伝説の名探偵刑事・南塚浩平。現在、目白台のお屋敷に居候中。

文京区目白台―昔ながらのお屋敷街の雰囲気を色濃く残す街。若手刑事の無藤は、ある屋敷を目指していた。

新人刑事の無藤太郎は、名探偵刑事・南塚と、名家の当主・北小路の盟友コンビのせいで、幽霊がらみの事件にかり出されるように。

佐々波と雨坂が、本当に編集者と作家だった、若き日の物語。ある一人の女性の存在と本にまつわる謎が、眠れる天才を呼び覚ます。

「お前の推理は、全ボツだ」―駅前からゆるやかに続く神戸北野坂。

烏丸花頴の若き当主ぶりも板につき、執事の衣更月とも息が合ってきた今日このごろ。

ルーム・クリーナー、電話相談、興信所。

長野県から警視庁へ出向した御子柴刑事。

熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、天空に忽然と巨大な十字架が浮かび上がった。

勤め先は倒産、泊まったホテルは火事、怪しげな新興宗教には追いかけられ…。

連続殺人犯が殺された。捜査一課の新人・和賀は遺体発見現場で美少女と遭遇する。

高校で起きた凄惨な殺人事件――腹を割かれた被害者の額にはティカが残されていた。

凶悪犯も必ずオトす美貌の刑事・京堂景子の剛腕と、家事はおまかせ、イラストレーターの夫・新太郎の名推理。

東京生まれの鏡味龍は名古屋大医学部に今春から通う大学生。

名古屋大医学部に通う、東京生まれの鏡味龍が下宿するのは、名古屋駅西にある老舗喫茶店ユトリロを営む祖父母宅。

悪魔祓いの補佐としてドイツに赴いたロベルトだったが、駅で連日同時刻に死者が出る連続不審死をはじめ、異常事件が頻発。

OLから探偵に転身して二十年。

“求む奇談!”新聞の片隅に載った募集広告を目にして、「strawberry hill」を訪れた老若男女が披露する不思議な体験談―鏡の世界に住まう美しい姫君、パリの街角で出会った若き魔術師、邪眼の少年と猫とともに、夜の町を巡る冒険…謎と不思議に満ちた奇談に、

東京生まれの名古屋大医学生、鏡味龍が名古屋に暮らして一年半が経った。

薬剤師夫婦がシチューで毒殺。が、各々の皿の毒が異なり夫婦互いに殺し合ったかに見えた事件の真相「皮肉な夕食」。

1993年、世の中がまだバブル景気に浮かれていたころ。

女優以上に美人かつ一瞥で人を竦ませる京堂景子警部補は難事件を数々解決。

木崎淳平は仕事を辞めて、ハワイ島のヒロを訪れた。

バブル末期、巨大自動車会社の最新モデルの部品製造を下請けした飯野電気。

凶悪な死刑囚に届いたファンレター。

日本が誇る名門、烏丸家の27代目当主となった花穎は、まだ18歳。

「…殺してしまった」という父の呟き。疑いもしなかった、母の人生。

中村裕太は、十年前に起きたある事件がきっかけで、引きこもりとなり、37歳になってもユーチューブに動画を投稿するだけの自堕落な生活を送っていた。

高校二年生になった正太郎。

インド洋の孤島の館に、世界中の名探偵が集められた! 元スコットランドヤードの特殊事件捜査担当官の私立探偵、元一流コンサルティングカンパニーVPのデータ分析探偵、フランスの詩人探偵、カナダ文学史を講じる大学教授探偵、元ボクシングチャンピオンの探偵、一四歳の

雪に埋もれるように亡くなった恋人たち。

「氷の女王」と渾名される鬼刑事の景子さんの夫は、料理上手で優しい新太郎くん。

妖怪の集まるところに笑顔あり！　笑って泣ける、平成あやかし譚―― 作家として人生崖っぷちな妖怪小説家・緒方司貴が訪れたのは、妖怪と縁深い遠野の旅館「迷家荘」。

都内で連続殺人事件が発生。遺体は頭部を切断し、星座を象ったオブジェにすげ替えられていた。

名門・烏丸家の代27代当主となった花頴は、まだまだ若くて半人前。

元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

兵庫県芦屋市、元イケメン俳優の五十嵐海里は、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」で、料理人見習いとして働き始めた。

U-NEXTで電子書籍配信された話題の書が文庫化！！ 予想を大きく覆す展開と感動のラスト。

死刑が廃止されてから28年後。

五歳のとき別荘で事件があった。胡蝶グループ役員の父親が階段から転落し意識不明。

「私は人形に殺される」謎の言葉を残し、新進人形作家の沖村嶺がパリで首吊り自殺した。

那須舞は明るくしっかり者の十四歳。英語読みすると名前がMai Nasu=マイナスとなるのが密かな悩みだ。

「君がどういう理由で金を欲しがっているのか、私は知らない。知る必要もない。

父親が遺した事件の解決のため、探偵となった高校生の甘栗晃。

夏の暑い盛りのある日、私立探偵・野上英太郎の事務所を佐方康之と名乗る依頼人が訪れた。

探偵霞田志郎が見合い!?―天才的推理で知られる“男爵”こと桐原が美貌の藍染作家・志賀織香を霞田に紹介した。

大戦の傷跡をまだ深く残しつつも、人々が希望を胸に復興をとげてゆく時代―一九五〇年の十二月。

遺品博物館は、その名の通り遺品を収蔵する博物館です。古今東西、様々な遺品を収集しております。

死者の最期の想いを読むことのできる「月読」―死はいったい誰のものなのか?静かな感動にみちた物語。

中堅企業をリストラされ、便利屋を営む中島八郎はある日突然、近所の伊呂波麗容斎の豪壮な居城に呼ばれ、城と八郎の冴えない建て売りを交換するよう迫られる。

柳町北署管内にある神社の石段下で、若い男性の遺体が発見された。

突然気を失った小暮井ユキがめを覚ますと、そこは雨坂続の傑作『トロンプルイユの指先』の舞台だった。

フリーライターの真以が書斎がわりに使う、東京郊外の寂れたファミリーレストラン。

少年同士の耽美な愛の世界を巡り、一人の美少女が自ら死を選んだ。

鴬橋派出所の管内で起きた殺人事件。それが、一人の外勤警官の日常を変えた。

満たされないOL生活に別れを告げ、一宮探偵事務所で探偵として歩み始めた涼子は、車椅子に乗った依頼人・東山史子を訪ねた。