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ジャム さんのレビュー一覧

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レビュー数504

全504件 361~380 19/26ページ

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No.144:
(8pt)

黒猫館の殺人の感想

十角館、人形館につぎ、まんまとやられました!

▼以下、ネタバレ感想
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黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)
綾辻行人黒猫館の殺人 についてのレビュー
No.143: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

しあわせの書〜迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術の感想

まだこんなすごいトリックが眠っていたなんて!本作が新本格黎明直前に発売されていたことにも二度驚きました!マジシャンでもあった泡坂さんの本を使ったトリックに驚嘆間違いなし!
しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)
No.142: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

江神二郎の洞察の感想

アリス入部からマリア入部までの1年を描いた江神シリーズ初短編集!今年の締めに相応しい上質でロジカルな本格ミステリ短編集の玉手箱でした!特に切ない青春の味がする「桜川オフィーリア」、EMCの面々の推理合戦が楽しい「四分間では短すぎる」、そしてモチが執筆した犯人当てを大晦日にアリスが解いていくとその作品が本格ミステリの根本的な問題を孕んでいると江神さんに指摘される書下ろしの「除夜を歩く」の3編が印象深かったです!
江神二郎の洞察 (創元推理文庫)
有栖川有栖江神二郎の洞察 についてのレビュー
No.141:
(7pt)

三毛猫ホームズの推理の感想

人気シリーズ「三毛猫ホームズ」第1弾!片山刑事の恋愛はもちろんのこと、密室トリック、意外な犯人と推理部分としての魅力も一級品の傑作!
三毛猫ホームズの推理 (角川文庫 (5680))
赤川次郎三毛猫ホームズの推理 についてのレビュー
No.140:
(7pt)

浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗っての感想

浜村渚シリーズ、待望の最新作!やっぱり、このシリーズ面白いです!今回も「モンキー・ホール・クイズショウ」から始まり、折り紙テロリストとの対決、「事情だらけの病院」、そしてなんといっても真骨頂は本邦初のミュージカル数学小説「オペラ座の未知数」!渚が歌って踊って「方程式」を解く姿が楽しいです!ストーリー的にもまさかの展開が最後に待ち受けていますし、これからも渚と共に数学を楽しんでいきたいですね!また、解説のモトエ恵介さんによる漫画版も近く連載開始とのことでそちらも楽しみです!あとは、アニメ化されればなあ(笑)
浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)
No.139:
(7pt)

ゼロ時間への感想

すべての事件は「ゼロ事件」へ!傑作です!
ゼロ時間へ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティゼロ時間へ についてのレビュー
No.138:
(6pt)

神のふたつの貌の感想

牧師の息子として生まれた早乙女は、生まれついての「無痛症」に悩まされそのために人の痛みがわからない人間なのではないかと思い悩みやがて神の声を聞きたいと一途に望むようになる。しかし、彼が神の声を聞くに至る道とは同時に自らを血まみれの殺人者へと導く道だったのだ! このトリックは第3章の最初の方で見当が付いて実際その通りだったのですが、最後で明かされるあの事実までは気づけませんでした(笑)にしても、物語的には面白く読めたのですがあまりにも異常な父子の宗教観とその結末には最後まで置いてけぼりを食らいましたね(笑)
神のふたつの貌 (文春文庫)
貫井徳郎神のふたつの貌 についてのレビュー
No.137:
(6pt)

猫島ハウスの騒動の感想

神奈川県葉崎市にある猫の楽園「猫島」では、台風の到来を間近に控えかつてない騒動が矢継ぎ早に発生していた。ビーチでナンパ青年がみつけたナイフを突き立てられた猫のはく製、マリンバイクで海の上を暴走中に崖から落ちてきた男と偶然にも衝突、そしてついに殺人事件まで!若竹さんの長編作品は初めてでしたが、女性の作家とは思えないほど下ネタが乱発していてしかもそれが事件の手掛かりになっているというなんともユーモア溢れる猫だらけのミステリでした(笑)ただ、「修学旅行の一件」が最後まで明かされなかったのはちょっと未消化でしたね。

猫島ハウスの騒動 (光文社文庫)
若竹七海猫島ハウスの騒動 についてのレビュー
No.136:
(7pt)

編集長連続殺人の感想

編集長が就任する度に殺されてしまうというミステリー。設定、展開ともに良い。
編集長連続殺人―13日目の惨劇 (角川文庫)
吉村達也編集長連続殺人 についてのレビュー
No.135:
(6pt)

