北の夕鶴2/3の殺人

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初版刊行(参考)
種別
長編
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13
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67
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あらすじ

1988年06月30日 北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫)

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評判

北の夕鶴2/3の殺人の評価:

8.60/10点 レビュー 5件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.60pt

北の夕鶴2/3の殺人の総合評価:

8.55/10点 レビュー 31件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.26
(5pt)

吉敷の通子への愛を強く感じる作品

けっして憎みあって別れたわけではない二人の。
運命的な巡り合い。
過去の悲劇が語られて、
最後に大技のトリック?が炸裂する。
通子とこれからどうなるのか期待してしまう。
北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫)より
4334707688
No.25
(4pt)

力作

吉敷シリーズの中でも異作。トリックはやや無理があるが、旅情もの恋愛ものとしては面白い。
北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫)より
4334707688
No.24
(5pt)

トリックの離れ業(はなれわざ)の美しさ、素晴らしさ。今回も「わあっ!」て、小躍りしたくなりましたわ。

本作品を読むのは25年ぶりくらい。初読時はたぶん今よりも驚き、「こんな凄ぇトリックがあるんだ!」と感動した記憶があるんですが、再読した今回も、「こりゃあやっぱり凄いトリックだし、読みごたえ満点のミステリに違いない!」って唸らされました。

とにかく、第二章「さまよう鎧(よろい)の武者」で描かれる〈三ツ矢マンション〉の怪事件以降、加納通子(かのう みちこ)を何としてでも救わんとしてぼろぼろになっていく吉敷竹史(よしき たけし)の孤軍奮闘ぶりもあり、ぐいぐい引きずり込まれるように読んでいくことができました。

何と言っても素晴らしいのは、不可思議な謎のトリックが解き明かされるシーンの幻想的な美しさと、ファンタジーあふれるトリックの壮麗さですね。久しぶりに再読した今回も、ほうっとため息つくしかなかった。

あと、加納通子の問題行動いうか変人ぶりいうか、これは相当なもんだなと、今回再読して身にしみましたわ。吉敷は納得しないやろうし、通子はんには悪いけど、「竹史さん、よりは戻さんほうがええのちゃいます」声をかけたくなりました。初読時はラストに胸がいっぱいになったように覚えているのですが、今回は「あかん。それ、あかんわ」と、首を横に振ってました。
北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫)より
4334707688
No.23
(5pt)

トリックの離れ業(はなれわざ)の美しさ、素晴らしさ。今回も「わあっ!」て、小躍りしたくなりましたわ。

本作品を読むのは25年ぶりくらい。初読時はたぶん今よりも驚き、「こんな凄ぇトリックがあるんだ!」と感動した記憶があるんですが、再読した今回も、「こりゃあやっぱり凄いトリックだし、読みごたえ満点のミステリに違いない!」って唸らされました。

とにかく、第二章「さまよう鎧(よろい)の武者」で描かれる〈三ツ矢マンション〉の怪事件以降、加納通子(かのう みちこ)を何としてでも救わんとしてぼろぼろになっていく吉敷竹史(よしき たけし)の孤軍奮闘ぶりもあり、ぐいぐい引きずり込まれるように読んでいくことができました。

何と言っても素晴らしいのは、不可思議な謎のトリックが解き明かされるシーンの幻想的な美しさと、ファンタジーあふれるトリックの壮麗さですね。久しぶりに再読した今回も、ほうっとため息つくしかなかった。

あと、加納通子の問題行動いうか変人ぶりいうか、これは相当なもんだなと、今回再読して身にしみましたわ。吉敷は納得しないやろうし、通子はんには悪いけど、「竹史さん、よりは戻さんほうがええのちゃいます」声をかけたくなりました。初読時はラストに胸がいっぱいになったように覚えているのですが、今回は「あかん。それ、あかんわ」と、首を横に振ってました。
北の夕鶴2/3の殺人 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 北の夕鶴2/3の殺人 (カッパ・ノベルス)より
4334025854
No.22
(5pt)

デカ魂の塊のような男らしい吉敷竹史がこの作品では特にカッコいい

今、島田荘司の作品で読み逃しているものをコンプリートすべく、読んでいる。島田荘司の作品をチェックしてみると、カンタンに言って、ミタライは全部読んでいるが、それ以外に読んでいないものが残っていることが解ってきた。で、まずは吉敷をコンプリートしてしまおうということで、未読だった『北の夕鶴2/3の殺人』を読了した。

この作品は、1985年の作品でデビュー作の『占星術殺人事件』から数えると5番目の作品にあたるようだ。『占星術』→『斜め屋敷』→『はやぶさ』→『出雲伝説』という作品のリリースから考えて、察するに当時はミタライの路線を進めるべきか悩んでいて、『一般的』かつ『日本的』な鉄道ミステリー・警察モノを書いてみようとして吉敷竹史を登場させたような気がする。『占星術』にも多分に鉄道ミステリー要素はあるので、おそらく、かなり得意な分野なのだと思う。

読み進めて感じるのは、無駄な文章がまったくなく、読みやすいということがまずある。最近翻訳作品ばかり読んでいたせいもあるのかもしれないが、どんどん読める。情景が目に浮かんでくる。盛岡と釧路は似てるのか、とか感じるし、雪の情景も体感できる感じだ。特に北海道は、島田荘司は相当によく知っている感じがする。『死者が飲む水』も北海道が舞台だし、しばらく住んでいたのではないか、と思うくらいに詳細だ。

そして、島田荘司のミステリーの基本構造が既にここでも完成しているのが感じられる。

・まず、ありえないくらいの奇想がある
・その奇想をいくつかの別の奇想が加わり、より深い奇想になる
・それを最後には論理的に帰結させてしまう

これに登場人物のキャラクタが立っているのが冴えている。ミタライとは全く違う吉敷竹史のステキさが満ち満ちている。デカ魂の塊のような男らしい吉敷竹史がこの作品では特にカッコいい。

既にかなりの数の島田作品を読破しているので、トリックはほぼ当てることができた。ツッコミどころはあるが、そこが良いのだと思う。伊坂幸太郎が、帯に『これから読む人が羨ましい』と書いているのも納得である。
北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫)より
4334707688

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