僧正殺人事件

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種別
長編
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あらすじ

1959年06月20日 僧正殺人事件 (創元推理文庫)

コック・ロビンを殺したのはたあれ。「わたしだわ」と、雀がいった!マザーグースの童謡につれて、その歌詞のとおりに怪奇残虐をきわめた連続殺人劇が発生する。無邪気な童謡と無気味な殺人という鬼気せまるとり合せ! 名探偵ヴァンスの頭脳は冴えて、一歩ずつ犯人を追いつめる。『グリーン家殺人事件』と比肩される本格派の巨編である。(「BOOK」データベースより)

評判

僧正殺人事件の評価:

7.86/10点 レビュー 7件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.86pt

僧正殺人事件の総合評価:

8.48/10点 レビュー 40件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(9pt)

僧正殺人事件の感想

哲学者探偵ファイロ・ヴァンスが挑むマザー・グース連続殺人!「そして誰もいなくなった」とともに本格の隆盛に多大な影響を与えた大傑作!緻密なロジックと狂気の元祖ともいえる本格ミステリのお手本的作品です。

ジャム
RXFFIEA1
No.1
(10pt)

僧正殺人事件の感想

ヴァン・ダインの本作はファイロ・ヴァンスのシリーズ四作目として1929年の春脱稿された。この本についてはいろんな賞賛があるが、どれもがそのとうりと認められる。ミステリーとして計りしえない魅力をもった作品である。歴史的な一冊であることは間違いない。マザー・グースの童謡にならった連続殺人事件。その恐ろしくまた魅力的な犯人。犯行ごとの緻密な見取り図と関係者の動きを時間割にしたリストと綿密なシチュエーション。巧妙な伏線とミスディレクション。どれをとっても素晴らしい。
ペダントリー溢れる数々の引用と言葉。ヴァン・ダインの素顔が見れるその才能。
もし、この文を見ているミステリーに目覚めた若い人は肝に銘じて欲しい。金田一耕介も御手洗潔も亜愛一郎も古書堂の栞子までもすべての主人公がこの後に生み出されていることに。
未読の方は必ず読んでみるべきです。決して後悔はしないでしょう。

ニコラス刑事
25MT9OHA

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.33
(4pt)

アリバイであっさり犯人わかるけど、ヴァンスに感化されて戦慄するほうが10倍楽しい!

The Bishop Murder Case(1929年)
 高校時代、ヴァン・ダイン全12作をひととおり読んだあとでの評価としては、「グリーン家」「ガーデン」「カブト虫」に次ぐ4位としていて、当時あまり高く買っていなかったわけです。ひとえに、うっかり巻末を見てしまい、犯人の名前が目に飛び込んでしまったのが災いしたかなあ。12作を二度三度読み返した今は、「ベンスン」「カナリア」の評価も上がり、私の中ではちょっと埋没気味。とはいっても、いずれも力作ぞろいで面白いことこのうえなしです。
 それと、モファット嬢捜索の際の「『ヒース部長、君は手伝ってくれるね?』(ヴァンス)『とことんまでやっつけまさあ』(ヒース)『私はこのときほど部長が好きになったことはない』(ヴァンの独白)」のくだり、日ごろの対立を越えてタッグを組んだふたりのやりとりには、何度読んでも感動します(@_@。
 実はさすがに三度目ともなると、あのパラレルワールド的世界に幻惑されず、淡々と理性的に?読み進むことができました。結果わかったのは、”アリバイ調べで犯人を突き止めることができる”、ということでした。ヒース部長がヴァンスなど相手にせず、いつもどおりの想像力を欠いた捜査をしていれば、犯人はさっさと逮捕されたかもしれません。
僧正殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 僧正殺人事件 (創元推理文庫)より
4488103049
No.32
(4pt)

