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ジャム さんのレビュー一覧
ジャムさんのページへレビュー数504件
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織井姫子は、パズル作家の父を持つ高校生。彼女の日常はパズルに満ちていていてアルバイトをするためにパズルを解き、家の鍵を開けるためにパズルを解き、誕生日プレゼントのためにパズルを解かなければならないという波乱万丈なものだった!パズル作家の著者が正に全編パズルまみれで贈る意欲作で表紙からして迷路が仕組まれているという凝ったものですが、さすがに最後の難問パズル20問を解かなければオチが読めないというのにはクラクラしました(笑)何問かルールが理解できるものは挑戦しましたが、結局1問も解けず(笑)残りは後で挑戦しよ(笑)
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マジックと森ミステリィの見事な融合!
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待望の刀城言耶シリーズ最新長編!今回は、湖の船という「密室」で起こった神男殺人とその後も矢継ぎ早に発生する神男連続殺人に挑む!相変わらず二転三転する真相、そして解明されないホラー部分などシリーズの魅力を十分に堪能できた。ただ、これまでに比べると結末があっさりしぎていて物足りなさは残ったかなあ。とはいえ、これまでで最長ページ数にも関わらずややこしい部分がほとんどなく流れるように一気に読めたのは良かった。
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初の中編。この短さでこの内容の濃さ、完成度はやはり天才!A子と憂鬱刑事のコンビも良し!
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小学5年生の凰介は、母を病気で亡くして父洋一郎と二人暮らしに。父との幸せな生活を願う凰介だったが、父の友人の妻で幼馴染の母が突然自殺し、さらにはその幼馴染の少女亜紀までが交通事故に遭ってしまい・・・。 「向日葵」ほどの衝撃はなかったものの、細部まで緻密に練られたミステリ的なプロットが導く先がこの「救いの物語」をより強固なものにして行き、「親子の再生」へとつながっていく様は道尾さんならではで「さすが」と思いました!
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第37回メフィスト賞受賞作。双子の兄弟のキャラと水槽蘊蓄、そして密室トリックが良かった。「本格ミステリに対する挑発」も浦賀とは別の意味で良し。
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これぞ、「交換殺人」モノの最高傑作!「鵜飼・朱美」視点、「流平・さくら」視点、そして「刑事」視点の3つが最後に一つにつながるさまがホントに綺麗で、本格ミステリの醍醐味を東川流ユーモアも混じりながら味わえる傑作!
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「四つの死」にまつわる「八つの不可能な謎」がたった一つの「解」で解かれる正に本格ミステリのお手本的傑作!ただ、残念なのは「火蛾」の古泉さんと同じく現在まで発表された長編がこれ一作のみということか。
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西澤さんらしいSF設定のミステリーの秀作!神麻嗣子、能解警部とタイプの違う二人の女性に囲まれる保科匡緒が羨ましい(笑)
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後に「虹の童子」と呼ばれる3悪党が狙うは、紀州随一の富豪にして82歳の女史柳川とし刀自。首尾よく彼女を誘拐し、身代金5千万を要求するもこれに刀自が憤慨。「100億や。それ以上はびた1文もまけられへん」と金額の釣り上げを申し出るばかりでなく、はては3人を逆に手玉にとりテレビ局を利用した一大事件へと自ら主導していく!週刊文春過去30年間のベスト1にも選ばれ今なお色褪せることないユーモアミステリの大傑作!年の功は亀の功といいますが、このおばあちゃんただじゃ死にません!(笑)
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金の力を使い事件を解決に導く「富豪刑事」神戸大助の縦横無尽な活躍を描く短編集!深キョン主演のドラマを先に観ていたので、トリックのネタはわかってしまい残念だったけれど、本当の「大富豪」である大助の父喜久右衛門さんはドラマの脚色でああいうキャラなのかと思っていたら既に原作でああだったのは良かった(笑)大助も金銭感覚こそ富豪のそれだったけれど、性格的には好青年だったのも吉。4編の中では、小説ならではの同時視点による仕掛けが炸裂した「富豪刑事のスティング」が一番好み。
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鏡家サーガ第2弾!浦賀とは違った意味で登場人物たちが壊れている。自分はこういう小説が好きなのか?
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第1回本格ミステリ大賞受賞作。全知全能の存在から電波によって地球を救うことを義務づけられた者が起こすのは、「その電波を妨害する」人間たちを殺して回ることだった!一見何の共通点もないと追われる被害者たちを結ぶミッシングリンクとは何か? とにかくこの600数ページを読むのはしんどかったです(笑)特に電波を盲信する犯人の描写が読みづらくて読みづらくて(苦笑)伏線はちゃんと張られてて本格ミステリ的にはうまくまとまっていたんですがね。まあ、知子さんとその周りの人たちのドタバタで楽しめたのでいいか(笑)
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霧舎学園シリーズ第4作のテーマは「交換殺人」!今回も確かに「交換殺人」の新たな試みを見せてくれましたが、前作に比べるとやや小粒な印象を受けたのがちょっと残念。ただ、既存のトリックに新境地を開拓せんとする「本格魂」は今回もさすがと唸らされました!
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それぞれがなくしたものを抱えながらも、前向きに生きていこうとする人々を描いた心温まる8つの短編たち。特にお気に入りは、デブ猫宅配便がつなぐサトルとタカキの交流を描いた表題作の「モノレールねこ」、ちょっと不思議な偽装結婚がテーマの「シンデレラのお城」、死んだ娘が1年おきに同じホテルの同じ部屋に現れる「セイムタイム・ネクストイヤー」、ザリガニのバルタンが家族を守る「バルタン最期の日」。やっぱり、加納さんの優しい世界はすっと胸に入ってきて癒されます。
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密室、双子、名探偵対決など古典本格の面白さがギュッと詰まっている傑作!
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小説界の裏事情?に迫った問題作!密室本として刊行されただけあって、浦賀ならではの鬼畜トリックが炸裂!
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ファンタジー&ホラーの分野で活躍する小野不由美、初の本格ミステリ。孤島での殺人といい、雰囲気といい、ホラー的な感じが面白かった。
山本小夜子さんによる漫画版もおすすめ! |
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【ネタバレかも!?】
(4件の連絡あり)[?]
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語を知らない自分でも十二分以上に愉しめた。解説で霞さんが言及されていた通り、「落語」と「本格ミステリ」は似ているなあと思いました。見立て殺人と名作落語「七度狐」、閉鎖的な村社会と落語の世襲制などなど落語とミステリが見事にリンクした傑作!落語って面白い!
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