“新潟市一家溶解事件”そして謎めいた“手記”―。

雪の山荘に閉じ込められた小説家の安斎を突如襲う、凶悪なスズメバチの群れ。安斎は山荘を生きて出られるのか。

妻が傾倒し出した百舌鳥魔先生の芸術。それは生き物を生かしたまま切り刻んで繋げるという異様なものだった。

悪魔祓いの補佐としてドイツに赴いたロベルトだったが、駅で連日同時刻に死者が出る連続不審死をはじめ、異常事件が頻発。

「闇を愛する異形の物語」の蒐集者のために奉仕する。

熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、天空に忽然と巨大な十字架が浮かび上がった。

平賀とロベルトのもとにエチオピアから奇跡調査の依頼が入る。

今宵のテーマは「ロボットの夜」。ホラー、ミステリ、幻想怪奇、ロマンス…さまざまな意味合いの「夜」が登場します。

本書は、皆様に笑って戴くための一冊なのです。

1997年暮れ、彗星のように現れたオリジナル・アンソロジー「異形コレクション」。

―甦る屍体。人造人間。

ここに集まった作品は、進化し続ける妖怪。宇宙空間の現象に潜む妖怪。

悪戯か御馳走か?この世は恐怖に満ちていると震え上がったあなた。…そしていつのころからか、本を読むことを覚えたあなた。

全篇新作書き下ろし! ! 待望の復活第二弾! いざ、〈本〉を巡るワンダーランドへ―― 平山夢明、真藤順丈、三上 延、坂木 司、澤村伊智、大崎 梢、斜線堂有紀、柴田勝家…… 超ベテランから期待の新鋭まで、短編の名手15人が競演! お待たせいたしました。

闇を愛する皆様、今宵は、咽喉を潤す夜。祝杯を真紅の悦びで満たしましょう。

湯島の白梅が香り、根津の躑躅が朱と燃える、江戸の暗闇…。

江戸川乱歩の造語である“奇妙な味”は、ミステリにもSFにも怪奇小説にも分類不能の、異様な読後感を残す小説を指す。

有栖川有栖、平山夢明、澤村伊智、上田早夕里、斜線堂有紀、芦花公園ら、稀代の短篇巧者１６名が書下ろし競演！　いまホラー界とSF界でもっとも注目されるテーマ・アンソロジー最新刊！　鉄道から人力車、潜水艇まで、さまざまな乗物をめぐる怖ろしくも妖し

あなたとダークな世界を繋ぎ続けるもの…。梶尾真治、桜庭一樹、平山夢明らが競演。

両親が急死し、多額の遺産を相続した少女が恋をした。

闇夜を震わせる激情。狩りの悦び。

全篇新作書下ろし! 〈非日常〉の時間にこそ幻想怪奇の扉が開く―― 怖ろしき〈休暇〉を巡る傑作十五編！ 〈収録作品〉井上雅彦　あの幻の輝きは 　　宇佐美まこと　田休み 　　空木春宵　双葩(ふたひら)の花 　　王谷 晶　 声の中の楽園 　　最東対地　ジャイブ

全篇新作書下ろし! 生誕二十五周年を飾る５４冊目の《異形》 「異形気象」を遙かに凌駕する「超常気象」の世界へ―― 〈収録作品〉 朝松健　怪雨は三度降る　　 井上雅彦　彩られた窓　　 上田早夕里　成層圏の墓標　　 空木春宵　堕天児すくい　

今宵のコレクションは壮大です。早速、我らが“驚異の部屋”の扉を開け放ちましょう。

アイヌ紋様デザイナー・赤城ミワ。 彼女といると、人は自分の「無意識」に気づいてしまう。

悪魔のごとき頭脳を危険視され、わずか13歳にして特殊房に収監されている少年、ローレン・ディルーカ。

今回のテーマは“ショートショート”。

誰も知らない、魔都・京都の奥の奥へとお連れします。今宵は、古都へのご招待。

蝋人形館の妖物。夜歩く木馬。

オールナイトの怪奇幻想映画祭！ 今宵も、私たちが愛してやまぬ素敵な闇の物語です。

黒史郎が初登場。高橋葉介「夢幻紳士」最新作。

全篇新作書下ろし。大石圭、大槻ケンヂ、福沢徹三が初登場。

書下ろしホラーアンソロジー。永遠を刻む“俳優冥鑑”。

全篇新作書き下ろし! ! 最強のアンソロジーシリーズ第52巻! 【内容紹介】 豪華執筆陣15名! 今回のテーマは〈狩り〉に纏わる物語―― 井上雅彦 上田早夕里 空木春宵 王谷晶 久美沙織 黒木あるじ 澤村伊智 柴田勝家 清水朔 霜島ケイ

現世から冥界へ下っていく道を、古事記では“黄泉比良坂”と呼ぶ―。なだらかな坂を行く私に、登山姿の青年が声をかけてきた。

“シュール”かつ“泥沼”のような状況を乾いた“ユーモア”とともにお届けする、異才の作家・平山夢明“最悪劇場”全四話。

街いちばんの名探偵の元には、奇妙な依頼人ばかりがやって来る。

サヤキとニラカの二人が『進化』の底へと向かっている。 「ねえ、サヤキさん、こんなのって無意味なんじやないかな。

ウィンター邸で保釈中の殺人犯が殺された。屋敷にいたのは70歳の老婦人と、小柄な聖書マニアの姪だけ。

死相が視える探偵・俊一郎のもとに、遺産相続殺人と思われる事件の捜査依頼が舞い込む。

別れたつもりでいても、細い糸が繋がっている。

作家の元に集まった五つの幽霊屋敷話。

十三歳で遊女となるべく売られた少女。“緋桜”と名付けられ、身を置いた世界は苦痛悲哀余りある生き地獄だった。

ゴースト・ライターだった夫が、本当に死んでしまった!!死んでも幽霊になって君を守ると言ったのに。

記念すべき十冊目のテーマは、「時間怪談」。江戸川乱歩がかつて「怪談」と呼んだ文学ジャンル。