこの様な体質となった事件の真相とは?」といったこの本のメインテーマとなる問題が存在し、少しずつヒントが明かされていくという構成になっています。正直、凄く練りこまれたプロットだと思います。作者頭良いんだろうなあ、という感じ。 星5ではなく星4にした理由としては、問題自体が既知のもので驚きが少なかったこと(元々ネットで見ることができる、ただしパクリではなく作者が昔出題したものを使っている)です。何の予備知識もない状態で読んだほうが新鮮な感想を得られるでしょう。 「ウミガメのスープ」を知らない、だけどこの作品興味があるといった方はそのままの状態で買ったほうがよいかもしれません。 主人公が人を愛せない人間失格的な設定や、幼馴染自体この作品に要るのだろうかという疑問もあるのですが、もしかして続巻を見越しているのかもしれませんね。あんまり恋人ポジションにいる女の子に魅力が感じられない気がするけど・・・。 | ||||
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土橋先生や御影先生のような命には関わらないゲームではあるが、デビュー作品の緊迫したゲームものラノベ『ミニッツ』と同様、読みやすく楽しめます。 軽い謎解き要素があり、試し読みできますので、興味を持った人は一章を電撃公式サイトで読んでみてから、購入を考えることをオススメします。 | ||||
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ラテラル~水平思考推理の天使~ デビュー作の「ミニッツ」やノベライズした際の「革命機ヴァルヴレイヴ」の著者として知られる乙野四方字先生の新作です。 あらすじは、愛を知らない主人公 、鳩ノ巣 論は、クイズや問題を解くことによって自分に失われた愛を取り戻せるのではないかと考え、謎を解く事を生きがいとしていた。高校二年のクラス替えの際、論の席の後ろになったのは、喋る事が出来ず、電子機器を用いて合成音声によって会話をなし、人との関わりを拒絶する不思議な少女 瑞平すすめ だった。 ひょんな事からすすめと触れ合った論は突如意識が遠退き、気づいた場所は「天使」がクイズによって支配する謎の空間、この状況を解き明かす為にすすめはクイズに挑み続ける といった内容です。 作品の中身としては、ストーリー要素とクイズ要素が4:6 程の割合であり、非常にクイズの容量が大きいです。 クイズは「ウミガメのスープ」という種類の問題を用い、このクイズは、ある【状況】が提示されその【状況】が一体どういうものなのか、出題者にYESかNOで答えられる質問のみによって解き明かすというものです。 実際、問題を見た方がわかりやすいと思うので、一度「ウミガメのスープ」で調べて見ても良いと思います。 乙野四方字先生としてはデビュー作のミニッツからも分かりますが、知略や推理といったタイプの作品が十八番のようですが、今回の作品はクイズ要素が強すぎ、肝心のストーリーが少し浅かった様に思います。 又、キャラクターの面においても、主人公を筆頭にキャラクターの個性が薄かったです。 同じ知略、推理をメインとする作品としては、個人的にはストーリー、キャラクター、クイズ(問題)のエンターテインメント性、どれをとってもミニッツの方が良かった様に思います。 批判的な意見が少し多くなりましたが、作品自体としては面白く読むことができ、クイズや推理系ジャンルが好きな人には一押しの作品だと思います。 | ||||
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