ペトロフ事件
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初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
3,618回
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2回
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14回
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あらすじ
外部リンク
評判
ペトロフ事件の評価:
5.00/10点 レビュー 1件。 D ランク
ペトロフ事件の総合評価:
6.70/10点 レビュー 10件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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著者自身は、「付録1「ペトロフ事件」」で「しかしこの『ペトロフ事件』はあらゆる面で稚拙であって、習作以外の何物でもなく、(……)」と書いているが、私にはそうは思えない。私は、今までに『鍵孔のない扉』、『翳ある墓標』、『準急ながら』、『白の恐怖』を読んだが、『ペトロフ事件』がそれらに劣っているとは思えない。これらの小説のうち、偽アリバイのトリックが一番凝っているのは『鍵孔のない扉』である。それに比べれば、『ペトロフ事件』に出てくる偽アリバイのトリックは単純だが、だからと言って、『ペトロフ事件』がミステリーとして稚拙だとは思えない。
この小説は、戦争中(昭和17年)の中国東北部(満洲)が舞台なのだが、当時の大連のありさまの描写や、登場するロシア人、中国人、日本人の描写、風景描写が魅力的で、この小説に単なる謎解き以上の奥行きを与えている。鮎川哲也は大連で子ども時代を過ごしたそうだから、彼にとってこの小説を書くことは楽しかったに違いない。