苦悩する男

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種別
長編
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あらすじ

2020年08月31日 苦悩する男 上 (創元推理文庫)

刑事クルト・ヴァランダー59歳、娘のリンダも、同じ刑事の道を歩んでいる。そのリンダに子供が生まれた。リンダのパートナー、ハンスの父親のホーカンは退役した海軍司令官、母親のルイースは元教師で、気持ちのよい人たちだ。だが、ホーカンが誕生パーティの三ヶ月後に姿を消してしまう。ルイースもハンスも原因に心当たりはない。だがヴァランダーは、ホーカンの様子に違和感を覚えていた。北欧ミステリの金字塔シリーズ最終巻。(「BOOK」データベースより)

評判

苦悩する男の評価:

8.00/10点 レビュー 2件。 B ランク

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平均点8.00pt

苦悩する男の総合評価:

8.84/10点 レビュー 19件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.17
(5pt)

もっと、続いてほしかった

この作品の読後感は、読む者の年代によって大きく異なるだろう。クルトと同世代の読者にとっては、あまりにも切なく、胸を締めつけられる物語である。二十代の読者はこの物語から何を学び、何を感じ取るのだろうか。一方で、物語の根底に流れるスウェーデン社会への批判や国際情勢への不安、クルト個人の内省、他者への不信、家族への悔恨といった要素が、このシリーズの大きな魅力となっているのも事実。ただこの作品はあまりにも切ない。

目標どおり、この三か月で刑事ヴァランダー・シリーズを読破したが、17巻目でこのようなフィナーレはまったく想像していなかった。娘リンダ、そして初孫クラーラ。謎が謎を呼ぶホーカンの失踪が、米瑞露を巻き込む国際的な陰謀を背景に語られる。しかし、そんなコアなストリー以上に、クルトの苦悩が押し寄せる波のように読者の胸に迫ってくる。まさに題名が示すとおりだ。

最後のページを読み終えいたたまれない思いに駆られたのは、決して私だけではないだろう。18巻目の『手』が短編集であることを考えると、これがまさに最後の最後である。もっと、もっと、続いてほしかった。
苦悩する男 下 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 苦悩する男 下 (創元推理文庫)より
448820922X
No.16
(4pt)

消えていくヴァランダー。

刑事ヴァランダー・シリーズ最終長編。まだ60歳だというのに、いままでにも増して自分の老い、認知や記憶の危うさへの不安や恐怖の述懐が多い。元妻モナとの関係も彼にとってはネガティブなものでしかない。扱う殺人事件はスウェーデンの安全保障に関わる大きなものだが、そこでも夫婦間や友人間の不信や疑惑が描かれる。
 こういう暗い終わり方も悪くない。
苦悩する男 下 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 苦悩する男 下 (創元推理文庫)より
448820922X
No.15
(3pt)

苦悩したのは私だ。

ドラマを観ているので筋書きは分かっていたが、いつもより暗く・冷たく、ラストは主人公が闇の中に消えてしまうのだ。シリーズ最後の事件とは言え、長く付き合ってきたので、直ぐにお別れと言うのも何なんで、
ピラミッドより先に読んでしまったが、これは気持ちに整理がついて正解であった。
苦悩する男 下 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 苦悩する男 下 (創元推理文庫)より
448820922X
No.14
(5pt)

読み応えのある内容をゆっくり味わいながら読みました

幾重にも「苦悩」の「糸」が交錯するあらすじと、主人公ヴァランダーの「感情」が深く絡み合い、深く考察され書き込まれた本文だと思いました。また本文の意図を伝えようとする上品な日本語の訳文で、安心してなめらかに読み進められます。
苦悩する男 下 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 苦悩する男 下 (創元推理文庫)より
448820922X
No.13
(3pt)

ヴァランダー警部ご苦労様でした

ついにシリーズも完結。

ヴァランダー警部も最後に苦悩から解放された事だと思います。
苦悩する男 下 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 苦悩する男 下 (創元推理文庫)より
448820922X

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