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このミステリーがすごい! ベスト10 1994年版

宝島社『このミステリーがすごい!』国内編ベスト10
1994年版(1992年11月~1993年10月発行書籍)


このミステリーがすごい! 1994年版

参考:

このミステリーがすごい! 1994年版

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1位

高村薫:マークスの山 (ハヤカワ・ミステリワールド)
B 6.33pt - 6.52pt - 3.77pt

昭和51年南アルプスで播かれた犯罪の種は16年後、東京で連続殺人として開花した―精神に〈暗い山〉を抱える殺人者マークスが跳ぶ。

2位

山口雅也:キッド・ピストルズの妄想: パンク=マザーグースの事件簿 (光文社文庫)
A 10.00pt - 6.67pt - 4.50pt

塔から飛び降りた学者の死体が屋上で発見された!?北村薫氏絶賛の「神なき塔」をはじめ、ノアの箱舟を模した船での密室殺人「ノアの最後の航海」、貴族庭園の宝探しゲームが死体発見に発展す...

3位

稲見一良:セント・メリーのリボン 新装版 (光文社文庫)
B 7.00pt - 7.57pt - 4.40pt

失踪した猟犬探しを生業とする探偵・竜門卓の事務所に、盲導犬の行方を突き止めてほしいという仕事が舞い込んだ。

4位

大沢在昌:B・D・T [掟の街] 新装版 (角川文庫)
C 6.00pt - 6.33pt - 3.78pt

不法滞在外国人問題が深刻化する近未来東京。

5位

中島らも:ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)
S 7.00pt - 7.98pt - 4.44pt

アフリカにおける呪術医の研究でみごとな業績を示す民族学学者・大生部多一郎はテレビの人気タレント教授。

6位

加納朋子:魔法飛行 (創元推理文庫)
B 7.50pt - 6.65pt - 3.83pt

妙な振る舞いをする女の子、噂の幽霊を実地検証した顛末、受付嬢に売り子に奮闘した学園祭、クリスマス・イブの大事件……文章修業を始めた駒子が近況報告のように綴る物語は、謎めいた雰囲気...

7位

北村薫:冬のオペラ (角川文庫)
C 0.00pt - 5.40pt - 3.84pt

勤め先の二階にある「名探偵・巫弓彦」の事務所。

8位

逢坂剛:幻の祭典 (文春文庫)
B 0.00pt - 0.00pt - 4.40pt

ヒトラーなぞ糞くらえ!1936年、ナチス賛美のベルリン・オリンピックに対抗し、水面下で進められていたバルセロナの人民オリンピック。

9位

折原一:異人たちの館 (文春文庫)
A 6.67pt - 7.19pt - 3.68pt

8歳で児童文学賞を受賞し天才少年と呼ばれた小松原淳は、なぜ富士の樹海に消えたのか?母親の依頼で淳の伝記を書くことになった作家志望の島崎は、膨大な資料を読み、関係者に取材して淳の人...

10位

真保裕一:震源 (講談社文庫)
B 7.00pt - 7.10pt - 3.12pt

地震で津波が発生し、警報が遅れる事故が起こった。

11位

山口雅也:13人目の探偵士 (講談社文庫)
B 7.00pt - 7.30pt - 4.20pt

奇妙な童謡を模して、探偵ばかり狙う殺人鬼・猫。残忍かつ狡猾な見立て殺人は、13人目の犠牲者に向け研ぎ澄まされていった。

12位

泡坂妻夫:写楽百面相 (創元推理文庫)
D 4.00pt - 6.60pt - 4.50pt

時は寛政の改革の頃。

12位

貫井徳郎:慟哭 (創元推理文庫)
A 7.48pt - 7.55pt - 3.58pt

連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。

14位

二階堂黎人:聖アウスラ修道院の惨劇 (講談社文庫)
B 9.00pt - 6.43pt - 3.62pt

野尻湖畔にある修道院の塔で起こった二つの密室殺人。満開の桜の枝に、裸で逆さに吊るされた神父の首なし死体。

15位

大沢在昌:屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)
B 7.00pt - 6.67pt - 4.29pt

犯罪者たちから「新宿鮫」と恐れられる、新宿署刑事・鮫島。新宿の高級娼婦の元締め・浜倉が殺された。

16位

大沢在昌:無間人形―新宿鮫〈4〉 (光文社文庫)
B 6.33pt - 7.17pt - 4.26pt

新宿の若者たちの間で、舐めるだけで効く新型覚せい剤が流行り出した。

17位

麻耶雄嵩:夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫)
A 7.56pt - 7.00pt - 3.62pt

二十年前に死んだ美少女を偲び、孤島「和音(かずね)島」に集う男女を襲う惨劇。

18位

藤田宜永:ボディ・ピアスの少女 新装版: 探偵・竹花 (光文社文庫)
D 5.00pt - 4.50pt - 4.50pt

夏の深夜、探偵・竹花は男に襲われていた少女・夏子を助けるが、ボディ・ピアスをした彼女は翌朝消えていた。

19位

小池真理子:夜ごとの闇の奥底で (新潮文庫)
C 0.00pt - 6.50pt - 3.43pt

誤って恋人の脚本家を射殺してしまった妹をかばうため、凶器の拳銃を捨てようと山梨方面に車を走らせていたフリーライター、世良祐介。

19位

花村萬月:真夜中の犬 (光文社文庫)
C 0.00pt - 0.00pt - 3.50pt

深夜2時、渋谷。少年院から出たばかりの貢は、北勢会のチンピラを蹴り上げていた。


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