僧正殺人事件

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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ

1959年06月20日 僧正殺人事件 (創元推理文庫)

コック・ロビンを殺したのはたあれ。「わたしだわ」と、雀がいった!マザーグースの童謡につれて、その歌詞のとおりに怪奇残虐をきわめた連続殺人劇が発生する。無邪気な童謡と無気味な殺人という鬼気せまるとり合せ! 名探偵ヴァンスの頭脳は冴えて、一歩ずつ犯人を追いつめる。『グリーン家殺人事件』と比肩される本格派の巨編である。(「BOOK」データベースより)

評判

僧正殺人事件の評価:

7.86/10点 レビュー 7件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.86pt

僧正殺人事件の総合評価:

8.48/10点 レビュー 40件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(8pt)

僧正殺人事件の感想

大昔からタイトルだけは知ってましたが、どんな内容か知らずに読み始めました。なるほど、見立て殺人の元祖ですか。1929年と言う事は昭和4年ですね、正に古典ですなぁ。と言う事で、現代の基準に即して軽軽な感想は言えないです。

▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.3
(7pt)

ニューヨークの街並み

とても安心して読める作品でした。

わたろう
0BCEGGR4
No.2
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (3件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

僧正殺人事件の感想

他の方のコメントにもある通り、この作品は古典的名作です。真犯人については、最後の最後までミスリードが行われます。

▼以下、ネタバレ感想

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サイ
ESRN4BQH
No.1
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (3件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

僧正殺人事件の感想

見立て殺人の元祖。
容疑者となる人物の殆どが数学者やら物理学者やらで一筋縄でいかない面々ばかり。
そういう自尊心の塊のような連中が、捜査過程において、腹に据えている部分を刺激され、返す態度が何かを隠しているように思えて仕方ない。
捜査陣と容疑者たちとのそんな駆け引きも非常に楽しめました。

見立て殺人モノといえば、何故そんな見立てが必要だったのかが意味不明のまま終わってしまう「なんちゃって見立て」が多いのですが、この作品の場合は最後説明されるとどこかしっくりきます。
犯人は意外な人物でしたが、更に異常だったのがその動機。
それに関しても、犯人の人物像を考えると非常に納得のできるものになっています。

某人物を犯人と誤認させたいというミスリードが作者からなされているのですが、この作品の場合それだけではなく、実は犯人もその人物を犯人に仕立てるための工作を行っています。
殺害方法にトリックといえるものはないのですが、読み手に対するこの2方向からの強烈なミスリードがこの作品に仕込まれた最大のトリックではないでしょうか。
非常に完成度の高い作品だと感じました。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.33
(4pt)

アリバイであっさり犯人わかるけど、ヴァンスに感化されて戦慄するほうが10倍楽しい!

The Bishop Murder Case(1929年)
 高校時代、ヴァン・ダイン全12作をひととおり読んだあとでの評価としては、「グリーン家」「ガーデン」「カブト虫」に次ぐ4位としていて、当時あまり高く買っていなかったわけです。ひとえに、うっかり巻末を見てしまい、犯人の名前が目に飛び込んでしまったのが災いしたかなあ。12作を二度三度読み返した今は、「ベンスン」「カナリア」の評価も上がり、私の中ではちょっと埋没気味。とはいっても、いずれも力作ぞろいで面白いことこのうえなしです。
 それと、モファット嬢捜索の際の「『ヒース部長、君は手伝ってくれるね?』(ヴァンス)『とことんまでやっつけまさあ』(ヒース)『私はこのときほど部長が好きになったことはない』(ヴァンの独白)」のくだり、日ごろの対立を越えてタッグを組んだふたりのやりとりには、何度読んでも感動します(@_@。
 実はさすがに三度目ともなると、あのパラレルワールド的世界に幻惑されず、淡々と理性的に?読み進むことができました。結果わかったのは、”アリバイ調べで犯人を突き止めることができる”、ということでした。ヒース部長がヴァンスなど相手にせず、いつもどおりの想像力を欠いた捜査をしていれば、犯人はさっさと逮捕されたかもしれません。
僧正殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 僧正殺人事件 (創元推理文庫)より
4488103049
No.32
(4pt)

