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ジャム さんのレビュー一覧

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レビュー数504

全504件 241~260 13/26ページ

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No.264: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

数奇にして模型の感想

作者の趣味である模型と理系ミステリィが重なった快作!
数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)
森博嗣数奇にして模型 についてのレビュー
No.263:
(7pt)

ついてくるものの感想

ミステリというより全体的にはホラー重視に傾いた短編集で三津田さんのミステリ要素のが好きな自分としては少し物足りませんでしたが、それでも「八幡藪知らず」はゾクゾクしたし、刀城言耶の短編「椅子の如き座るもの」は久しぶりに阿武隈川烏先輩のとんでもぶりがみれて良かったです(笑)江戸川乱歩の「人間椅子」とはまた違った正に「人間椅子そのもの」が出てきたのにもニヤリとさせられましたし(笑)



ついてくるもの (講談社ノベルス)
三津田信三ついてくるもの についてのレビュー
No.262:
(7pt)

名探偵 木更津悠也の感想

第2短編集。木更津&香月の名コンビが活躍する傑作4編を収録!特に「白幽霊」は、いろんな意味で傑作!

▼以下、ネタバレ感想
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名探偵 木更津悠也 (光文社文庫)
麻耶雄嵩名探偵 木更津悠也 についてのレビュー
No.261: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

予知夢の感想

ガリレオシリーズ第2弾。個人的にはこちらのほうが好み。
予知夢 (文春文庫)
東野圭吾予知夢 についてのレビュー
No.260: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

館島の感想

瀬戸内海に浮かぶ横島に建つ螺旋階段が展望室を結ぶ六角系の奇妙な館で設計者で岡山県内でのみ有名な建築家が墜落死する!しかし、肝心の墜落現場はどこにも見当たらず事件は迷宮入りに。半年後、再び館では奇妙な不可能犯罪が続発する!果たして、自意識過剰の女探偵と下心丸出しの刑事のコンビはこの謎を解き明かせるのか? 東川さんの作品はいろいろ読んできましたが、今回は正統派のガチガチの本格ミステリ!特にミステリを読み込んできた自分ですら「まだあったのか!」と思わせる大がかりな物理トリックには舌を巻きました!
勿論東川作品おなじみのドタバタ劇の中にも巧妙に伏線を張るというやり方も健在!笑ってばかりいると、小説の登場人物のように騙されますよ奥さん(笑)
館島 (創元推理文庫)
東川篤哉館島 についてのレビュー
No.259:
(7pt)

少年名探偵 虹北恭助のハイスクール・アドベンチャーの感想

シリーズ最終章!恭助、響子もあっという間に高校生になり、新キャラも恭助のライバル?にしてミス研部長の沢田京太郎、フランスからきた三度の飯より蕎麦好きなミリリットル真衛門、その妹で恭助ラブの14歳美絵留など個性豊かな面々が登場!特に良かったのは最終章での沢田さんと若旦那一行の夢?のコラボ(笑)最後ははやみねさんらしくハッピーエンドで終わって良かった。さあ、残すは「フランス編」のみ!
少年名探偵 虹北恭助のハイスクール☆アドベンチャー 新装版 上 (星海社FICTIONS)
No.258: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

聯愁殺の感想

連続無差別殺人の唯一の生き残りである梢絵は自分を襲った男の動機を知るためにミステリ作家、元刑事、犯罪心理学者らが集う「恋謎会」へ依頼。こうして、大晦日の夜に「推理合戦」の火蓋が切って落とされた-! これは、ほとんどのページが「解決編」といってもいい怒涛の「推理合戦」の連続でそれぞれの仮説がいかにも本格ミステリらしく突拍子のないもので一本格ファン として大いに楽しめました(笑)しかも、「推理合戦」の末の結末が「そうきたか!」と思わせる大ドンでん返しでまんまと嵌められました(笑)必然的なダークなラストも良し。


聯愁殺: 新装版 (中公文庫, に18-9)
西澤保彦聯愁殺 についてのレビュー
No.257:
(7pt)

奇跡島の不思議の感想

手塚治虫ファンの二階堂黎人らしいカバーの表紙になる作品。徹底的にフーダニットにこだわった野心作!意外な探偵役も良かった。
奇跡島の不思議 (角川文庫)
二階堂黎人奇跡島の不思議 についてのレビュー
No.256: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

夏服パースペクティヴの感想

ミステリ的には前回のような大技ではなく、いくつもの密室事件を中心とした小技が炸裂という印象で「大技派」の自分としては複雑すぎるのも相まってやや不満足でしたが・・・それより何より「かわいすぎる」名探偵樋口真由が時にツンツン、時に優しく、時にドジり、時に正義のために怒り・・・という前作以上のキャラ立ちぶりに萌えまくりでした(笑)渉が恋する気持ちもわかるかも(笑)というわけで、第3作にも勿論期待大です!
夏服パースペクティヴ (角川文庫)
長沢樹夏服パースペクティヴ についてのレビュー
No.255:
(8pt)

密室キングダムの感想

次々に起こる密室連続殺人!昭和の天才奇術師の影に潜む昭和という時代が生んだ「アンチ壇上のメフィスト」の闇!本格ミステリの愉しみと昭和型犯罪の闇を鮮やかに描き出した大傑作!

