佐藤誠。八十六件の殺人を自供した殺人鬼。

期待の新鋭、ノベルスに初登場！　　　　　世界に何の希望も抱かないフリーター四人組。

タンポポは主張している。自分が四人を斬殺したことを。

名探偵志願の女子高生と、殺人者志願の男子高生。

夢と希望の果ての果て。 青春小説の極北に立つ傑作。

吏塚高校の屋上で発見された、在校生の墜落死体。同じ頃、校内では名高い「吏塚の名探偵」が受けた、奇妙な依頼。

まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。

夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。

他人を寄せつけず奥深い山で芸術家たちが創作に没頭する木更村に迷い込んだまま、マリアが戻ってこない。

「犯人は〇〇だよ」。鈴木の情報は絶対に正しい。

石に鳥の絵を描く不思議な男に河原で出会った青年は、微睡むうち鳥と男たちについての六つの夢を見る―。

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。

寺の離れで「なんでも屋」を営む俺の叔父さん。家族には疎まれているが、高校生の俺は、そんな叔父さんが大好きだった。

オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。

雪に閉ざされた山荘に、UFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女性作家、癖の強い面々が集められた。

”原作者”と”盗作者”の緊迫する駆け引きに息を呑む。

弟・襾鈴の失踪と死の謎を追って地図にない異郷の村に潜入した兄・珂允。襲いかかる鴉の大群。

『○○○○○○○○殺人事件』で鮮烈デビューした「奇才」による待望のメフィスト賞受賞第1作!上木らいちは援交をする高校生で名探偵でもある。

首なし死体、密室、蘇る、死者、見立て殺人……。

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。

梵貝荘と呼ばれる法螺貝様の異形の館。

ラストまで一気読み! 間違い誘拐の真相は? あなたはきっと騙される―― 二転三転する事件の裏に隠された、瞠目のトリック。

神降市に勃発した連続猫殺し事件。芳雄憧れの同級生ミチルの愛猫も殺された。

主人公は､「きみ」。

スーパーマリオ、ぷよぷよ、スト2、ゼビウス、そしてドラクエ、ビデオゲーム史に燦然と輝く巨大タイトルを、さんざん遊び倒したプレーヤーの視点から描く、まっとうなゲーム小説って、ほんとうは、こういうことだ。

女は裂かれた腹から胃腸を抜き取られ、男は冒されるはずのない高山病で死んでいた。

日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞 寒村でおきた殺人事件の犯人と疑われた大学生・静馬を救った隻眼の少女探偵・みかげ。

奥多摩の山村、媛首村。淡首様や首無の化物など、古くから怪異の伝承が色濃き地である。

意味を見出すな。名付けるな。

信州の山荘で、鍵の掛かった密室状態の部屋から会社社長の遺体が発見された。

学園の一角に建つ壁には日暮れると生徒たちの影が映った。そしてある宵、壁は映し出した、恐ろしい場面を……。

埼玉県の長閑な田園地帯で、肉片と骨の屑のようなバラバラ死体が発見された。

“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。

早朝の教室で、高校生中町圭介は死んでいた。コピーの遺書が残り、窓もドアも閉ざしてある。

旅人は彷徨い続ける。文明が衰退し、崩れ行く世界を風に吹かれるままに。

著者のエッセンスが満載された最後の短編集 八人の子供がいる家庭へ脅迫電話。「子供の命は預かった」。

それは、「推理」でなく「検証」。

高校生の久太郎は、同じ1日が繰り返し訪れる「反復落とし穴」に嵌まる特異体質を持つ。

とある湖畔の別荘に集められた6人は、やがて全員が死体となって発見された。なぜか死亡時刻も死因もバラバラだった。

映画のロケハンで孤島に渡った6人が全員死亡。

「頼子が死んだ」。

東京都内の公園で臓器をすべてくり抜かれた若い女性の死体が発見された。

自殺とされた資産家夫人の不審死。彼女に呼び寄せられるかのごとく、法要のたびに少女が殺される。

富豪の一人娘が、別荘で不審な事故死を遂げる。

「私は君たちにゲームを挑む」 すべてのゲーマー&推理小説愛好家へ。

就職しアパートで一人暮らしを始めた清水真弓は、絶えず隣家からの視線に晒されている感じに悩まされる。

夏休みも中盤に突入し、風ヶ丘高校新聞部の面々は、「風ヶ丘タイムズ」の取材で市内の穴場水族館に繰り出した。

鏡の向こうに足を踏み入れた途端、チェス盤のような空間に入り込む―『鏡の国のアリス』の世界を思わせる「アリス・ミラー城」。

山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。

殺したはずの女が蘇り、のっぺらぼうが林に立つ。

「普通じゃないのよ、この家は」 十字屋敷の主人・頼子がバルコニーから転落死して四十九日。

「二十三年前、私は妖狐と取引し、妻を殺してもらったのだよ」 妖怪と人間の調停役として怪異事件を解決してきた岩永琴子は、大富豪の老人に告白される。

森の奥に囚われた盲目の王女・レイアは、父王の愛と美しいドレスや花、物語に囲まれて育てられた…はずだった。

七尾究一郎は、おとり捜査も許されている厚生労働省所属の優秀な麻薬取締官。

埼玉県と長野県の境近く、かつては個人の別荘であった寮「リラ荘」を、日本芸術大学の学生七名が訪れた。

放課後の旧体育館で、放送部部長が何者かに刺殺された。