麻倉玲一は信頼できない語り手



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初公開日(参考)2021年04月
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長編小説

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麻倉玲一は信頼できない語り手 (徳間文庫)

2021年04月14日 麻倉玲一は信頼できない語り手 (徳間文庫)

死刑が廃止されてから28年後。日本に生存する最後の死刑囚・麻倉は、無人島だった離島に設けられた民間経営の刑務所内の特別拘置所で、刑を執行されることなく過ごしていた。 フリーライターの熊沢は、彼に関する本を執筆するため、麻倉本人からの指名を得て取材に向かう。 インタビューするうちに、麻倉が犯した数々の殺人事件に対して「彼らには死すべき理由があった。僕は審判なんだよ。人の命をジャッジする」とうそぶく本人の態度に、熊沢は激しい嫌悪感を抱く。 さらに驚いたことには、離島には麻倉に殺害された被害者の関係者が存在していた。また、離島にまつわる不気味な言い伝えを聞かされた熊沢は、この仕事の先にライターとしての成功を夢見ていた最初の気持ちが大きくぐらつくのを感じ始める。 そしてついに恐ろしい事件が起きた……。 読者の予想を覆す奇想ミステリーの問題作!(「BOOK」データベースより)




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麻倉玲一は信頼できない語り手の総合評価:5.00/10点レビュー 7件。Dランク


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(5pt)

麻倉玲一は信頼できない語り手の感想


 死刑が廃止された日本で唯一生存している死刑囚・麻倉玲一。海外生活の長さから彼への知識、先入観を持たないフリーライターの熊沢克也に彼の伝記を残す白羽の矢が立つ。麻倉の収容されている民間経営の刑務所は絶海の孤島にありレーザーの檻など最新の警備システムを用いて最低限の人員で管理されていた。しかし、そこの管理に携わる面々はどうやら麻倉と因縁があるようで・・・。

 まずタイトルのインパクトに目を引くだろう、信頼できない語り手という物語の外側のメタフィクション的な用語が使われている。これは読者と視点を同じくし地の文も一人称視点の作品等で主人公の発言や思想がどこまで信用できるかといった考えなのだが本作には特に関係はない。視点はライターの熊沢であり、熊沢に語りかける麻倉の過去の話が脚色めいているということで信頼できない語り手と言ってるに過ぎず、故にこの用語の語感だけで興味を抱いているのなら少々ご思案頂きたい。
 


 



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りーり
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No.6:
(3pt)

結末にはキレがない

某劇作家系文豪のミステリと同類のオチで、伏線もじゅうぶんなんだけど、そこまでのレーダビリティが抜群だっただけに逆にハードルが高くなってしまって、どんでん返しのキレを欠いた。面白い本ではあるけど過剰に期待しないほうがいい。ある登場人物の年齢が親子にしては全然合わないじゃん、とか、ついつい些細な揚げ足取りをしたくなる。
麻倉玲一は信頼できない語り手 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:麻倉玲一は信頼できない語り手 (徳間文庫)より
4198946396
No.5:
(1pt)

つまらなかった

もの凄く期待はずれだった。面白そうな要素が沢山あったので期待して読んでみたが、どうでもいい話がひたすら綴られいるだけ。特に最後の死刑を求刑しています。でもこの国では死刑執行は出来ないという下りは意味がわからない。
麻倉玲一は信頼できない語り手 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:麻倉玲一は信頼できない語り手 (徳間文庫)より
4198946396
No.4:
(1pt)

驚愕って。

ちょっとこれで驚愕の、、、と言われても共感できない。
いろいろコネタも仕込んでるけどネタのためのネタといった印象でちぐはぐ感が否めず、中途半端。

文章自体は悪くはないけど他の本を読もうという気にはならないかな。
麻倉玲一は信頼できない語り手 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:麻倉玲一は信頼できない語り手 (徳間文庫)より
4198946396
No.3:
(1pt)

驚愕の結末???

驚愕の結末というキャッチに釣られましたが、最初の設定で結末がほぼ確信できてしまいました。残念。
麻倉玲一は信頼できない語り手 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:麻倉玲一は信頼できない語り手 (徳間文庫)より
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No.2:
(4pt)

タイトルが堂々としている

いかにも仕掛けています、という雰囲気満載のタイトルに惹かれました。

孤島にある終身刑務所に収監されている最後の死刑囚という麻倉玲一が語る殺人事件が、作中作のようになってミステリー好きの設定と言えます。

それぞれの殺人事件のエピソードも興味深く、物語の行く先が読めません。終盤にかけては予想外の展開でしたが、違和感を覚えたあたりにしっかりと仕掛けられていました。
読み始めとは全く違う読後感となりました。
麻倉玲一は信頼できない語り手 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:麻倉玲一は信頼できない語り手 (徳間文庫)より
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