密室キングダム (光文社文庫)
柄刀一密室キングダム についてのレビュー
No.254:
(5pt)

悪魔と詐欺師の感想

自殺、事故、殺人など関係がないと思われる解決したはずの事件を一本に結ぶものとは?秋、ザギ、リべザルのお馴染み薬屋3人衆がその謎に挑むシリーズ第3弾!相変わらずリべザルを中心としたキャラ小説という印象で、今回は結局謎もすっきりと分かりやすく解説されなかったのでちょっと消化不良気味かな(笑)
悪魔と詐欺師〈薬屋探偵妖綺談〉 (講談社文庫)
高里椎奈悪魔と詐欺師 についてのレビュー
No.253:
(7pt)

カーニバルの感想

(一輪の花)ビリオン・キラーが企てる未曽有の大惨事「犯罪オリンピック」開幕前夜にJDCの探偵たちは何を想う?そして、悲劇の引き金を引いたある人物の行動とは?流水大説最長作「カーニバル」ここに開幕!相変わらず御大の言葉遊びには翻弄されっぱなしでした(笑)

(二輪の草)ついに人類史上最大の悲劇「犯罪オリンピック」が開幕!犯罪集団「RIZE」の企てる「犯罪革命」に「DOLL」、新総代が就任した新生「JDC」の探偵たちはどう挑む?全13編のエピソードでのお気に入りは、自分の場合最後の「第13週」です。龍宮城之介が仕掛けた「うそつきゲーム」(特にゲーム名が記されていなかったので勝手に命名)が面白かったです(笑)

(三輪の層)止まることを知らない「犯罪オリンピック」にDOLL、JDCの名探偵たちも為すすべなしか?そして、ついに明かされる犯罪組織「RIZE」の驚愕すべき全貌とは?今回のエピソード中で特に良かったのはピラミッド、クリスマス水野兄弟の深き絆が明かされる第20週です!

(四輪の牛)最強美貌探偵九十九十九と犬神夜叉が遭遇した難事件から始まり、「犯罪オリンピック」はいよいよ後半戦開始!「RIZE」の本拠地「神聖城(サンクチャリ)」に集められたJDCの面々の前で明かされる驚愕の真実とは?今更言うまでもなく、相変わらず「流水大説」はスケールが馬鹿でかいです(笑)「人類最後の事件」がどのような結末を迎えるのか最後まで付き合いたいと思います(笑)

(五輪の書)刻一刻と迫る人類滅亡の日「カーニバル・デイ」!最終兵器「コズミック・ボム」発射をJDCの精鋭たちは阻止できるのか?そして、明かされる「ビリオン・キラー」の不可能を可能とした超絶トリックの真相とは?想像の限界を遥かに超えた壮大すぎる事件の真相で、もはやここまでやると「ミステリじゃない!」「小説じゃない!」「大説だ!」と叫びたくなりました(笑)そして、本書を存分に愉しみつくした自分は作中でいう「神人」だと信じたいです(笑)
カーニバル 五輪の書 (講談社文庫)
清涼院流水カーニバル についてのレビュー
No.252:
(7pt)

美濃牛の感想

横溝的世界を現代風にした第2作。牛の育てた方など細かい蘊蓄も楽しい作品。
美濃牛 (講談社文庫)
殊能将之美濃牛 についてのレビュー
No.251:
(7pt)

青酸クリームソーダ 〈鏡家サーガ〉入門編の感想

待望の「鏡家サーガ」第5弾にして、入門編!ぶっ飛んだ長男潤一郎が大活躍?個人的に殺人鬼「灰掛めじか」と探偵「公彦」の関係が良かった。
青酸クリームソーダ〈鏡家サーガ〉入門編 (講談社ノベルス)
No.250:
(6pt)

十月は二人三脚の消去法推理の感想

久々の霧舎学園シリーズ・・・のおかげか、前作からの細かい伏線をすっかり忘れていました(笑)今回は謎的にはちょっと軽くて物足りない感は少しありましたが、シリーズ読者には嬉しいあのキャラが久々に帰ってきたのでそこは良かったです(笑)
十月は二人三脚の消去法推理 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス)
霧舎巧十月は二人三脚の消去法推理 についてのレビュー
No.249:
(8pt)

絡新婦の理の感想

シリーズ第5弾にしてもっとも分厚い京極小説。冒頭の桜のシーンは映画、アニメ化したら美しいと思います。もちろん、推理小説としての質もシリーズ1、2を争う出来!
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)
京極夏彦絡新婦の理 についてのレビュー
No.248:
(7pt)

『ギロチン城』殺人事件の感想

第3作に次ぎ、高レベルな仕掛け満載の「城シリーズ」第4作!物理トリックの新旗手の真骨頂!第5作「石球城」も楽しみ。
『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫)
北山猛邦『ギロチン城』殺人事件 についてのレビュー
No.247: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (3件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

沙羅は和子の名を呼ぶの感想

「日常の謎」の名手加納朋子が挑む「異世界への冒険」をテーマにした短編集!特に冒頭の生霊の愛らしい女の子が出てきて一気に惹きこまれる「黒いベールの貴婦人」、二重に仕組まれた仕掛けが見事な伝書鳩と謎の男の子と女子大生の一夏のミステリ「フリージング・サマー」、そしてまんまと双子の叙述トリックにひっかけられた「オレンジの半分」が好みだった!ちなみに表題作の「沙羅は和子の名を呼ぶ」は加納さんにしては結構ダークテイストで設定自体は惹かれたんですが、もう少し救いが欲しかったかな。
沙羅は和子の名を呼ぶ (集英社文庫)
加納朋子沙羅は和子の名を呼ぶ についてのレビュー
No.246:
(8pt)

サマー・アポカリプスの感想

矢吹駆シリーズ第2作!前作以上の謎に哲学。不可能犯罪の魅力的な解明。傑作!
サマー・アポカリプス (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
笠井潔サマー・アポカリプス についてのレビュー
No.245:
(7pt)

天帝妖狐の感想

表題作はもちろん良かったのですが、同収録の「A MASKED BALL」のほうが個人的には好み。一気読みするほど、乙一ワールドに引き込まれました。
天帝妖狐 (集英社文庫)
乙一天帝妖狐 についてのレビュー