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ジャム さんのレビュー一覧
ジャムさんのページへレビュー数504件
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石持浅海の長編デビュー作!アイルランドの宿屋で起こる連続殺人に日本人研究者が挑む!推理小説としての謎解きの楽しみを存分に味わえた傑作!
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個人的に速水3兄弟シリーズで一番好き。この短さで、この衝撃は他にない。
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初赤川作品は深田恭子さん主演で映画化された長編第1作。青春あり推理ありスリルあり、と大満足の内容、個人的に赤川さんの文体が一番読みやすく、普段読むのが遅い私でもほぼ一気読みでした!
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数学少女浜村渚シリーズ第3弾!今回は前2作よりも問題が高度になっていて、元から数学的思考ではない自分にはまだ完全には理解できていないものもあるんですが相変わらず個性的なキャラたち、次々と流れるような展開もあり、またもハイスピードで読了!特にパラドックス理論をRPG風に読者に挑戦してくる「クレタ島・嘘つき迷宮」、館ものの物理トリックを数学的な図形で創ってみせた『「プラトン立体城」殺人事件』が本格ミステリファンとしては面白く読めた(笑)このシリーズを読んでるともっと数学を理解したくなりますね!
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発表当時、賛否両論を巻き起こした問題作にして傑作!この手のトリックの原点。もちろん、「フェア」だと思います!
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いまやミステリ界になくてはならない存在にまでなった米澤さんの記念すべきデビュー作にして、古典部シリーズ第1作。トリックのネタの意味が分からなくて、辞書で調べた自分の語学力って一体(笑)古典部シリーズも小市民シリーズと同じく気楽にサクサク読める「日常の謎」を扱っていて好感を持てたので、これから読んでいきたいと思います!
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八つ墓村を超える大量殺人!推理より恋とスリルに満ちた作品。八つ墓村を愉しめた読者なら、気に入るはず。もちろん、かくいう自分も気に入りました!
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刀城言耶シリーズ第4弾!シリーズ中最もホラー色が強く、特に冒頭の「忌み山の一夜」は描写に迫力があり怖かった。本格ミステリ的には相変わらず2転3転する真相も良かったが、一番はやっぱりメイントリックの「一家消失の謎」。まんまとしてやられた感が強く、やっぱり三津田さんは一発大トリックの神だなあと改めて感じた。一生憑いて行きます(笑)
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「夏と冬の奏鳴曲」の続編。記憶を失った烏有の葛藤と、メルカトルのとんでも探偵ぶりが際立つ快作!
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雨が狂わす二組の兄弟のあやまちとは?ぐいぐい世界観にひっぱる力は見事ですが、傑作「ラットマン」に比べるとミステリ的な意味では真新しい驚きがなかったのが少し残念。しかし、二組の兄弟の再生の人間ドラマには胸打たれるものがありました!
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烏賊川市シリーズ第2弾!名探偵鵜飼、一番弟子流平、二番弟子?朱美、そして刑事二人など個性的なキャラが繰り広げるドタバタ劇と殺人事件の謎ときが絶妙に絡み合う傑作!銃弾のトリックも丁寧に伏線が張られていて良かった。
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「生首に聞いてみろ」以来8年ぶりの法月モノ長編!夢の島、イクル君、うさぴょん、カネゴンと呼ばれる互いに見も知らぬ4人の男たちは4枚のトランプに従って、「四重交換殺人」を企むのだが・・・。派手なトリックこそないものの、相変わらず法月さんは緻密なロジックを展開してくれます!「キングを探せ」というタイトルも最後まで読めば、正にこれ以外あり得ないなと最後の一行まで読むと納得します!
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リボンに真っ黒な顔でおまけに巨乳のアイドル七瀬かりんの亡霊―人呼んで「鋼人七瀬」が鉄骨を振り回し、道行く市民たちに襲いかかる!そんな都市伝説がまことしやかに流される都市にやってきた一眼一足の美少女岩永琴子と異能を持つ青年桜川九郎の凸凹コンビがついに現実の怪異となった「鋼人七瀬」打倒に挑む!最初から事件には謎などなく、岩永は虚構を積み重ねることで嘘を本当のようにして怪物を倒していくというゲーム世代、ネット世代ならではのミステリでこれはこれで楽しめたんですが、これをミステリと評価していいのかは悩みますね(笑)
まあ、でもこれで同票とはいえ昨年度の本格ミステリ大賞を一定の識者たちの評価を得て受賞したわけですから、推理を多重に組み立てて一つの結論に達するという筋立て運びは見事でしたし、嘘とはいえ嘘も本当のように語れば本格ミステリとなるということでこれも本格の一つの形かなと思ったりもしますが(笑) 最後にこの書き方だと次作以降も想定していそうなので大賞をとったからには2作目をぜひ書いて欲しいと思います!案外この設定で嵐の山荘とかクローズドサークルをやったら面白いかも?(笑) |
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第21回メフィスト賞受賞作。先輩、浦賀の「記憶の果て」を意識した冒頭。でも、浦賀とは違った意味での新たな青春小説の旗手の誕生を感じた。
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異色の第17回メフィスト賞受賞作!イスラム教の修行僧が体験する密室殺人。厚いノベルスが多いなかで、この短さでまとめあげたのがすごい!後世まで残る傑作だと思うが、発表後10年以上経った現在でも第2作が出ていないのが惜しい。
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事故で死んだ夫が残された妻を守るため、いろんな人に乗り移って様々な事件を解く心温まる話。子育てとかしたことない自分でも見守る夫や奮闘する妻に素直に感情移入できた傑作!個性的な3老婆の存在も良かったなあ(笑)
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高校の頃の初読時に「アンフェアだ!」と思って長らく封印していましたが、大人になって今回再読した時には素直に「フェア」だと思い直しました(笑)そういう意味で、自分の中では「十角館」と同じぐらい思い入れが深い作品です(笑)
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密室、アリバイ、ダイイング・メッセージ講義などミステリ初心者にも分かりやすく、しかも従来の評論ではなく小説として愉しみながら学べるミステリの新教科書!意外な犯人には、いい意味で驚かされた(笑)今度からミステリを知らない人にはこれをまず薦めようっと(笑)
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やっぱりこのシリーズいいですね!コンパクトで読みやすいし、キャラも立ってるしトリックも今回は「アリバイ崩し」とミステリファンの裏をかいたどんでん返しが最高でした。なにより、この短さでうまく話をまとめてるのがすごい!
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