アリバイを追求すれば

高校時代、ヴァン・ダイン全12作をひととおり読んだあとでの評価としては、「グリーン家」「ガーデン」「カブト虫」に次ぐ4位としていて、当時あまり高く買っていなかったわけです。ひとえに、うっかり巻末を見てしまい、犯人の名前が目に飛び込んでしまったのが災いしたかなあ。12作を二度三度読み返した今は、「ベンスン」「カナリア」の評価も上がり、私の中ではちょっと埋没気味。とはいっても、いずれも力作ぞろいで面白いことこのうえなしです。
 それと、モファット嬢捜索の際の「『ヒース部長、君は手伝ってくれるね?』(ヴァンス)『とことんまでやっつけまさあ』(ヒース)『私はこのときほど部長が好きになったことはない』(ヴァンの独白)」のくだり、日ごろの対立を越えてタッグを組んだふたりのやりとりには、何度読んでも感動します(@_@。
 実はさすがに三度目ともなると、あのパラレルワールド的世界に幻惑されず、淡々と理性的に?読み進むことができました。結果わかったのは、”アリバイ調べで犯人を突き止めることができる”、ということでした。ヒース部長がヴァンスなど相手にせず、いつもどおりの想像力を欠いた捜査をしていれば、犯人はさっさと逮捕されたかもしれません。
僧正殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 僧正殺人事件 (創元推理文庫)より
4488103049
No.31
(4pt)

面白いよ

推理物が好きな人は読んでください。
僧正殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 僧正殺人事件 (創元推理文庫)より
4488103049
No.30
(4pt)

不気味なマザーグースの連続殺人、テンポもよいが、ラストが納得いかない

山田正紀作「僧正の積木唄」を読むにあたって、こちら本家の「僧正殺人事件」の内容をわかっていないとダメだと思い、何十年かぶりに再読しました。
その前に初読で「カブト虫殺人事件」を読んだのですが、ファイロ・ヴァンスの気取った態度が鼻につき、エジプトへの見下しに腹が立ちであまり好感をもてないまま終わってしまっていました。こんな作風だったけな・・と。
この「僧正」はそこまでいらいらせずに読めたのですが、いろいろと納得できない点があって、若い頃に読んだ時のように素直には入ってきませんでした。まだ10代だったと思いますが、当時は自分に欧米コンプレックスのようなものがあり、英米ミステリに無条件の憧れがあったので、細かいことがあまり気にならなかったのかもしれません。

マザーグースに題材を取った動機のわからない連続殺人というのが不気味で、なんとも言えない雰囲気をかもし出しています。理論の世界で遊んでいる現実感覚に欠けた学者肌の人物が何人も登場し、誰が犯人であってもおかしくなく、読者を翻弄します。
探偵役のヴァンスや検事マーカム、刑事のヒースが振り回される中で、第二、第三の殺人事件が次々と起きる、このあたりのテンポの良さは古臭さがまったくなく、再読でも引き込まれました。
山田正紀氏は犯人像に納得がいかず「僧正の積木唄」を書かれたそうですが、自分も同感で、あの人物を犯人にするには動機の点でおかしい気がしますし、ずっとあの人物には犯行は不可能だろうという設定だったのだから、最後にそこをご都合主義で軽くすませてしまったところがなんだかなあでした。しかも最後にヴァンスが取ったとっさの非常手段にも共感できませんでした。

というわけで、賛否が入り混じる複雑な読後感になりました。が、やはりミステリ史上に残る名作だと思います。
また、アマゾン検索時に、異なった翻訳がこんなにたくさん出ているのにびっくりしました。井上勇、中村能三、宇野利泰、平井呈一などそうそうたる顔ぶればかりです。個人的にはホラー幻想小説翻訳の大家平井呈一氏と、新訳の日暮雅道氏のものに興味があります。違った翻訳で読めばまた別の味があるでしょうか。
僧正殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 僧正殺人事件 (創元推理文庫)より
4488103049
No.29
(2pt)

小説というより、長い週刊実話を

読んでいるようでした。わたしには、ヴァン・ダインは合いません。
僧正殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 僧正殺人事件 (創元推理文庫)より
4488103049

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