チャット隠れ鬼の感想

チャットを舞台にしたミステリー。今でこそチャットはネット社会の一つのコミュニティとして成立しているが、本作刊行当時はまだまだ知名度が低く、その中でこのようなネット社会の闇に切り込んだ作品を書いたことは評価できる快作!
チャット隠れ鬼 (光文社文庫)
山口雅也チャット隠れ鬼 についてのレビュー
No.134:
(7pt)

極限推理コロシアムの感想

第30回メフィスト賞受賞作。ドキドキしながら読めた。春と冬の館、両方の事件のつながり方もすっきりした。
極限推理コロシアム (講談社文庫)
矢野龍王極限推理コロシアム についてのレビュー
No.133:
(7pt)

なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?の感想

ユーモアミステリーの傑作!タイトルに惹かれて、読みました(笑)

なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
No.132: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ボトルネックの感想

「もし自分が生まれなかった世界があったら、その世界ではどんなことが起こり得たのか?」主人公リョウは存在しないはずの姉が存在し同時に「自分が生まれなかった世界」に迷い込むが、そこでは自分の世界では起こらなかった出来事が次々と起きていることを知り、「姉」と自分の立ち回りの差に徐々に打ちひしがれてく。あまりに切なくあまりに残酷な米澤青春群像劇の極北!自分がリョウだったらどんな選択をするだろう?
ボトルネック
米澤穂信ボトルネック についてのレビュー
No.131:
(7pt)

犬神家の一族の感想

人間ドラマと本格推理の魅力が重なった傑作!映画も良いですが、原作はなお良いです!
犬神家の一族 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史犬神家の一族 についてのレビュー
No.130: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

まどろみ消去の感想

森博嗣、初の短編集!粒揃いの短編の中でのおすすめは犀川&萌絵も登場する「誰もいなくなった」!
まどろみ消去―MISSING UNDER THE MISTLETOE (講談社文庫)
森博嗣まどろみ消去 についてのレビュー
No.129: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

密室の如き籠るものの感想

刀城言耶シリーズ初中短編集!長編に比べるとやや物足りなさはあったものの、刀城と編集者の祖父江偲との絡みが良かった(笑)また、4編の中ではやはり中編の「密室」が密室抗議やこっくりさんなどの雰囲気、相変わらずのどんでん返しの真相(密室トリックもなかなか盲点をついてたし)などでもっとも読ませてくれた。
密室の如き籠るもの (講談社文庫)
三津田信三密室の如き籠るもの についてのレビュー
No.128:
(7pt)

あいにくの雨での感想

烏有の弟、烏兎登場!雪の密室の謎解きから始まる切ない青春ミステリー!
あいにくの雨で (集英社文庫)
麻耶雄嵩あいにくの雨で についてのレビュー
No.127: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

向日葵の咲かない夏の感想

小学4年生の僕は終業式の日、クラスメイトのS君が自宅で首を吊っている姿を発見する!しかし、その1週間後S君はあるものに姿を変え「僕は殺されたんだ」と訴えてきたのだった!かくして僕と妹のミカは彼の無念を晴らすため、事件の謎を追っていく。 いやあ、これにはちょっと驚きました。もうこの手のものには何回も騙されて尽くしてるのに、途中でなんかおかしいぞとは気づくもののなんでやられちゃうのかなあ(笑)緻密な本格ミステリと人間の本性をあぶり出すドラマが合わさった傑作!ネタがあれなのでコミカルな部分があるのも良かった(笑)
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
道尾秀介向日葵の咲かない夏 についてのレビュー
No.126:
(6pt)

完全犯罪に猫は何匹必要か?の感想

453pという長編にも関わらず、絶妙な登場人物たちのコントと魅力的なトリックたちで全く長さを感じさせず流れるように読めた!東川さんは長編も素晴らしいので、「謎解き」で気にいった方はぜひどうぞ!また、全編猫が事件に絡んでくるので猫好きにもおすすめです(笑)
完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫)
東川篤哉完全犯罪に猫は何匹必要か? についてのレビュー
No.125:
(7pt)

まもなく電車が出現しますの感想

日常系学園ミステリの新旗手似鳥鶏による短編集!この人はやはりどちらかというと軽い短編より少し長めの作品のほうがより味が出るので、そういう意味で約100pの中編「今日から彼氏」が一番読み応えがありました!
まもなく電車が出現します (創元推理文庫)
似鳥鶏まもなく電車が出現します についてのレビュー