アリバイを追求すれば

高校時代、ヴァン・ダイン全12作をひととおり読んだあとでの評価としては、「グリーン家」「ガーデン」「カブト虫」に次ぐ4位としていて、当時あまり高く買っていなかったわけです。ひとえに、うっかり巻末を見てしまい、犯人の名前が目に飛び込んでしまったのが災いしたかなあ。12作を二度三度読み返した今は、「ベンスン」「カナリア」の評価も上がり、私の中ではちょっと埋没気味。とはいっても、いずれも力作ぞろいで面白いことこのうえなしです。
 それと、モファット嬢捜索の際の「『ヒース部長、君は手伝ってくれるね?』(ヴァンス)『とことんまでやっつけまさあ』(ヒース)『私はこのときほど部長が好きになったことはない』(ヴァンの独白)」のくだり、日ごろの対立を越えてタッグを組んだふたりのやりとりには、何度読んでも感動します(@_@。
 実はさすがに三度目ともなると、あのパラレルワールド的世界に幻惑されず、淡々と理性的に?読み進むことができました。結果わかったのは、”アリバイ調べで犯人を突き止めることができる”、ということでした。ヒース部長がヴァンスなど相手にせず、いつもどおりの想像力を欠いた捜査をしていれば、犯人はさっさと逮捕されたかもしれません。
僧正殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 僧正殺人事件 (創元推理文庫)より
4488103049
No.31
(4pt)

面白いよ

推理物が好きな人は読んでください。
僧正殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 僧正殺人事件 (創元推理文庫)より
4488103049
No.30
(4pt)

不気味なマザーグースの連続殺人、テンポもよいが、ラストが納得いかない

山田正紀作「僧正の積木唄」を読むにあたって、こちら本家の「僧正殺人事件」の内容をわかっていないとダメだと思い、何十年かぶりに再読しました。
その前に初読で「カブト虫殺人事件」を読んだのですが、ファイロ・ヴァンスの気取った態度が鼻につき、エジプトへの見下しに腹が立ちであまり好感をもてないまま終わってしまっていました。こんな作風だったけな・・と。
この「僧正」はそこまでいらいらせずに読めたのですが、いろいろと納得できない点があって、若い頃に読んだ時のように素直には入ってきませんでした。まだ10代だったと思いますが、当時は自分に欧米コンプレックスのようなものがあり、英米ミステリに無条件の憧れがあったので、細かいことがあまり気にならなかったのかもしれません。

マザーグースに題材を取った動機のわからない連続殺人というのが不気味で、なんとも言えない雰囲気をかもし出しています。理論の世界で遊んでいる現実感覚に欠けた学者肌の人物が何人も登場し、誰が犯人であってもおかしくなく、読者を翻弄します。
探偵役のヴァンスや検事マーカム、刑事のヒースが振り回される中で、第二、第三の殺人事件が次々と起きる、このあたりのテンポの良さは古臭さがまったくなく、再読でも引き込まれました。
山田正紀氏は犯人像に納得がいかず「僧正の積木唄」を書かれたそうですが、自分も同感で、あの人物を犯人にするには動機の点でおかしい気がしますし、ずっとあの人物には犯行は不可能だろうという設定だったのだから、最後にそこをご都合主義で軽くすませてしまったところがなんだかなあでした。しかも最後にヴァンスが取ったとっさの非常手段にも共感できませんでした。

というわけで、賛否が入り混じる複雑な読後感になりました。が、やはりミステリ史上に残る名作だと思います。
また、アマゾン検索時に、異なった翻訳がこんなにたくさん出ているのにびっくりしました。井上勇、中村能三、宇野利泰、平井呈一などそうそうたる顔ぶればかりです。個人的にはホラー幻想小説翻訳の大家平井呈一氏と、新訳の日暮雅道氏のものに興味があります。違った翻訳で読めばまた別の味があるでしょうか。
僧正殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 僧正殺人事件 (創元推理文庫)より
4488103049
No.29
(2pt)

小説というより、長い週刊実話を

読んでいるようでした。わたしには、ヴァン・ダインは合いません。
僧正殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 僧正殺人事件 (創元推理文庫)より
4488103049

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