奇想、天を動かす

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初版刊行(参考)
種別
長編
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125
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あらすじ

2026年03月11日 改訂完全版 奇想、天を動かす (光文社文庫)

消費税12円を請求されたことに腹を立て、一人の老人が店主の女性を刺殺した。だが逮捕された男は完全黙秘を続ける。この裏には何かがある。警視庁捜査一課の吉敷竹史は、懸命な捜査の末、過去数十年に及ぶ巨大な犯罪の構図を突き止めたーー。壮大なトリックを駆使し、社会派ミステリーと本格ミステリーが融合した唯一無二の大傑作。今なお新たなミステリーファンを生み出し続ける「吉敷竹史シリーズ」を、完全改訂版で刊行。(「BOOK」データベースより)

評判

奇想、天を動かすの評価:

7.13/10点 レビュー 8件。 S ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.13pt

奇想、天を動かすの総合評価:

7.37/10点 レビュー 46件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(8pt)

奇想、天を動かすの感想


▼以下、ネタバレ感想

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カミーテル
MCFS6K6O
No.3
(7pt)

本格と社会派の融合?

大胆かつ奇想天外がトリックはすばらしいですが、自虐史的な社会派部分が受け付けませんでした。
素直に本格物でこのネタが見たかったと思ってしまいました。



▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.2
(7pt)

奇想、天を動かすの感想

消費税が導入された当時の作品で、消費税に対する不満という時代を反映したとも思える動機が、掘り下げて行ったら、実は重い問題がぶら下がっていたというお話。
それを考えると、この作品の主眼は「その問題」にあるのかとも思えますが、今読むと結構デリケートな問題だったりもしますね。
「社会派ミステリ」としての側面も兼ね備え「本格」との融合がなされた作品と捉える事も出来るのでしょうが、個人的にはイマイチかなという印象です。
この作品の社会派の部分から発せられるメッセージは、そもそも題材にも問題がある上に、本格部分の相も変わらぬ豪腕ぶりとがアンバランスで、空振り感が否めませんでした。

吉敷シリーズは初読でしたが、基本御手洗シリーズと同じなんですね。
最早ファンタジーとも思える謎を次から次へと登場させ、読んでいる方がどう回収させるのか不安になります。
それをファンタジーで片付けないのが御大の凄いところですが、中にはそれはちょっと・・・というのもありますね。
手順を踏まなければならない刑事と突飛な発想も許される探偵という立場の違いもあり、過程の面白味という意味では御手洗シリーズの方が上かなと思いました。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1
(8pt)

奇想、天を動かすの感想

一つの推理小説の中に本格の要素と社会派の要素は共存できる、そんな可能性を示してくれた作品です。
「社会」という大きなテーマと、島田先生お得意のスケールの大きな「奇想」が上手くマッチしていて読みごたえのある物語となっています。

聖水卿
EM682PQJ

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.38
(1pt)

ミステリを期待したのに

作者の思想ばかりが主張されている印象が拭えず萎えてしまった。
ミステリを期待して読んだのに他人の思想を長々と演説された気分。金を貰ったら読んであげてもいいレベル。
改訂完全版 奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 改訂完全版 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334109381
No.37
(5pt)

ハウダニット&ホワイダニット

吉敷竹史シリーズの改訂完全版が相次いでリリースされると知り、未読だったので、これを機に読んでみようと思った。本作は1作目ではなく、けっこう後の作品らしいが、傑作の呼び名が高いため最初にリリースされたのだろう。裏表紙には「社会派と本格派、二大推理潮流が奇跡的に結晶した大傑作」とある。

比較的長い作品なのだが、とても読みやすいので、どんどん読める。犯人は最初から分かっているので、本作はフーダニットのミステリではない。ハウダニットの部分が本格ミステリであり、ホワイダニットの部分が社会派ミステリ、という趣向である。その真相が徐々に見えてくる過程に面白さがあった。

実のところ…ハウダニットの部分に関しては、ディクスン・カーのトリックにも似た「そんな!!!!(笑)」という印象がなきにしもあらずだが(もちろんよく練られていることは瞠目に値するが)、ホワイダニットの部分がそれを補って余りあると思う。島田荘司の思想や考えにも触れられる、興味深い内容だった。

島田荘司はアジアのことが大好きなのだろう。僕も台湾やタイが大好きなので、シンパシーを覚える。アジアでは華文ミステリの新人賞として知られる島田荘司推理小説賞も開催されているし(今もかな?)、島田荘司といえば台湾などでは「推理之神」なのだ。このあと月に1作ペースでリリースされる3作品も楽しみにしておこう。
改訂完全版 奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 改訂完全版 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334109381
No.36
(4pt)

いぶし銀のミステリー

中山七里さんのミステリー小説指南本で紹介されていて購入。
ちょっと古い作品ですが、消費税、冤罪、在日朝鮮人とこの作品で取り扱われた諸問題が解決どころか悪化の一途を辿ったことには暗澹たる気持ちになる。
社会問題に取り組む意欲作でありながら、ミステリーの外連味がありタイトル回収も見事。
シリーズ物の一作らしいですが、本作品単体で十分満足できますよ。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.35
(2pt)

過度の期待は禁物です。

世間の評判がすごくいいので読みましたが、期待が大きすぎてダメでした。そもそも最初の消費税をめぐる殺人の説明が全然納得が行かない。トリックがルパン三世みたいだし。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.34
(5pt)

推理小説の古典

中山七里さんの本に載っていたので拝読。なるほど、推理小説は色あせないと感じました。正直、いまの推理小説は奥行きがない感じがしている。この本は、最後のほうまでなにがなんだかわからなかった。まさに、奇想天外な事件であり、それを解く刑事に感服。
 しかし、小麦粉で爆発するのか?
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628

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