ゾディアック計画: セクメトIII
- セクメト (3)
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 | 2016年06月23日 ゾディアック計画 - セクメトIII (中公文庫) 都内で連続殺人事件が発生。遺体は頭部を切断し、星座を象ったオブジェにすげ替えられていた。警視庁特殊犯捜査係へ異動となった和賀は「ゾディアック」を名乗る犯人を追う。だが捜査の過程で、思いもよらぬ人物に犯人の魔の手が迫る。殺戮の連鎖を止めるべく、最強女子高生・夏月が再び立ち上がる―。シリーズ堂々完結。(「BOOK」データベースより) |
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ゾディアック計画: セクメトIIIの総合評価:
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| 広義のミステリーか。連続殺人犯を追う主人公の刑事和賀とセクメト（特殊な遺伝子を持って生まれてきた超人？）の夏月。表紙の女子高校生が夏月で、超人的な強さで敵と戦うところが見せ場かな。刑事の和賀もまあまあ頑張ったか。敵の正体や事件を起こす意図が、うーん、ちょっと陳腐だ。少々期待外れ。 | ||||
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| 一、二作目はジャック・ザ・リッパー風で、今回はゾディアック。 猟奇的連続殺人事件を刑事と女子高生が解決していく話。 というか女子高生がほとんど一人で解決してしまう話です。 本作は本作は原点回帰といってもいいかもしれません。 和賀刑事と女子高生・夏月のバディものにはとうとうならなかったようです。 何しろラブコメ要素はゼロ。 しかもチートな彼女が登場すると和賀の出番がなくなってしまうからなのか、今回は夏月がなかなか登場しません。 とはいえ颯爽と登場する夏月は今回もカッコイイの一言です。 シリーズ最終回らしく、敵は強敵です。 夏月が絶体絶命の危機に'陥るのは初めてでしょう。 和賀刑事は次に外事課に左遷となって新シリーズが始まるとうれしいですね。 | ||||
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| シリーズ３弾目にして完結編。今回も面白かった。 ただ、やや食い足りない感もある。もう２０ページくらい増量して、事件がその後どうなったのか描写してほしかった。 後書がないのも寂しい。また、ファとビィの先生（おかあさん）がどうなったのかも気になる。 そんなわけで、１点減点で☆４つです。 これで完結なのは残念。 またいつか、別の作品で、夏月たちの活躍を読みたいです。 | ||||
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