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正解するマド



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初公開日(参考)2017年07月
分類

長編小説

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正解するマド (ハヤカワ文庫JA)

2017年07月06日 正解するマド (ハヤカワ文庫JA)

野崎まどが脚本を手がけたテレビアニメ『正解するカド』のノベライズを依頼された作家・乙野四方字は、何を書けばいいのか悩むあまり、精神を病みつつあった。ついにはアニメに登場するキャラクター、ヤハクィザシュニナの幻覚まで見はじめる。記憶をなくしたというザシュニナに、乙野は一縷の望みをかけて小説の相談をするが…傑作SFアニメから生まれた、もうひとつの「正解」とは?衝撃のスピンアウトノベライズ。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

正解するマドの総合評価:7.80/10点レビュー 10件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

正解するマドの感想

本書は事前の予習が必要な作品。
対象読者は野﨑まど作品が好きな人、そして野﨑まどが脚本を手掛けた『正解するカド』を視聴している人向けとなります。その内容を知っている人に向けて仕掛けられた予想外の展開の物語となります。狭い読者層向けの作品なのですが、該当する方に楽しめる作品です。ファンの期待に応えている作品と言えるでしょう。

本書はアニメオリジナル作品となった野﨑まどの『正解するカド』のスピンオフ作品を、野﨑まどファンである作者の乙野四方字が依頼を受けて執筆するという物語です。アニメのストーリーを小説化した作品ではなく、完全オリジナルの物語です。

物語の主人公は乙野四方字自身。大ファンの野﨑まど作品に関われる依頼に喜ぶ一面もあれば、その期待故にプレッシャーでまったく書けなくなる悩みが描かれます。登場人物や出版社とのエピソードが本当の事のようにリアルに描かれているのが面白く、どこまでが本当の事でどこから創作なのか不思議な感覚での読書でした。その雰囲気が続いていく中で、まったく執筆できずに病んでいる作者の前にアニメ作品に登場するキャラクターが現れるという流れです。

ジャンルとしてはSFメタフィクション小説。現実や虚構やその他いろいろな要素が入り混じる作品です。そして要素として何を混ぜているかというと、野﨑まどの作風や、アニメの『正解するカド』の内容なので本当に読者は限定的です。ただそれらを知っている人にはわかると思いますが、野﨑まどが最後にどんでん返しのように仕掛ける構成やユーモアを本書特有の世界で行われているのが見事でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.9:
(5pt)

どうか正解されたい

あらすじだけ読んで「本編と関係ないなら別にいっか」とか思ってるひとよ、不正解だ。ガッツリ本編に絡んでるし、スピンオフというかむしろ完全に続編です。ただし本編ラストにモヤモヤしている人よ、そのモヤモヤは解消されません。
正解するマド (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:正解するマド (ハヤカワ文庫JA)より
4150312842
No.8:
(5pt)

異方存在ならびに高次元干渉が実在することを主張した作品

アニメ作品『正解するカド』の「スピンオフ」ノベライズかと思い、本書を購入いたしました。この作品をどう評価するべきか、なかなか迷っております。と言うのも、表紙の後ろに本の紹介が書かれているのですが、そこでは「スピンアウト」と書かれており、見事に期待を裏切られたと思うと同時に、それはそれでひとつの作風として「あり」なんではないかとも思われたからです。
 本書は、読者がアニメ『正解するカド』を視聴していることを前提に書かれています。本書における根本的なテーゼは、アニメ『正解するカド』で言及されていた高次元干渉というものは実在する、ということに尽きると思われます。
 筆が進まず苦悩する著者は、やがて『正解するカド』の登場人物ヤハクィザシュニナを幻視し始めるのですが、その彼から、カドが三次元宇宙用の変換機構だとしたら、マドは二次元宇宙用の変換機構だと告げられます。二元宇宙とは、小説だとのこと。小説という異次元の物語が、人に影響を与えることはいわば「異方変換」なのであり、それは「宇宙と異方の邂逅」である。つまり、小説の存在は、高次元干渉が可能であることを証明している、もっと言ってしまえば、アニメ『正解するカド』はきわめてリアリティのある話なんだ、ということなのでしょうか。そういわけで、アニメ『正解するカド』の脚本を書いた「野崎まど」は「正解」しているのであり、本書のタイトルは『正解するマド』とされたのだと思われます。
 著者の上述のテーゼをどう評価するかはさておき、いきなり話が急展開し、このテーゼが語られるのは、本書の最後の部分だけであり、核心的な問題だけに、もっと慎重に著述されるべきではなかったかと思わずにはいられません。作中でも著者は締め切りに追われており、実際、時間がなかったのでしょうか。
 とは言え、本書の随所で表明されている「野崎まど」氏に対する乙野四方字氏の思慕の念がダイレクトに伝わってくる作品ではありました。
正解するマド (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:正解するマド (ハヤカワ文庫JA)より
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No.7:
(3pt)

破りたくはならないかな…

アニメの終盤が釈然としなかったので、なにがしかの納得を求めて手に取るも、あらすじから感じされるスケール感の小ささとか原案が野崎まど(ファンタジスタドールのノベライズの人だ…)で著者が乙野四方字(ヴヴヴのノベライズの人だ…)なのであんま期待できないなあと思いつつ読んでみた。

期待していなかった割には原作の設定をうまく使ったミステリー要素とメタ的オチに、斬新ではないけど上手く繋げたなと感心させられた。

ただ前半の書けない作家の懊悩とかしこりのある家族関係の痛々しい描写は正直気が滅入って、迫力があって読ませるんだけど楽しくはなかった。

あと尊敬する野崎まど推し描写はもうちょっと控えめでもよかったのではw
正解するマド (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:正解するマド (ハヤカワ文庫JA)より
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No.6:
(1pt)

メタフィクション(?)の部分が読んでて不快

読んでいくうちに虚構の世界にだんだん入っていく物語であるが、
作者の家族の部分が本当のことなのか知らないが、読んでて不快でしかなかった。
何故か評価が高いが、気に入らない人には気に入らない話である。
正解するマド (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:正解するマド (ハヤカワ文庫JA)より
4150312842
No.5:
(3pt)

品輪博士マジすごい

品輪博士こそ物語を動かす一部の天才で特別な女の子だったよ
とりあえずザシュニナは人選絶対不正解した
正解するマド (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:正解するマド (ハヤカワ文庫JA)より
4150312842



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